グラベルバイクでフォトグラフ -蓮と睡蓮、時々フルーツ-
梅雨の中休みで晴れた週末の朝のお話。
今回も写真盛りだくさんで書く。
思ったよりも風が強かったが前日から決めていたように安曇野方面へ写真を撮りに行くことにした。
今回の相棒は前日と同じでグラベルバイクであるCannondale Topstone Carbon Lefty3、カメラはSony α7IV + FE 70-200mm F4.0 Macro G IIを担ぎ、ウィエストバッグにCanon EOS M6 Mark II + EF-M 32mm F1.8を入れて出かけた。
早朝の松本城で蓮の花を撮影
まずは松本駅を経由して恒例の松本城へ向かった。
まだ電車が動き出す前の静けさが好き。
松本城へ行ったのは、そろそろ咲いているだろう蓮の花を撮影するためだった。
まだ先週は蕾が多かったが、この日はいくつもの花が咲いていて、散っている花もあるくらいだった。
蓮の花の咲く期間は短いらしい。
せっかく200mmのレンズを持ってきていたので松本城の天守閣をアップで撮ってみた。
最後に松本城に登ったのは中学生のときだったと思うので、人が少ない時に久しぶりに登ってみたい。
あの急な階段は怖いけど。
山間の池にひっそりと咲く睡蓮と紫陽花
松本城を後にして安曇野方面へ向かった。
今回の目的地は数週間前に行った山間の池である。
その時はロードバイクで行ったので持っていく機材に制限があり、カメラとレンズの構成が良くなかったのでリベンジしたかったのだ。
松本城は松本盆地の一番底にあるので、そこから西側の山の方に登っていくことになる。
幸い風は追い風に近かったので車重のあるグラベルバイクでも苦しくはなかった。
目的地の池に着くと睡蓮と紫陽花が満開でとてもいいタイミングだった。
先客の高齢の方が三脚を立てて写真撮影をしていたので、邪魔にならないように二つのカメラを使って撮影を楽しんだ。
ここは山に囲われているので風の影響を受けずに撮影を楽しむことができる。
風があると花も水面も揺れるのでクッキリとした写真を撮るのが難しい。
本当に良い条件だったと思う。
そんな条件で撮影した写真をいくつか載せておく。
風の影響を受けなかったので水面に写り込んでいる睡蓮や紫陽花を強調してみた。
もっとたくさん撮影したのだが睡蓮はこれくらいにしておく。
この池の周りには紫陽花が咲いている。
私のウデと感性では紫陽花と睡蓮を一緒に収めるような撮影はできなかったので、紫陽花だけ撮ってみた。
昨日も紫陽花を撮ったが、昨日は曇りだったので光があると鮮やかに写すことができる。
カメラって光を操るものなんだなと改めて思った。
すくすく育つ農産物たち
池で写真撮影を楽しんだあとはブラブラと走りながら目についたものを写真を撮りながら帰った。
今回走ったは道は「サラダ街道」という名前がついていて、その名の通り野菜や果物の畑が続く。
もう少ししたら食べ頃なスイカ、夏から秋に入る頃には食べごろになるであろうブドウ、秋には真っ赤に色づくリンゴ、新そばが楽しみなソバなどなど。
どれもこのあたりの特産品である。
ぜひ、ふるさと納税の返礼品にどうぞ。
そんな農産物たち。
そんな感じで写真を撮りながら帰路についていて、いつも通る梓川を渡れる通路で帰ろうと思ったのだが、昨日の豪雨で道が通れなくなっていた。
最近は通れることの方が少ない気がするけど気候変動の影響かなとちょっと心配になりながら来た道を折り返して家に帰った。
おわりに
今回は天気が良かったので私としては満足できる写真を撮ることができた。
やはりカメラって光が大事なんだなと再認識した。
極端な話、私のような初心者レベルの腕では、条件がそろえばiPhoneで撮った写真でも区別がつかない・・・。
とある日の午後に子供を習い事に連れて行った時に暇だったので、iPhone13Proで街に咲いていた雨上がりでお日様が出てきた時の紫陽花をRaw撮影してモバイル版のLightroomで現像した写真がこちら。
ボケ感はちょっと美しくない気がするけどスマホで見るなら十分すぎる品質だと思う。
梅雨時期に撮りたかった写真はこの週末で撮り終えた。
これで心置きなくキャンプへ行ける。
今度の週末は3連休なので雨が降ってもホームのキャンプ場へ行ってソロキャンでのんびりする気満々なのであるが、途中で心が折れないか心配。
おしまい。