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恵那 もとい中津川!

雅樹(かつお)さんの企画に参加しようと思いながら、早2週間。やっと思いついた記事が、ちょっと季節外れな栗きんとんのお話しです。

長野に住んでいた頃は、毎年栗の季節になると、岐阜県の恵那へ行って、恵那川上屋さんと、恵那すやさんへ栗きんとんを食べに行っていました。

と、私はすっかり恵那に行ってるつもりだったのですが、記事を書くにあたり調べたところ、「恵那川上屋」「恵那須や」は恵那なのですが、私が行っていたのは、「川上屋」と「すや」で中津川のお店でした。

川上屋さんは、国道沿いにデデーンと大きな建物で駐車場も広くて入りやすい、流行ってるお店だなという感じ。広い店内の左側がカフェになっていて、そこでしか食べられない栗スイーツをいただくのが楽しみでした。

すやさんは、同じ国道沿いの反対側にあって、少し奥まった所に、老舗の格調高い風格で、慎ましやかに歴史を感じる「すや」2文字の看板のかかった建物があります。私はいつもその隣りにちんまりと建っているカフェ?というより茶屋といった方がしっくりくる建物で、その季節にしかお目にかかれない栗ぜんざいをいただくのが、恒例でした。

記憶があいまいなので少し調べてみたところ、すやさんのカフェは西木店の甘味処「榧」という所で、栗ぜんざいではなく、栗しるこでしたね。しかもリニューアルされたようで、雰囲気はそのままにきれいになっていました。

もともと小さな頃からモンブランが好きで、もちろん長野の小布施のモンブランも食べに行きましたが、玄米菜食になってからは栗きんとんに興味が移り、栗きんとんといえば、私としては中津川押しで、原材料が「栗」のみだったりすると、もうその心意気にうれしくなります!

今、メニューを見ると、栗パフェなど魅力的なスイーツが増えていて、また行きたくなってしまいました。栗きんとんの食べ比べとかも贅沢ですね〜。

恵那には、恵那峡もあり、紅葉も見応えがあります。ダム湖も広がっていて景観を楽しめます。恵那峡の近くに「銀の森」というちょっとお高めな食のテーマパークみたいなところもできて、優雅な気持ちにさせてくれます。

岩村城跡とその城下町もあるようです。

中山道が通っているので、19号線沿いはずっと宿場町があります。岐阜県で有名なのは、馬籠宿ですね。坂の両脇がお店になっていて、奈良井宿、妻籠宿と比べると山を近くに感じるし、坂道なので小ぢんまり感は否めないのですが、やはり素朴さが好きです。

お盆やカトラリーなどの木工品やおひつ、漆塗りのお椀、美濃焼を代表とする陶器、天然素材のカゴなどなど、カフェを始めるときに必要な道具は、ほとんど岐阜へ買いに行きました。お味噌汁用のお椀が、どうしても気に入ったものが見つからなくて、木工品は岐阜に行けばある!という思いだけで探しに行って、道の駅の外でテントを張って売っているようなところで、素朴で丁寧な器を見つけた時は、とても嬉しかったのを覚えています。

話がちょっとそれましたが…

岐阜県の好きなところは、素朴なところ。食べる物も使う物も、素材を生かしてあまり手を加えずに、シンプルな美しさを感じます。

その中でも、栗きんとんの美しさに魅せられて、中津川にある2大栗菓子屋、川上屋さんとすやさんがおすすめというお話しでした。

追記 
旅は基本車で、高速道路で行くので、サービスエリアなどで栗きんとんを買うときは、中津川の「松葉」さんの栗きんとんを買います。東京の百貨店などにもイベント出店することが多いので、比較的手に入りやすいですし、これまた輪をかけて素朴な栗きんとんです!

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トップの写真は岐阜県中津川市の馬籠宿で、脇の小道が旧中山道。長野県木曽郡にある妻籠宿まで繋がっています。こちらの写真はトップの写真と同じ場所から振り返って撮った夕日です。

すや
https://www.suya-honke.co.jp/

川上屋http://www.kawakamiya.co.jp/?transactionid=f44b998ba735ec80dd97516ed962727b4a7ecc5a

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