THE SAFARI 第5試合 御礼と自分語り

イベント無事終了のお礼

2024/9/15 THE SAFARI 第5試合、無事終了致しました。
改めまして、
現地にご来場くださった皆様
配信をご覧くださった皆様
会場のBAR とらい★あんぐるのオーナーもださん
今回ゲスト3xICEのご苦労さん、TAKAM!YAさん
従業員の皆さん
今回も本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!!

園長全然イベント中に写真撮る余裕なかったのでTwitterおよびDiscordからイベント写真お借りします…(使ったらまずいってやつがあったら消すので教えてください)

VJ確認中なだけです
南北交流
サファリと3xICEの絆を表した一曲
恒例となったコミュニケーションノートも皆さん書き込みありがとうございました
打ち上げ前にみんなで音ゲーするのたのしいよね
ちなみに左から3人は僕が投げたMemories of Sun and Moonをやらされています
僕のチュウニの武器曲です かわいそうに

今回のイベント企画は今年初めから行われており、札幌勢への打診から開催まで、9か月かけたものでした。準備自体はダラダラやってたんだけどさ。
企画のうえで色々と想定外もあったのですが、どうにか開催まで漕ぎつけることができました。

オファーする前にOKを出すご苦労先生

当日の集客数がしょぼかったら折角の札幌からのゲストに申し訳がたたねえ…と思い、戦々恐々としながら開催まで過ごしておりましたが、
ふたを開けると地元の音ゲーマーは勿論九州・全国からもご来場くださり、大盛況の会場を見ることができて本当にうれしかったです。
多分クラブでやるスタイルのサファリでは史上最大の参加者数だったのかな?
イヤ~やってよかったね~と安堵しております!
DJ・VJもみんな良かったね~!色々の振り返りはまた近いうちに一緒にやりましょうね。

繰り返しになりますが皆様本当にありがとうございました!
今回関わってくれた方々が一人でも欠けていたら、この盛況は成しえませんでした!

今回ゲストとして参戦してくださったお二人のイベント3xICEは札幌で月一で開催されている音クラで、サファリもイベントぐるみで何度かお世話になっています。
また北海道で遊びたいな~とも思いました!近いうちに絶対行くぞ~!

イベント終了に寄せての自分語りとか、皆さんへのお願いとか

ここからは、僕のイベント終了時の最後の挨拶に絡む話です
サファリというイベントにそぐわない真面目な話です
本当はこんな真面目な話は蕁麻疹が出るのでしたくないのです
僕はできればずっと皆さんの前ではふざけた奴でいたいのです
今回ただこれっきりにしたいです

だいたいは自分語りだけど是非がまんして読んでほしい内容です
でも内容的に気分を害する方もいるかもしれないからそこはごめん
でもこの内容程度で気分を害した人は色々思い返してくれよなって内容ではある



あ、せや
これはサファリの非公式エンディングテーマだから、できたら聴きながら読んでくれ
こんばんは、バンめし♪はいいぞおじさんです





我々のやってるイベントって音ゲーがあってこそ、のものなんですよね。
僕も音ゲーを通して友達ができたり、DJをはじめたり、色々な経験をしてきました。
僕を育ててくれたコンテンツだと思い、恩を感じています。

しかしながら、僕らが休日にクラブを借りて「音ゲーマー集合よろ!w」って言って遊んでるのって、音ゲーを置いているゲーセンや音ゲーの制作会社から見ると、お客さんを奪ってる行為であるともいえるのではないでしょうか。
そう考えると、自分は恩を仇で返すことをやり続けているのではないかと思いました。

僕がこれを思ったのは、恥ずかしながらつい最近のことでした。
それまでは、自分のやりたいようにイベントを企画し、気の合う人たちを呼びつけ、宣伝を行い、クラブを借り、酒を飲みながらDJをして、入場料で赤字を打っても飄々とし、打ち上げではしゃぎ、翌日は観光や食事を楽しみ、とにかく自分の周りの気の合う人たちだけで楽しんでおりました。自分と周りだけが楽しくできていれば良い、と思って遊んでいました。
周りの人たちはどうだったのか分かりませんが。

世間に目をやると、
現在の音ゲー文化って順風満帆とはいかない状況にみえます。
コロナ禍等様々な要因で、個人経営のゲーセンがどんどん閉店したり、筐体・アプリ問わず音ゲーのサービスが終了したり、今ある音ゲーも規模が縮小していくものも少なくなかったり…
大規模ゲーセンも今や短時間で100円を使わされるクレーンゲームまみれです。熊本の街中で唯一ライトニングモデルがあるサープラの音ゲーコーナーはクレーンゲームやプリクラに追いやられて隅の狭いスペースにあります。

自分の遊んでいる音ゲーが、遊べる場所が、いつ消えてしまうかわかりません。
そんな状況にあるのではないでしょうか。

それでも、
その裏では「色んな人に遊んでほしい」「ボロクソに感想言われるほうが遊ばれない・見向きされないより全然マシ」という思いで音ゲーを作りつづけている人や、
音ゲーの筐体を大事にメンテして、音ゲーのあるゲーセンを維持し続けている人がいるんだというのに気づかされた出来事がありました。
これについては、詳しくはネット上でも酒の席でもどこでも語れないのですが…そういう出会いがあったということだけ…

僕らが音ゲーのクラブイベントをやるってことは、そんな頑張ってる人たちを邪魔する行為にもとれるのではと思いました。
たとえば、ゲーセンにイベントのフライヤー置かせてもらうのって「お前のとこから休日一日の音ゲーやる客を奪うのに協力してくれ」ってお願いしてる、ともとられてもしょうがないのではないでしょうか。
そりゃどんなにきれいに頼んでも大体は断られるにきまってるだろ。
そう考えるとフライヤー置かせてくれるゲーセンは神です。もしお近くにそんなお店があったらふかーく感謝しましょうね。。。


これに気づいたとき、僕は正直すぐにサファリ畳もうかとも考えました。
DJしたけりゃ一人で家でやってりゃいいんだよな。わざわざクラブでやらなくていい、他の人を巻き込まなくていい…等。

ただ、サファリもDiscord参加者3桁いってるし、これからの予定もぼちぼちあるし、いきなり畳むのも従業員はじめ色んな人に申し訳ないというか、どう説明しようもないし、間違いなくただのメンヘラ発作に思われるだろうし…
…こうなったらもうやるしかねえなwと思った次第であります。


というわけで、僕および当イベントは「音ゲーのシーンを盛り上げることに貢献できるイベント」「音ゲーがやりたくなるイベント」を目指して、これからも頑張っていきたいと決意しました。
なんなら、来たお客さんがイベントで遊んでいたらモチベが上がって今すぐイベント抜け出してワンクレやりたくなる…くらいに思ってくれるようなことをやっていこうと思いました。
…まぁしかし、具体的にどうすればいいのかっていうのはいまのところ知恵が少ないのですが…
…ただ、見切り発車でもいいかな、って今は思ってます。
最初は心意気だけで、具体的なことは僕以外の誰かがアドバイスしてくれると思う!他力本願!これまでもそうやってきたし、まずはそれでいいじゃない。
従業員の皆もついてきて欲しいな~と思ってるんだけど、どうかな~?


この自分語りを踏まえてのお願いで恐縮なのですが、
今回サファリに遊びに来てくださった皆様、配信をご覧になっていた皆様へお願いです。

今度は是非音ゲーで僕たちと遊んでほしいです。
ゲーセンでも、アプリでも、なんでもいいです。
園長はだいたいラウワンでIIDXやってます。気軽に声をかけてもらえると嬉しいです。IIDXだったらまぁ教えられることがあるかもしれませんし、逆にチュウニとか上手い人に色々教わりたいし、
ゲーセンじゃなくてもDJMAXなら持ってますし、最近デレステはご無沙汰なのですが…とかそういうのもありますので…

また、皆様の友達で今回サファリに来られなかった人を僕らに紹介してくれるともっと嬉しいです。
その人とも友達になって、今度はイベントで一緒に遊べたらいいよね。

また、なかには音ゲー自体ご無沙汰で、音クラにだけ来られてる・見ている方もいらっしゃるかもしれません。
今回のサファリでの僕たちのDJ・VJが面白かった、楽しかったと少しでも思ってくださったのであれば、
一日でも、一時間でも、ワンクレだけでも構いません、音ゲー遊ぶ時間を作ってくれませんか?
住んでるところからゲーセンが遠いとか、家庭や仕事で忙しいとか、年齢がとか(病気とかなら無理しないでね)それぞれ皆さんに事情はあるとは思います。
それでもお願いしたいです。最新作も楽しいし、いい曲いっぱいだよ。
イベントの後で、そういうご無沙汰な方がSNSで「サファリ行って音ゲーしたくなっちゃったわw」と言ってリザルト画面貼ってくれるのを見られると、とても嬉しいです。

重ねて、音ゲークラブイベントを主催している方、音ゲーのDJをされている方にも、良かったら僕と同じ思いをもってほしいと願っております。
そして、是非音ゲーのシーンを盛り上げるためのいい方法を考えることに協力していただければと思います。
そうやって全国の音ゲーとクラブイベントのどっちも一緒に盛り上げていけたら、ずーっと楽しいことができるのではないかと確信しています。

音ゲーがなくなったって、昔の音源だけでクラブイベントはやり続けられるかもしれません。
「自分と周りだけが楽しければいい」という、過去の僕のような気持ちで惰性で続けることだって、ちょっと多めの稼ぎと、ちょっと広めの交友関係があれば問題なく形を保っていられるでしょう。
ただしそういうイベントの在り方は、(強い言い方はしたくないのですが、あえて言います)シーンを腐らせる毒になっていると思うのです。

昔の思い出だけで、僕たちは音ゲーのイベントをしたくないです。
DJやってるうえで、新譜が永遠に出ないコンテンツで、過去の曲だけでDJし続けるなんて本当に悲しいと思いませんか。
他の方は違う考えであるかもしれませんが、自分の愛していたコンテンツの墓前で騒ぐようなことになる未来は、僕は絶対に嫌です。

是非、自分の身近より少しだけ視野を広げて、今だけでなく少しだけ先の未来のことを思ったうえで、楽しいことを考えるようにしてはもらえないでしょうか。
不躾なお願いかもしれませんが、賛同してくださる方が一人でもいてほしいと願っております。


サファリを立ち上げた時から、僕は一つ夢を持ちました。
僕がジジイになってもブイブイDJやらせてもらえる場所を自分の住む街に作る、ということです。
いつか僕は園長の座を若いDJに託して、裏からいることいらんことワイワイ言いつつ、いい役目の時間でイベントでDJをやる立場になりたいです。
(頑張ってそのときの新園長からサファリを追い出されないようにするのは、その時になってからの目標)
…あ、ジジイになっても音ゲーはやると思います。…80歳になってもAAくらいは鳥取れるのを維持できたらいいんだけどどうかな~…
そんでもって僕が死んだときは記念で1回イベントをやってほしいw
being torn the skyで送り出してくれよな。俺を送り出すときに流してほしい曲です。

そして、この夢は一度手放そうともしました。
こんな自分勝手な夢を叶えるために、自分の好きなコンテンツを食い散らすハイエナのようなことは、やめにしたほうがいいのではないかと。

それでも、今関わってくれる人たちを切り離すことなんて今はできませんので、いい形で前に進もうと決めました。
僕の夢を叶えるためにも、音ゲーに死なれてもらっては困るし、地元のゲーセンにつぶれてもらっては困るのです。

下らない夢ですが、この僕の夢を叶えるのに、これからも皆さんの力を僕に貸してください。
是非これからも、ゲーセンでも、クラブでも、一緒に遊んでほしいです。
一緒に楽しいことを、できれば死ぬまで、やっていきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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