Extra.パワードスーツとともに(2)日本SFの場合
日本SFにおけるパワードスーツ日本のSFにおけるパワードスーツを考える場合、アニメ・マンガ・特撮によるところが大きい。日本のTVアニメの最初期の三作『鉄腕アトム』『エイトマン』『鉄人28号』はいずれもロボットSFであった(「エイトマン」は人間の記憶を持っていて、作中ではサイボーグと呼称されている)。1972年の『マジンガーZ』で搭乗型のロボットが登場、これが決定打となり、日本の巨大ロボットアニメの潮流が形作られた。その一方で、石森章太郎(後、石ノ森章太郎)による『サイボーグ0