声優になれない人達の特徴
声優を目指している方へ
養成所の段階でのお話をします。
今から上げるものに当てはまっていたら声優にはなれません。
ドキッとした方は今すぐ改善しましょう!
滑舌が悪い
これは今まであってきたどの音響監督もおっしゃってました。
滑舌が悪いと仕事にならないから現場には出せないしオーディションでは選ばない、と。
滑舌は努力で直せるものです。
全くの初心者でも半年から長くて一年あればある程度よくなります。
つまり、滑舌が悪いと指摘されたことがあって何ヶ月も直ってない人は声優になる気がないってアピールしていることになってしまいます。
プロでも滑舌悪い人いるじゃんって思った方、滑舌がいい人がわざと滑舌を悪く喋るのと元々悪いにとでは天地の差があります。
プロになれている時点で最低限の滑舌のよさはもっているのです。
滑舌はよくて損はしませんが悪いと損します。
滑舌が悪いなと思う方は今すぐ毎日の滑舌のトレーニングをしましょう。
失敗に対しての認識が間違っている
失敗に対してどう考えてますか?
悪いものとかよくないものとかしてはしけないものとかそのあたりでしょうか。
もしそう捉えているのであれば、今すぐその考えを改めましょう!
あなたは生まれてすぐ歩けましたか?
歩けませんでしたよね。
初めからうまくできる人なんていません。
失敗を経験し、どうして上手くいかなかったのかを考え、改善してまた取り組む
こうやって成長していくのです。
しかし、失敗を恐れて何もしなかったら?
確かに失敗はしないかもしれせんが、何も成長はしませんよね。
声優のトレーニングも同じです。
失敗を恐れていたら何もうまくなりません。
むしろ、失敗は成長の糧です。
どんどん失敗して成長へのチャンスを掴みましょう!
失敗できるのは養成所のうちだけです。
事務所に所属して晴れてプロになったら失敗はできなくなります。
養成所のうちにたくさんチャレンジして失敗して経験を積みましょう。
継続できない人
声優の技術は一朝一夕で身に付くものではありません。
継続した努力が必要です。
滑舌や発声なんて特にそうです。
コツコツと積み上げていかなければいけないのです。
スポーツや勉強も同じだと思いますが、違うところでいえば目に見えづらいところでしょうか。
変化がすぐにわかるものではないので、上達しているか自分で判断しづらいんですね。
それでしんどくなってやめていく人も多いです。
それでも頑張れる人だけが今声優として活躍しているのです。
目に見える成果が出なくても継続できる人だけが、いずれ大きな成長を経て声優になっていきます。
受け身の姿勢でレッスンを受けている
これ結構養成所生で多いです。
レッスンを演技を教えてもらえる場だと思っているタイプ。
養成所は学校ではありません。
この記事でも書いたように
養成所はビジネスなので、ただレッスンを受けているだけでは大金を払って終了です。
レッスンは自らを売り込む場です。
もちろん吸収することは多くあります。
それは、自らチャレンジした結果から得られるものです。
そして売り込む為には、自身と自身の芝居はお金を割く価値のあるものになっていなければなりません。
この意識が非常に重要です。
この考え方を基に日々のトレーニングを積み、常に自分の芝居にお金を払えるかどうかという視点で考えていると成長が早いです。
こう考えると、やることいっぱいありますよね?
日々何もせず、受け身でレッスンを受けているだけでは声優にはなれません。
コミュニケーション能力が低い人
声優は事務所に所属していることが多いですが会社員ではありません。
声優は個人事業主なのです。
個人事業主ということは自ら仕事を取ってこないといけないのです。
事務所に所属したからといって仕事があるわけではありません。
マネージャーが勝手に仕事を取って来てくれるわけでもありません。
事務所やマネージャーと良好な関係を築けているからこそ仕事を振ってもらえるのです。
また、仕事先で出会う制作会社の人や音響監督と良好な関係を築けているから仕事が続いていくのです。
良好な関係を築くには?
コミュニケーション能力が必要なんですね。
このあたりは別の記事で詳しく書くつもりですが、コミュニケーション能力が低いと声優にはなれません。
むしろ声優こそ、コミュニケーション能力が高い人が多いのです。
思考力が低い人
思考力は滅茶苦茶重要です。
自分に今何が足りないのか、どんな練習が必要なのか、事務所が求めているのはどういう人材なのか、自分の魅力はなんなのか・・・ect
様々なことを考えなければいけません。
上で述べたように声優は個人事業主です。
自分で考えて行動していかなければいけません。
何も考えずにがむしゃらに努力しても声優にはなれません。
考えるのがめんどくさいという方も声優にはなれません。
考える癖を身につけましょう。
身近なところで言えば、なぜ信号機は赤、黄色、青の三色なのか、とかですね。
疑問に思ったことは考えてわからなかったら調べる癖をつけましょう。
もし当てはまっていたら今すぐ改善!
もし当てはまっていて、声優になりたいのであれば今すぐ改善しましょう!
意識の問題で解決できるものもありますしね。
それでは。
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