![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/3893740/rectangle_large_681540b60793e2199561bbd2f282605b.jpg?width=1200)
LibreOfficeで正規分布曲線付きヒストグラム~PSPP使用編~
累積分布関数の値は、PSPP上で求めても問題ありません。
LibreOfficeで作成したのと同じ度数分布表を、PSPP上で作成します。
・[ファイル]→[新規作成]→[データ]を選択。
・[変数ビュー]で変数に「階級上限値」「階級値」「度数」と名前を付ける。
・[データビュー]に戻り、それぞれの値を入力する。
平均32035.75円、標準偏差2001.89円は元々与えられていますので、それをそのまま利用します。
これを元に、累積分布関数の値を計算します。
・[変換]→[変数の計算]を選択。
・[目標変数]に「累積分布」と入力。
・[数式]に[関数]から「CDF.NORMAL」を指定する(関数を選択状態にして[▲]をクリック)。
・「CDF.NORMAL (?,?,?)」となっているので、左の?に「階級上限値」を指定し、中央の?に平均、右の?に標準偏差を入力する。(「CDF.NORMAL」は、LibreOfficeの「NORMDIST」に相当する関数)。
[数式]欄は、
CDF.NORMAL(階級上限値,32035.75,2001.89)
となっています。
・[OK]をクリック。
これで、累積分布関数の値が求められました。
これをエキスポートして、LibreOfficeで読み込み、「LibreOfficeで正規分布曲線付きヒストグラム」の、累積分布関数の値を求めた後のところを実行すれば大丈夫です。
※エキスポートについては、「[PSPP]インポート、エキスポート、マージ」を参照してください。
変数名なしで、データのみであれば、コピー・ペーストでLibreOfficeに貼り付けることは可能です。