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動画編集アプリをFinal Cut Proへ移行した話
ここのところ写真記事が多かったので、今回は文字のみの動画編集アプリをiPad Pro + LumaFusionからMacBook Pro + Final Cut Proへ移行したというお話です。
私の動画編集アプリ遍歴
ざっと書くと、
MacBook + iMovie
→iPad Pro + LumaFusion & GoPro Quik
→MacBook Pro + Adobe Premiere Element
→iPad Pro + LumaFusion
→MacBook Pro + Final Cut Pro
です。
最初はMacBookに標準インストールされていたiMovieを使って動画編集をしていました。
しかし、iPad Proを使い始めたのをきっかけにLumaFusionへ乗り換え、さらにGoProを使い始めたのをきっかけに、簡単に動画を作りたいときだけGoPro Quikを使い長編はLumaFusionという二刀流で運用してきました。
その後、MacをMacBook Proに買い換えたのをきっかけに「やっぱりMacで動画編集をしたいな」ということで買い切りのAdobe Premiere Elementを導入しました。
しかし、反応が重すぎて使い物にならない。
会社ではAdobe Premiere Proを使っていて、そちらはそれほどスペックの良くないWindowsノートPCでもサクサク動くのにこれにはがっかりでした。
自宅のMacでもAdobe Premiere Proを使おうと思ったこともありますが、仕事で動画編集するのでもないのに月額であの金額は出せないので二の足を踏んでいました。
そんな感じで結局はLumaFusionを使い続けていましたが、やっぱり機能性とか操作性で色々と物足りなくなってきたため、3ヶ月のトライアル期間を経てMacのFinal Cut Proを導入しました。
動画編集アプリの選定ポイント
ここで私の動画編集アプリ選定の重要なポイントをあげます。
1.サブスクよりも買い切り
最近はサブスク型のものが多いですが一度使い始めたらそれなりの期間は使い続けることになるので、トータルのコストを考えると買い切り型の方がありがたいです。
Adobe Premiere Proはサブスク、Final Cut ProとDaVinci Resolveは買い切りで、Adobe Premiere Proを一年半くらい使い続けると同じくらいのコストになります。
一年半以上は使うと思うので買い切り型の方に軍配が上がります。
2.操作性が良い
UIがわかりにくかったり操作が重いと使うのをやめてしまうのでなるべくシンプルなUIでやりたいことができてサクサクと動くというのが大切です。
ここ、ソフトウェアエンジニアとしては大切なところです。
一般的にはできることが多いアプリケーションはUIがわかりにくくなり操作性も重くなります。
Adobe Premiere Proはかなり機能が多いので頑張っている方だとは思いますが、それでも高機能なのでちょっと理想よりも劣ります。
それに比べてFinal Cut ProはPremiere Proに比べるとできることがある程度限られているというのもありますが、さすがAppleという感じでUIはわかりやすいです。
そして、Macに最適化されているのでサクサク動いてストレスはありません。
Macのスペックによるかもしれませんが。
3.参考書がある
今の時代、ネットで検索すればなんでもわかる時代ですが、古い人間な私はまずは本で勉強したい派です。
そのため、参考書があるアプリケーションは非常にありがたいです。
主要な動画編集アプリケーションは本があり、Final Cut Proよりもユーザー数の多いAdobe Premiere Proの方が書籍は多いですが、Final Cut Proも基本の書はいくつかあるので困りません。
Final Cut Proはどうなの?
そんなわけでFinal Cut Proに乗り換えて動画編集をして4ヶ月くらい経ちましたが、少し使いこなせるようになってきて満足しています。
「こういうことできないかな?」と思うこともありますが、たいていの場合はプラグインを使えば解決できます。
会社で動画編集するときはAdobe Premiere Proを使っているのですが、操作性はFinal Cut Proの方が圧倒的に勝っているなと思います。
以上、Final Cut Proへ移行したというお話でした。
おしまい。