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Illustration for King Lear Act.4 230628

SINです。文藝描画要員です
単品絵を載せています

対象書籍は下記です

リア王
シェイクスピア作
野島秀勝訳
岩波書店出版


最上の見せ場と思しき涙ちょちょ切れの場面、左から家来カイアスに扮したケント、紳士、コーディーリア、リア、侍医
父のように慕うと言っていたくらいなので、この2人の和解を誰よりも喜び、誰よりも感激したのはケントだろうなと言う想像です

侍医の服は、服飾資料の中世衣装より拝借しましたの
実はこのお医者さんとのやり取りで、コーディーリア、貴方危なっかしいわよッと思うシーンがあるのですが、それと言うのが、"リアが正気に戻る術を知る者があるならわたくしの全財産を授けよう"と言うもので
即座にこの侍医さん答える訳ですよ
おお、中々自分に正直なお医者さんだなと、初出版から今に至るまでの他の読者、当時の上演観客や今に至るまで観た観客も思ったんじゃないかなと思うとちょっと突っ込まずにはいられなくなる場面ですが
コーディーリア見ぐるみ擦ってしまうまでの秒読み感が怖いなと、初めて読んだ時も思ったものでしたが、きっとシェイクスピア氏そこまで考えずに書いたか、考えたとしても"その突っ込みを待っていたッッ"みたいな感じであっさり済ませたのだろうなと、今となっては思います
それは何だかとてもお茶目で可愛い🖤🖤うふ🖤🖤🖤
芸術表現する人の中には純粋な人と斜め上目線の人、俗っぽい人と高潔な人、はたまたその中間もしくはどちらでもない人それぞれいると思いますが、わたくしは魔神なので斜め上ですし俗っぽいのでありますッ

紳士は純粋に王家に忠誠心を持っているイメージで書きましたので、ケントよりは一線引いた距離感でも、この親子の再会は喜んだだろうと思いました

©2022-2023 psmSIN


最後までご覧下さり有難うございます🌱


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