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2024/9/15 NOCAPMATE vol.02@LIVE SPACE CONPASS

オタク〜!!!!!!!
NOCAPMATE vol.2に行ってきたよ〜!!!!!!!!!!

何やっ天皇陛下のフェス、今年2月に続いて2回目の開催!
前回もここでしかない内容の濃さで衝撃的な体験をもたらしてくれましたが、今回はそれを上回るくらいの濃厚な時間で!

正直今回の出演者は大半が初耳の名前、しかし前回の楽しさから今回も発表即チケットを取り!イベント初回から完全に信頼をするようにしています。
"NOCAP"の看板に偽りはありません。オタク!

※ライブ感想部分の人名は敬称略とさせていただきます。

um-hum

トッパーはum-hum。
今回初めて名前を知りましたが、事前に聴いてた段階ではややレイドバックした、ファンキーな音のバンドだなと思った。
ライブではより丸く、ゆったりサウンドが目立っていた感じ。
しかし、歌詞や歌の中に棘や毒を感じる瞬間があり、ある種緊張感もあるステージでした。
特にVo.小田乃愛の歌は、柔らかな時も軽快なフロウで歌う時も、常に凛とした声で非常にこちらに響いてきたし、ステージングも豊かで、いわゆる「女性ロックスター」の流れを汲むような佇まいとファッション性が感じられた。

今回も前回と同じくステージに花が置いてあったけど、一番花が似合ってたバンドだったかなと!

校庭カメラギャルツヴァイ(ウテギャ)/校庭カメラガールフィーア(コウテカ)

こちらも初耳の人達。陛下のnoteは読んでたけど、あまりリサーチできておらず自分の中では未知な状態。
基本的にメンバーが同じでコンセプトが違うアイドル、って感じなのか。途中衣装替えしたタイミングで人格が入れ替わっていておもしろかった。

ウテギャは、「伝統的な日本語ラップ(そんな概念あるかわからんが)」への愛情と造詣を深く感じる楽曲とラップをしてた。フィジカルに圧倒的に訴えるビートとラップが、有無を言わさずフロアを巻き込んでいく感じがしました。自分と同じく知らない人向けにあえて表現するなら、スチャダラパーやRHYMESTAR、chelmicoを感じた。DA・YO・NE!
コウテカは、開幕の「抗うわ」からヘヴィなドリルサウンドを叩きつけ、その後はメロディアスで未来的なビートに乗せた楽曲が続く。ウテギャと打って変わり、現行ヒップホップのエッジの部分を表現するためのペルソナなのかな、と思うようなサウンドが並んでいました。かなり没入できた。

追記:
ウテギャとコウテカ、メンバーみんな違うようです。大変失礼しました…全然わからなかった!

VANQULLWAR'S

今回期待値が一番高かったアーティストであり、かつ一番衝撃的だったバンド。
音源チェックしてた段階からあ、これライブで観たらすごいやつだ、オタク楽しくなっちゃうやつだ、などというイメージを抱いていたが、
すごいものを観た…
国内のオルタナティブロック影響を感じるバンドサウンドに乗っかったテクノっぽいアレンジ、Vo.目下奴言水の独創的かつどこかシュールな詩世界でテンション高くフロアをアジテートしていくボーカル、異常なまでにキメキメのグルーヴを叩き出していくドラム……開幕からちょっと荒唐無稽すぎて、めちゃくちゃあがってしまった。
音楽としてのリファレンスは想像できるけど、その想像を一蹴してしまうような説得力とオリジナリティがある音楽。
こういうものに出会った時オタクはめちゃくちゃ興奮する。
オタクなので。
あえて表現するなら(あえて、あえてね)「泥酔しながらセッションする向井秀徳とサカナクション」って感じの音楽。ZAZEN BOYS、People In The Boxなんかを感じました。
とにかく全員に聴いてほしい。まじですごい。また観たすぎる。
この日以降VANQULLWAR'Sかなーり聴いています。

長瀬有花

VANQULLWAR'Sの余韻がすごかったのと腹が痛かったので全部は観れてません!
こちらも前情報無く観ましたが、「2次元と3次元の両軸で活動する」というプロフィール通り、サイバーな衣装が独特な雰囲気を出していた。NOCAPMATEにおけるダンス特化型枠という印象。良い意味で先ほどまでとは打って変わった、開放的で自由なサウンドでフロアを躍らせていたという印象があります。かなり盛り上がってた。
後から知ったが今かなり各所から注目度が高いらしく(?)そういう意味でも貴重なステージだったかと!

SUMMER SNOWMAN

去年出演のKVGGLAが続投、からのEASTAが加わり今年はサマスノとして出演!「ラップスタア」での活躍も記憶に新しいこのふたりを、この規模で観れるなんて贅沢すぎる。前回もだが、NOCAPMATEは贅沢なんですよね。
SUMMER SNOWMANとしては初めて観たが、2MCそれぞれのラップ観みたいなものがぶれずに一貫しているから、ハードに振れてもメロウに振れても違和感なくどの曲でもぶちあがれる。すでにグルーヴが完成されている感。
堅く言葉を積み重ねて、時にメロディをなぞってグルーヴを生んでいくEASTA、EMINEMばりの高速フロウと鋭いパンチラインで曲を牽引していくKVGGLAと個性が活き活きしすぎている。どこにも隙が無く、ひたすらぶちあがることができました。未公開曲も聴けて今後に期待しかない!

Jinmenusagi

大トリジメサギ!初めて観た。
音源はチェックしていましたがあまり深く追いかけてはなく、しかしずっと横目に見ながら聴いてきた印象。ACE COOLとか、周りにいるMCの方が聴いてたかな。

やたらとステージ上での存在をデカく感じる。巨大な存在感。
この日のCONPASSの照明は最高で、サングラス姿でスピットしまくるジメサギの輪郭を暗闇の中で浮かび上がらせるライティングがすごく良かった。ハードでタイトなビートと佇まいが相まって、ハードコアパンクのフロントマンのような雰囲気すらありました。
みたび不定職者のヴァースをアカペラでやってくれて超あがった。超好きなのよねあの曲。全被せ余裕。
MCで10年前に現場で陛下に声をかけられたことを話してて(というか覚えてることがすごい)陛下もまじでぶちあがってていい光景だった。こうやって縁を繋ぐって大事だしすごいことだよね、本当に…
その後GOATで陛下がオタ芸打っててやばかった。Drillでオタ芸する現場はここだけでしょう!
Crying Emoji、最近聴いたラップの中では一番心が救われるリリックで素敵だった。ジメサギのリリック、飄々としながらもみんなにちゃんと寄り添ってるぜ、っていう大事な時に頼れるお兄さんキャラ的なバイブスを感じる節がある。
アンコール、はやいやるのかな~って思ってたらDJ KRUSHとやった破魔矢 -Hamaya-で超あがった。ビートがかっこよすぎる~~~

その他のお話

今回は前回と違って大勢友達がいたというわけではなかったんですが、お酒たくさん飲んで楽しすぎました。前回に引き続きうららか麗さんがテキーラの配給をしており、結構飲みましたね…演者もお客さんもみんなロビーで楽しんでいたのが印象的だった!

VANQULLWAR'Sの目下奴言水さんに物販ありませんか?と伺うと、「CDとか自分の家にもプレイヤー無いのに売れない」という旨のお話をされていた。自分はフィジカルでCDやマーチを買ってサポートすることを是とする場所に身を置いていることが多いので、結構カルチャーショックな回答でびっくりした。しかし、ある意味それも正しい考えだよな~と。興味深いね。
あとこの日筆者は"POP KILLERS"のTシャツ(Grrrrrr)を着ていたのですが、「POP KILLERSってヤバいですね!一緒に写真撮りましょう!」と誘っていただき、ぶちあがりました。物騒なもの着ててすみません!Grrrrrr!目下奴言水さんのキャップはホームセンターで買ったものらしい。「LIFE FORCE」って書いてました。

終演後は陛下から"NOCAPMATEシャンパン"が振舞われたのでごちそうになる。追加でEASTAさんが一本自腹で空けててラップスタアすぎてぶちあがった!

私事

超私事の話していい?

前回のNOCAPMATEで知り合った人と、縁があって付き合っています。
今同棲中です。
そしてそのうち入籍予定です。

NOCAPMARRIAGE!

いや自分でもすごいびっくりしてる。
まず今年のうちに「入籍」なんてワードが自分の人生に出てくるなんて思ってなかったし。
というか出会ったの今年の2月だぜ?????展開速くない??????
まあそれだけ貴重で素晴らしい出会いだったということで。

本当にNOCAPMATEと陛下、そして音楽を通じて縁のあったみんなに感謝しかないです。人の縁に生かされていることを実感しています。

音楽とかカルチャーとか、大切なものを通じて人と関係性を築くことができる機会、なかなかないんじゃないかって思うんですよね。本当に"有難い"お話。
自分の生きていく上で糧になるような大好きなものが存在して、毎週末のように大好きなものが溢れた場があって、そこにアクセスできて、さらに同じ大好きなものを共有する友達がいて、全部当たり前のことではない。
しかもそこから人生を変えるような現象が生まれてきて、人生を変えて…ってすごい確率だし、ラッキーすぎる。幸せなことです。

今回のNOCAPMATEは婚約者と一緒に行って、陛下に直接ご報告できました。
いや、本当に特大感謝すぎて…
(別の機会ですが前回出演されてたIDさんにもお話しできました)

この縁をしっかり育んでいけるように、
このままNOCAPWEDDING(?)までいけるように、
精進します…

そんな感じ!

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