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CROSSFAITH ARK JAPAN TOUR 2024@郡山HIPSHOT w/ View From The Soyuz, Sable Hills
オタク~~~!!!!!!!
I am still looking for the answer !!!
I just want to know !!!!!
CROSSFAITHのツアー郡山場所に行ってきました!
【本日 Crossfaith AЯK Japan Tour 2024 Day18】
— CrossfaithJapan (@CrossfaithJapan) August 25, 2024
8月25日(日)
w / Sable Hills & View From the Soyuz
⏰Open 17:00 / Start 18:00
🎫THANK YOU SOLD OUT🔥
※当日券の販売はございません。
👕グッズ先行販売
15:00〜
※チケットをお持ちではない方もご購入頂けます。
お楽しみに! pic.twitter.com/IIOGfL4FFy
今回のツアーの対バン、ヤバくない?
彼らが日頃一緒にやるようなバンドに加えて、いわゆる「地下」のライブハウスで戦っている若手や往年の仲間、これから大きな舞台にステップアップしていくであろう新鋭達を、ヘヴィミュージックシーンから一挙にフックアップするような内容だと思っています(個人的にはJUBEEがいるのめちゃくちゃ熱い。ヒップホップからヘヴィミュージックへの越境。)
CROSSFAITHのように抜きんでたバンドが、タテ・ヨコどちらにもプロップスを還元、共有していくようなムーブ、めちゃくちゃあがりますね。
中でも郡山場所はメタルコアからSable Hills、ハードコアからView From The Soyuz(!)と今一番勢いがあるといっても過言ではない2組を迎えており、各地内容と比較しても一番ヘヴィな内容といっても過言ではありません。というか、それで行くの決めました。
特にVFTSはハードコアシーンに普段いる人達にとってもはやヒーロー的存在であることは疑いないと思う。彼らがCROSSFAITHと同じ土俵に上がってぶちかますところは、いちファンとして絶対に見届けたいなと!
そんな特別な一日を、怪文書として――――――
※以降CROSSFAITHのセトリにも触れています。ネタバレしたくない人は読まないでください。
ライブ前
この日は東京から日帰り。遠足気分。
往路は各停を乗り継いで郡山まで向かうことに。
普段乗らない路線のボックス席にテンションがあがったり、電車の乗り換えを30分待ってFURYしたりしつつ、大体5時間くらいかけて郡山に到着。
到着即「くさび」にて郡山ラーメン。郡山はしょうゆ系ラーメンのシーンがかなり盛り上がってる感があるのですが、シンプルな中華そばの味わいが好きな自分にはめっちゃ刺さります。
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ライブまでは近所のシーシャ屋さん「ふらっと」で同じく東京から来た友達と過ごす。
途中Evilgloomのお召し物を着たお兄さんが来店しておぉ~って思ってたら、View From The Soyuzマーチ着用を確認いただいてしばし談笑。札幌のVOMIT OUT RESTRICTIONとIs Survived Byの企画行ってたらしい。郡山にもローカルハードコアシーンがあることはSNS等で見聞きしてたが、さっそくその一端を実感して!
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オープン時間くらいにHIPSHOTに移動。普段ライブハウスで毎週末見かける人しかいなくて笑った。
この日VFTSを追いかけて、かなりの数の人が東京から来てた様子。これだけの人数がみんなでローカルのバンドを郡山までサポートしに行くこと、単に"人気"って物差し以上に、ひとりひとりのハードコアへの愛情や、VFTSの周囲で紡がれた縁や結束力を感じて熱くなりました。みんなまじでいいバイブスが出てて安心感ある。
ほんとにVFTS楽しみだね。
HIPSHOTは初めての箱だったんだけど、フロアは新宿Antiknockを拡大したような感じの作りと雰囲気。バーカンが無く、ドリンク代と交換でソフドリ一本もらうシステムが独特だな~って思った。
始まるまで「一派」の方とか友達とかと談笑。演者でもないのになぜか妙に緊張してしまい、そわそわしながらVFTSの登場を待つ。
View From The Soyuz
俺達のView From The Soyuzが登場!
6月のBLOODAXEと同じSEで開幕。ということは一曲目はÄttestupaです…SEが鳴った時点で後ろから圧を感じており、イントロ即全員でギターに合わせたドデカシンガロングが発生。正直東京で観るのと同じか、それ以上の熱量をステージからもフロアからも感じる。Vo.masaさんの壮絶なシャウト、本当に好きだ…歌唱もだが、歌詞が好きなんですよね。好き…(語彙力)すごい数の人間がステージダイブしていき、想像を上回る様相でめちゃくちゃグッときた。ピットも最初からゴン開きで、東京だけでなく地元モッシャーと思われるムーブも多数。
関係者席でCROSSFAITH小家氏が見てたが、あの表情は内心やべ~~~って思ってた顔だね!絶対!
Stick In The Mud、やると思わなかった。良い意味でメタルコア、ニュースクールのエグ味を抽出した一曲だと思っています。この曲がCROSSFAITHとSable Hillsの前で鳴るの、非常に痛快で!個人的にこの位置にはTense Atomosphere(新曲)が来ると思ってました。
Comatose State Ⅱ、好きだ~~~一曲の中にファスト/ミドル/ビートダウンが全部詰め込まれており、かつ展開の切り替えが良い塩梅に鋭角で非常にグルーヴがある。みんなに負けず体を動かします。ベースソロはピット渋滞!
ラストは覚えて帰れ~~~!の絶叫と共に名刺代わりの曲View From The Soyuz!チューニングが変わってる!?どうやら"ALBUM VERSION"とのことで、In Misty Pathとは異なるバージョンになるのか。キーが上がったことでメロディアスさが際立ち、リフもまた違った響きがありました。ぶちあがりすぎてわけわかんねえって感じの表情した友達がステージから降ってきて笑顔。
親方!空からオタクが!
最初から最後まで、いつも通りのVFTSのライブ、そしてそれ以上の気迫を感じた。フロアも終始沸き立っていて、短い時間ながらも初見の観客にも特大のインパクトを残したのでは!フロアの顔ぶれも含め、安心感さえあるライブで~最高!!!
2024 8.25 at HIPSHOT JAPAN
— View From The Soyuz (@vfts_freehill) August 25, 2024
Crossfaith AЯK JAPAN TOUR 2024
1. Ättestupa
2. Caligula
3. Stick In The Mud
4. Comatose State ll
5. Blackened Sun
6. View From The Soyuz (ALBUM VERSION) pic.twitter.com/5nysTsxtdL
Sable Hills
Sable Hillsもこのツアーに出るのはすごい感慨深いですね。みんな髪が短かった頃が懐かしい。またGhostsとか聴きたいよ。
新譜「Odyssey」は傑作だと思っており!どれを取ってもメタルサイドから完璧に仕上げられたメタルコアシットすぎて人差し指と小指が壊れる。
この日はSable Hillsとして初の福島公演、かつBa.Ueda氏の地元凱旋とのことで素敵なお花も出ていました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152286851/picture_pc_e327eb307f5cb15dab666cfd179049be.jpg?width=1200)
セトリは新譜が中心、一貫して、「正統派メタルコア」を極めたようなメロディアスなリフやハードなブレイクダウンへの信仰を見せつける、横綱相撲的なセット。ハードコアのVFTSに対してメタルのSable Hills、というような対比がありました。
開幕のOdysseyから怒涛のリフと激臭ギターソロ、鋭角なモッシュパートで素直に優勝です…
(失礼かもしれないが)フロアは予想外に盛り上がっており、バカデカサーコーピッも出現。非常に良い光景でした。
三者三様の音楽性の中、比較的ヘヴィメタルど真ん中に寄ったSable Hills。異種格闘技戦感すらあったが、リアクションのデカさはとても嬉しくなりますね。違った花を咲かせていても、メタルという共通言語で繋がってるみたいな感覚、大事にしたい。
No Turning Back、UNEARTHからTrevorが参加してるだけあって異常にマッチョなメタルコアだが、ライブだと輪をかけてデカくて~固定資産税かかりそう!
Battle Cryでは"小家健太"氏が参加し完全再現。小家氏にも引けを取らない三島お兄ちゃんのシャウト、世代を超えた並びがグッときた〜
直後に突然のRecaptureとThe Path~Embersを放り込まれて死にました。ド異臭。ニチャニチャしながらエアギターに勤しむ。関係者席にVFTS一行がいましたが、見られてないことを願う。いや、逆に見てほしいね!
08.25 - 郡山Hip Shot Japan
— SABLE HILLS (@sablehillsjp) August 26, 2024
Crossfaith AЯK Japan Tour 2024
東北二日間ありがとうございました!初の福島はUEDAの地元凱旋ライブでもありました。
📸: @LeoMoment_
今週末はいよいよFRONTLINE FESTIVAL
皆様のご来場をお待ちしてます! pic.twitter.com/eda2O84ppz
CROSSFAITH
CROSSFAITH、実は新譜「ARK」は結構好き。代名詞でもあるエレクトロサウンドとブルータルなメタルコアの融合を、さらに洗練させた作品だと思います。リアルタイムで追いかけ始めたのが「APOCALYZE」からなんだけど、その頃の匂いを感じてあがる。
開幕ZEROからのMy Own Salvation、ブレイクダウンが音源異常にやたらとデカく鳴ってるように聴こえてあがる。東京のオタクがめちゃくちゃ動いててニヤニヤしました。おじさんはこの時もう腰が痛くて飛んだり跳ねたりできなかったよ…
MCでは郡山がツアー中一番ヘヴィな対バンであると言及。
郡山(ひいては福島)にハードコアシーンがあることが人選の理由、といったことを語っており、各地で根付いたローカルな音楽シーンの存在、影響力の大きさ、そしてそれを汲み取るCROSSFAITHの思いの在り方に非常に高ぶる。
一方、各地でバンドの数が減ってきていることを憂慮しているというお話もあり。個人的には、それならローカル出身だったり局地的に勢いがあったりするバンドに今後も対バンのチャンスがあるのでは?と感じる。
あとDaiki氏のお召し物、METALLICAのKill 'Em Allかと思ったらHATEBREEDがデザインリップオフしてるTシャツで異常。そんなのあるんだ〜
セトリはRx OverdriveとPhotosphereを入れてきて最高。
Rx Overdrive、当時「Xeno」が出た後だったのでまだこんないかついメタルコアやるんだ!とかなり高まった記憶があり、懐かしくなりました。
Photosphereも青春直系。高校3年の時ZION EPゲトって毎日聴いてブチあげてた。ダブステップ感のある展開がテンション上がる。
クソデカブレイクダウンとエヴァサンプリングで話題になったDV;MM¥ SY5T3M、こちらも非常にライブ映えており!普通に凶悪すぎ~フロアもモッシュの嵐でしたが第3新東京市の手ぬぐい(箱根で売ってるやつ?)を掲げてたオタクがおり、それが一番あがったね!あと終わった後「一派」総長があの曲はSanctionすよ~!って言ってて最高でした。わかる。
アンコール一発目、初期の曲をやるってのは知ってたので頼むで〜と思ってたら、
「俺たちがどこから来たのか教えたるわ!」
「Fiction In Hope !!!」
そしたらよ、すげぇもんで全員が全員モッシュすんだよな。
こりゃマジにクロフェイの音楽が持ってる"チカラ"っつーの?
クロース!(両手をクロスして頭上に振りかざし)
フェイス!(思い切り下に振り下ろす)
ワァ!!!!!!!!!!!!!!!!
これしかねえだろ……………
そこに"フェイス"はありました……
方舟出航………交錯信念…………
怒涛の単音リフにエレクトロのアレンジが加わりとてもHOLY。当時Bleeding Throughと対バンしたのめちゃくちゃわかるな……鍵盤と共にモッシュパートになだれ込むのも煽り性能が高すぎる!
自分も勢いでムーブしましたが、あとで他人の動画見たら弱ったタコみたいな動きしててワロスフェイス。
ラストのCanopusも非常に壮大なスケール感のメロディックメタルコアって感じで(相変わらずブレイクダウンがドデカくて最高)最後まで拳突き上げた!
いわゆるラウドロックという枠組みで語られるバンドの中でも、メタルコアを背負って様々な場所で転戦を続けてきたバンドの真髄、そして変わらぬヘヴィミュージック愛を見せつけられたようなライブだった。
ありがとうCROSSFAITH……
AЯK JAPAN TOUR 2024 郡山 Hip Shot Japan公演ありがとうございました。
— CrossfaithJapan (@CrossfaithJapan) August 25, 2024
THANK YOU SOLD OUT🔥
今ツアーで1番ヘヴィでハードコアとメタルとメタルコアが混ざりあった日でした!
w / Sable Hills & View From The Soyuz
次回は北海道編
9月12日(木) 旭川 CASINO DRIVE
🎫残少
9月13日 (金) 札幌… pic.twitter.com/zLKoEJUEpY
ライブ後
余韻もそこそこに、終電に間に合うべくそそくさと駅へ向かう。
道中酒を欲するオタクから抜け殻みたいになってるオタクまでいろんな顔と出会い、改めて良い一日だったな~と実感。終演後のみんなの顔とか乾杯とかまでがライブの醍醐味ね。
新幹線、もう二本しか残ってなかったんでみんな同じのに乗って帰る感じで駅で友達と再合流。まじで大人の遠足感がすごい。よく遊ぶ大人。
ここ数年くらい、現場でたくさん友達ができることが多くてうれしいすね~大人になってからこんなに同じ楽しみとか好きなものを共有できる存在ができたりいたりするってこと、非常にありがたいお話だと思っています。本当に。
今回のライブ、おそらくView From The Soyuzが出ていなければ行かなかったでしょう。そのくらい今一番好きだし、注目しているバンドです。CROSSFAITHもSable Hillsも当然好きですが、VFTSが第一に来るくらいインパクトが強く…身近でも感じる熱が異常に高まっているタイミングでの抜擢だったと思っています。
ハードコアシーンでかましているバンドではありますが、Satanic CarnivalやDEAD POP FESTiVAL、SUMMER SONICなど"メジャー"なロックフェスでもマーチを着ている人を必ず見かけたり、着てると話しかけられたりしており、相当な知名度の広がりを感じていました。
今後まだまだデカいステージに進撃を続けてくれることをFURY祈願しております。
ステージだけでなく、フロアに感銘を受けた日でもありました。
自分の周りには東京からVFTSをサポートするために集まった人が多く、みんなが全力でモッシュ、ステージダイブ、ハンズアップする様子。ローカル=東京でやるのと変わらぬ、ハードコアへのサポートをひしひしと感じるものでした。
ちょっと話はずれるかもだけど、周りにいるハードコアのオタク、ひとりひとりがすごいかっこいいんですよね。ハードコアへの愛とコミットメントが深い。
めちゃくちゃdigしてる人、いつもライブハウスいてモッシュしまくる人、バンドを始める人、カメラ回す人…。そういう人々がライブの現場でリンクして、その中でバンドを組んだり、普段の会話で色々な意見を交わし、ハードコアをサポートし続けている。
単にその場で仲間でいること以上に、好きなものを中心にしてお互いの意識や考えを高めていくような団結があるのってすごい素敵じゃないですか?その団結こそ、自分達がいるハードコアのカルチャーを成し、かっこよく押し上げていく原動力になっていると思っています。かっこよくあればあるほど、ハードコアは色々なところに侵食していくと思う。
そして、View From The Soyuzの周りに形成される人々の縁、集まりみたいなものも、間違いなくそのひとつだと思ってるし(実際に自分もそこに巻き込んでもらったうちのひとりです)今回の郡山の光景はまさにその発露のひとつだと、いちリスナーながら確信しています。
これからもハードコアがどんどんデカく、そしてより強固なものになっていけばいいなー!と!
改めてホストとして素敵な一日を作ってくれたCROSSFAITH、そしてVFTSとSable Hillsには特大感謝すね…
そんな感じ!
クロース!(両手をクロスして頭上に振りかざし)
フェイス!(思い切り下に振り下ろす)