RAW現像オンラインセミナーを受けて、BenQ 32インチ カラーマネジメントモニター SW321Cが欲しくなった理由。
オーストラリア在住ヒコプラスタッフのふみ (@fumisophoto) です!
世の中はもうクリスマス!ちなみにオーストラリアのクリスマスは、日本のお正月のように家族で集まってお祝いするのが一般的です。そのため、ほとんどのお店が閉まります。スーパーマーケットもみんな大好きKFCもです。クリスマスなのにKFCが閉まることをはじめて知ったときの衝撃はまだ忘れられません。
▼ ヒコプラ(ヒーコプラザ)とは?
略してヒコプラは、人数限定でおこなっている「写真の新しい楽しみを発見し・発信する」をテーマにした取り組みです。現在80名程度のメンバーが参加中。今後の応募などについては情報解禁をお楽しみに!
さて話が変わって、ヒーコではフォトグラファーの上田晃司さんによるオンラインセミナーが開催されました。その名も、『RAW現像オンラインセミナー!高性能なBenQの32インチ カラーマネジメントモニター SW321Cでワンランクアップの写真表現』。今回は、そのセミナーの様子をレポートとしてまとめました!いや〜、すごく良いセミナーでした。ここしばらくTwitterの更新が滞っていたのですが、この日はたくさん更新しちゃいました。
↑もりあがるわたし(by Twitter)
登壇者プロフィール
上田晃司
米国サンフランシスコに留学し、写真と映像を学ぶ。
帰国後、写真家 塙真一氏のアシスタントを経て、フォトグラファー、映像作家として活動開始。新しい技術をいち早く取り入れ、写真や映像表現に活かしている。
2014年頃からはドローンを取り入れた撮影も行っている。現在は、雑誌、カメラメーカーの広告を中心に、ライフワークとして世界中の都市風景やストリートスナップを撮影。講演や執筆活動も行っているほか、ニコンカレッジ、LUMIXアカデミー講師などでも講師を務める。
また、YouTubeチャンネル「写真家夫婦上田家」で写真、旅、カメラについて情報発信している。Profoto トレーナー、Hasselblad 2015 ローカルアンバサダー。
上田さんの作品がどれもドラマチックすぎる
メインの被写体がストリートスナップや街風景が多い上田さん。世界の様々な都市を訪れ、その街で起こるドラマチックなワンシーンを撮られているそうです。ドラマチックな世界の日常をテーマにされていることもあり、上田さんの作品は思わず、アッと息を飲み込むものばかりです。また、上田さんは撮影されるときはただスナップをするだけではなく『素敵なシーン + α』を大切にされているとか。今回のセミナーでは、その『α』のひとつである色の表現の方法をわかりやすくたっぷりと見せてくださいました。が、まずは上田さんおすすめのBenQ 32インチ カラーマネジメントモニター SW321Cについて紹介します。
BenQモニターのここがスゴい!
上田さんがBenQ 32インチ カラーマネジメントモニター SW321Cを推す理由を4つ挙げられていました。
・パネルのクオリティの高さ
・カラーマネージメントのしやすさ
・コストパフォーマンスがものすごく良い
・必要なものがすべて揃っている
▼ カラーマネジメントとは
カメラやプリンター、モニターなどのそれぞれのデジタルデバイスが持つ特有の色から、基準となる色へ正確に補正し、再現するシステムのこと。カラーマネジメントを怠ると、同じ写真であるはずなのにパソコンで見た時と携帯でみた時の写真の色がが違う…等の問題が発生します。
この部分のお話を聞いただけでBenQのモニターが一瞬で好きになりました。特にコストパフォーマンスの良さはたまらないポイントですよね。個人的にプロ向けのモニターは10万円以上が当たり前なのかな?と勝手に思っていましたが、BenQのモニターのほとんどは5万円前後!このお話はセミナーの序盤でされていましたが、既にわたしの口癖が『モニター買わなきゃ』になっていました。恐ろしい影響力。。。
BenQ 32インチ カラーマネジメントモニター SW321Cのここがたまらん!
更に上田さんは今回のセミナーのテーマのひとつであるBenQ 32インチ カラーマネジメントモニター SW321Cの魅力についてすこしだけ語ってくださいました。
・32型の4Kモニター
・大きな液晶モニターには発生しがちなムラを補正するユニフォミティー補正機能付き
・幅広い色域をカバー(*AdobeRGBを99%、sRGBを100%カバーしている)
・オリジナルのカラーをきちんと表現している
・ハードウェアキャリブレーション対応
・USB-C一本で接続・給電ができる
・操作が楽!
これでも少しだけです。どんなにたくさんの魅力がつまっているんだこのモニター…!
▼ 色域とはこういうことらしい
デジタルデバイスやプリンターで表現できる色の範囲のこと。色域には様々な規格があり、写真ではsRGB(ウェブサイトの写真向け)とAdobeRGB(印刷物の写真向け)。動画では、現在Rec.709が主な規格。
セミナーでは実際にBenQ 32インチ カラーマネジメントモニター SW321Cを使われていましたが、複雑な操作をせずに簡単にsRGBとAdobeRGBの2つの色域をを同時に表示して違いを確認したり、カラー画像からモノクロ変換を行われていました。また、32型の大きなモニターのため、写真を大画面で見ることができ、ほとんどのプリセットがスクロールしなくても表示されていました。なんてしあわせなんだ。
ステップをたくさん踏まずに直感的な操作ができるBenQ 32インチ カラーマネジメントモニター SW321Cが、最強のプロ・ハイアマ向けのカラーマネジメントモニターといわれている理由がハッキリと分かりました。
BenQ 32インチ カラーマネジメントモニター SW321Cを使いながら実際にRAW現像をしてみよう!
そしてここから現像テクニック講座!実際に上田さんが撮られた人物、自然の風景、都市風景、そしてストリートスナップの写真をLightroom ClassicとPhotoshopを使って現像されました。上田さんはRAW現像を行う際に重要なことは『何をしたいのか』を明確にすることだとおっしゃっていました(例えば、男性ポートレートを現像するときは、ふんわりした女性らしい印象にするよりハードな印象にしたいのでコントラストや明瞭度を調節する等)。ちなみに、現像の方向性がつかめない場合はLightroom等のプロファイルから好みのパターンを選び、細かい修正を加える方法もあると話されていました。
セミナーでは、それぞれの写真にどのようなことをしたいのか、どのような調整をすればやりたいことを表現できるのか丁寧に説明してくださいました。このオンラインセミナーを経て、自分の現像方法を見直すいいきっかけになりました。これからの自分の作品がもっと良くなる気しかしなくて、楽しみです!
セミナーを受けた他のヒコプラメンバーの感想
ここからは、セミナーを受けたヒコプラスタッフの感想を紹介します!
今回はBenQモニターを使った現像とモニターのレクチャーに参加してきました。1時間30分の予定を越えてまでも質疑応答に答えてくれた上田さんの今回のレクチャーは内容がギッシリ詰まったボリュームある回でした。私はゲームを本気でやっていた時にモニターにこだわりを持っていたのでディスプレイの重要さは知っていると自覚していましたが、“ゲーム“と”写真“ではモニターの重要な理由が全く違い、再認識しました。写真の場合、モニターは自分が見る為だけのものではなく、自分の写真を見る“相手“の見え方を見る為のものでもある事がこのセミナーで凄く実感しました。特にsRGB・Adobe RGBといった媒体によって異なる色域を考えた時にモニターの違いが他者と大きく違いを付ける事になります。SNS時代に直面している写真の世界では様々な方が様々なデバイスや方法で写真を見ます。そうした時に色域の違いや“誰”をターゲットに写真を現像するか考えていないと、どんなに素晴らしい編集技術や表現を現像で行っても他者には伝わっていない可能性があります。こうしたズレは自身の写真を印刷した際に色の出が思っていたのと違うと感覚と似ているかもしれませんね。モニターのワンタッチで色域を変える事が出来るのは革新的かつ現代のフォトグラファーには必須のツールと知識なんだなと勉強になりました。
りーさん(@kebabtabeyo)
もっとBenQ 32インチ カラーマネジメントモニター SW321Cのことが知りたい方におすすめ!
こちらは、フォトグラファーのコハラタケルさん・Sho Shibatasさんによる、モニターのレビュー記事です。リアルな使用感がとても伝わります!
わたしはこの記事を読んでますますBenQ 32インチ カラーマネジメントモニター SW321Cで作業がしたくなりました。切実にほしい!
次回、セミナーで刺激を受けたヒコプラスタッフが現像作業に挑戦!果たしてワンランクアップな写真表現ができるようになるのか…!?次回もお楽しみに!それではみなさん、メリークリスマス!
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