XlamV楽曲レビュー第3弾〜蜜柑/what about love 編
こんにちは。
相変わらずクランヴを愛でる日々を送っております。ライブの円盤も届き、夏のフェアも終わり、ついに新曲も発表されましたね!!
10月のファンミでは新曲や新情報発表と、これからますます忙しくなりそうなので、早く書き切らねば…という思いで何とか書き上げました。早速、楽曲レビューをしていきたいと思います!
今回は「蜜柑」と「what about love」です。
はじめに(注意事項)
この記事はあくまでも"個人の感想"です。
私の好きなポイントや感じたことをひたすら紹介するものになりますので、公式の見解ではございません。紹介するメンバーの偏りもあります。
また、私は音楽好きなただの人間で音楽用語など専門の正しい知識はなく、抽象的な表現も多いです。こんな聴き方もあるんだな〜程度に思ってください。出来るだけ調べて書いてはいますが、間違ってたらごめんなさい。その時は優しく教えてくれると嬉しいです。
ここまで、読んでくれてありがとうございます!
お待たせしました。
それでは、スタートです!
"蜜柑"レビュー
さて、今回は「蜜柑」からです。
ファンク×J-POP×アイドルという、定番で最強の組み合わせ!!
MVも超可愛いのでぜひ見てほしい。ちょっとレトロでポップな雰囲気の中、皆で仲良くお買い物って…毎度毎度センスが良すぎる…
さくやの猫耳とじんたのニット帽とスバルのヘアピンとかめっちゃ似合ってて可愛いし、何よりイッセイに眼鏡かけようって言った人誰ですか??天才??アグリちゃんはお腹冷えないか心配なのでちゃんとおへそ隠してください!!
いやーそれにしてもこの衣装ほっんとに可愛すぎる!いつかこれでライブで着てほしい…
yoruの皆様いつも素敵なMVありがとうございます。
曲の構成はこんな感じ。
イントロ
Aメロ→Bメロ→サビ
Aメロ→Bメロ→大サビ
落ちサビ→ラスサビ
珍しくシンプルな構成ですね。でもクランヴさんがシンプルにするわけないいんです。そうです。シンプルなのは構成だけです。
曲全体としては楽器隊が楽しそうで、いいなぁ~私も弾きたいな~って思ったのが率直な感想。
でもギター控えめでシンセ強めにしてあるので、好みではないんだけど(おい)、アイドルポップ感増してて曲のコンセプトにぴったりかな。
蜜柑は個人的に歌詞が好きです。
何気ない日常を切り取った友情ソング。意外とありそうでなかったような。
最近のアイドル界は世界観強めでメイクもMVも衣装も派手にするのが流行ってるようなので、こういう肩肘張らないコンセプト、有り難いです。こういうの聞きたかったんだよ…XlamVってどんな曲でも等身大で表現してくれるので好き。
そんな世界観に合わせて、みんな歌い方も素直で楽しく語ってる感じが良い!歌唱技術よりも表現力が試されるタイプの曲な気がするので、中の人たち本領発揮みたいなとこありますね。
イントロ〜Aメロ
作曲家の川口さんがポイントだと言っていたブレイク!アワソラの時は全部同じタイミングで音を切ってたんだけど、今回は全部違う。
シンセをディレイで残したり、1拍目よりギターだけが早く入ったり、ドラムだけが入ったり。全部違うことやってるんです。楽しい。聞いてるだけで楽しい。
ファンクギターが大好物なのでもう本当に最高。インストだけでもテンション上がる!
アグリのオク上も初っ端からいい味出してるよね。アグリのオク上とか上ハモ、あとたぶん5億回くらい褒めることになると思います。しつこくても許して。
あとね、おそらくタイトなリズムが苦手であろうイッセイが、頑張ってタイトに歌う"バレちゃってるのよ~"が可愛すぎて泣く。
からのレオン!上手すぎていつも言うことないんだよね。アクセントのつけ方も語尾の処理も上手いな~いいな~真似したい。という個人的すぎる願望ばかり出てきてレビューらしいレビューができない。ごめん、レオン。いつもクランヴの歌唱力の底上げをしてくれてありがとう。感謝してます。
Bメロ
相変わらずさくや君は息の調節がお上手ですなぁ〜と、MVの可愛さとみんなの歌声に酔いしれてると、ベースが急に速弾きしはじめるから、かっっっこいいいいい!!ってなる。ギターのカッティングも思わず体が動いちゃうノリの良さだし、楽器隊が自由で楽しそうで、何も考えず買い物かごにほしいもの入れちゃうアグリとじんたみたいだね、ってなりますね。(なるよね??)
あと、スバルの"今日は~"と"今は~"の最後の音への持っていくスピードが違うぞ…
"今は~"の方がよりゆっくりになってるから、サビへの期待感に繋がる気がする。すごい。こういう表現もあるのか。勉強になります!
サビ
そして川口ポイント2つ目!転調!めっちゃナチュラルじゃない?大した音感ないせいで、正直気付かなかったです…すみません!出直します!
なんで転調させたんだろ、って思ったのでAメロのコード進行のままサビ入ったらどうなるかな?って試したらなんかおしゃれな落ち着いた雰囲気になってしまったので、転調はやっぱり必要なのかも。
コード理論が苦手で、ここからは全部憶測なので間違っていたら申し訳ないんですけど…(詳しい人教えてください!)
AメロBメロはたぶんkey=Fマイナー/ヘ短調でD♭ーE♭‐Cm‐Fmの進行で続くんだけど、Bメロ後半のサビ前にFっていう、Fマイナースケールにはない和音がくるんだよね。
このFで違和感が仕事するせいで、"今は~"からF♯(調でいうとたぶんkey=B/ロ長調)に転調してても、流れるままにあっさり受け入れてしまった気がする…気付けなくて悔しい。自信なさすぎてたぶんが多い。
話を戻しまして…
サビのクラップ、タイミング難しくない?だってライブだとさ、メンバーを必死に目に焼き付ける作業しながらこのクラップしろってことでしょ?鬼畜すぎて笑った。ライブでは親切にモニターに映してくれてはいたけどさ、あんなはちゃめちゃに可愛い振り付けだよ?気が散ってクラップどころじゃないです。円盤見て、あのレオンが?この?可愛い振りを???ってしばらく混乱した。
Aメロ~Bメロ
さくやの"いまどこにいんの?"の色気すごくない?このお兄さんわざとフリップさせてるんだろうか…癖なのか分かんないけどこれは真似できないな。さくや節って感じ。(ネーミングセンス皆無)
あとBメロからドラムのリズムが1番と微妙に違うんだよね~。毎度毎度さり気ないところにこだわって絶対に手を抜かない感じ。大好きです。
大サビ~ラスサビ
なんか急にめっちゃキラキラした音が降ってくるー!いろんな音が混ざって、サビまで勢い持ってくのかと思ったらここで一回落ちサビ。で、ここで繋ぐ役割って、やっぱりいつものなごむ君なんだよね。オケを落としても歌の勢い落としたくない時って絶対なごむ君じゃない??逆に勢い落とすときはイッセイとかじんただもんね。
なごむの伸びのよい声、本当に良い。聞いてて気持ち良い。一人立体音響(とは?)みたいな奥行きを感じるよ~。ミュージカル界から引っ張りだこでしょ、絶対。
そして今回も変わらずコーラスワークが素晴らしいのだけど、コーラスは前面に押し出さずメインを複数人にすることでこれまでのクランヴとちょっと違う、わちゃわちゃした楽しい雰囲気に仕上がってる。正直初見はそこまで好みじゃないないな~って感じだったけど、聞けば聞くほど発見があって面白い曲だったなぁ。
そして最後の川口ポイント、最後のハモ。正直"maj7になってる"ってどうゆうこと?って感じたったので考えました。
いちばん最後の"Friend~"のワンフレーズだけサビの転調を元に戻してるんだけど、最後のコードをA♭(ラ♭-ド-ミ♭)で終わらせるには
上ハモはミ♭
メインはド
下ハモはラ♭
だときれいにまとまるけど、この三和音にさらにソの音を足すことでA♭maj7(ラ♭-ド-ミ♭-ソ)にしたってことですよね?
合ってますか川口さん?maj7どうですか?って言われても、そもそも最後のワンフレーズだけ転調戻してくる時点で、A♭で終わらせる時点でびっくりしてるから。きのこの山派だから。(元ネタは公式Xで川口さんのクリエイターズメッセージ見てくださいませ。)
クランヴって運営は色々言われてるみたいけど、キャラクターや中の人だけじゃなくて楽曲制作に携わってる方々も推せるのが良いと思うんだよね〜〜!緑喜さんの振付も期待を遥かに超えてくるし。素晴らしいコンテンツを推せて幸せですよ私は…
正直この記事書こうとしたとき、蜜柑はあまり長く語れないかもって思ってたけど、結局長くなってしまった。
MV見る際はぜひ、最後までよーく見て、聴いてくださいね!!後悔させません。絶対に。
"what about love" レビュー
続いてはワラバラです。クランヴ初のバラードだよー!最高だよー!クリーントーンのギターから始まるのがMVのほわっとした夜景とマッチしてて良いです。
今回も構成迷いました…コード進行は一緒なのにセクションごとにメロ違うんだよね。さすがクランヴさん。てことで素直にセクションごとに分けて紹介致します。
Aメロ→Bメロ→サビ
Cメロ→Dメロ→Eメロ
(間奏)
落ちサビ→ラスサビ
Aメロ~Bメロ
最初はドラムとシンセのみ、途中からギターリフがさり気なく入る感じで、ボーカルもメインのみというシンプルさで、洗練されたシンプルな大人っぽさを感じるんだけど…歌詞が…歌詞が可愛くっておばちゃん泣いちゃう。
せっかく付き合ったのに自信がなくて先に進めない焦れったい感じ…純度の高さに心が潤っていきます。
特に、恋愛強者な雰囲気出てるさくや、イッセイ、レオンの兄組がしおらしい歌詞歌ってるの本当に可愛くないですか??実際恋愛下手そうだし。(失礼だね、ごめんね。)
じんたの声は何気こういう曲が一番合う気がするので聴き心地良いです。
サビ
コーラスが…美しすぎる…
ワラバラだけパート割出てないので正確なのは分からないけど、上下のハモとオク下かな?これだけ個性的な声が集まってるのに、こんなにきれいにハモれるの本当に流石としか言いようがないです。
コーラスを際立たせるためか、オケはドラムとシンセのみ。この少なさ、クランヴって感じですね。
特にアグリちゃんの上ハモって存在感あるのに、ちゃんとメインを引き立てる不思議な力があるよね。逆に目立たないコーラスもそれはそれで重要なんだよな。本当にバランス良い。
あと、スバルの声は本当に良いバランサーになってると思う。リーダーってのもあるかもだけど、曲やサビのはじめを任されるのってそういうことかなって。ソロで聞くと鼻にかかったような甘い声で個性的だから、耳への残りやすさみたいなのもあるし、でも曲全体で聞くと馴染むどころか、中間に位置してるように聞こえる不思議。
なごむの"わっかぁんないよぉ"も可愛すぎる…純真無垢なセリフがよくお似合いですこと。最近のなごむくん、どんどん自信つけてかっこ良くなってきてそれはそれで良いのだけど、この頃のなごむも良いな…
そしてイッセイの色気たっぷりの低音ボイスも良いです。いつも余裕たっぷりのイッセイが弱気な歌詞…良いです。
Cメロ~Dメロ
アグリパートのブレイクとか悩んで言葉飲み込んだ一瞬みたいな雰囲気があっていいなぁ。ギターの入りも1番と2番で違うし、こういうちょっとしたポイントを毎回入れてくれるのが好きです本当に。これだけ音和
数少ないのに単調にならなくて、飽きがこなくていつ聴いても大好き!
レオンのビブラートも良きですねぇ。そして、いつも自信たっぷりのレオンが弱気な歌詞…良いです。(デジャヴ)
間奏
ギターソロとともにスバルくんのセリフ…スバルくんの実直さが溢れ出てるよ…眩しいよ…
Eメロ
さくや兄さん、息多めのボイスがセクシーすぎる。いつものチャラい勢いを封印して気弱な感じで歌うの本当に良い…!なごむくんの歌声も歌詞以上に甘い、甘い、甘すぎる。糖分過多。で、レオンがかっこよく締めてくれるんですよねーーーそこにアグリのハモで尊いの大渋滞。
それだけじゃなくて、間奏のギターソロからギターが続くんですよ。バッキングとかじゃなくてメロディーを弾き続けるので、ボーカルと上手く複雑に絡み合って、壮大なハーモニーに…
落ちサビ
で、さらに畳みかけるようなじんたの歌声が…てか、まず、最初のブレスが良すぎない?じんたのオタク生きてる??
ブレスしてすぐ歌うんじゃなくて、ブレスから半拍置いて歌い始めるんだよ…何これめっちゃいいじゃん…。ライブだったらこの半拍で会場の集中がじんたに集まるのが想像できる…
あとじんたの歌ってフォールが多いんだけど、このパートではそれが良い味出してると思う。歌ウマメンツに比べると若干の不安定さもあるので、そこがこの初々しい歌詞の世界観にぴったりだよね。
…で、実際のライブなんですけど、円盤見る限りこのブレス聞こえなかったー残念。次のライブはさ、ダンスだって踊ってるんだし、少しタメてちゃんとひと息ついたじんたのブレス入れて欲しいですお願いします!!
サビ
サビに入る前の"Ha-"があまりにも美しすぎて、本当耳が幸せです。これアカペラかアコースティックverで聴かないと死ぬに死ねないよ。頼むよ運営。アグリの上ハモが心に響いて泣きそうになるし、下ハモの厚みと安定感よ…コーラスも美しい。しかもMVじゃ見れないけど振り付けも良いんだ…この子達に素敵な歌を歌わせてくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです。(毎度言ってる)
おわりに
以上、蜜柑とワラバラレビューでした!
今回も長い記事にお付き合いいただきありがとうございました。
まだ他の曲やライブの円盤のこととか、ダンス(とくにイッセイ)に関してとか語りたいことがたくさんあるので、またお付き合いいただけたら嬉しいです。
それでは、また!