
vfc umarex GLOCK19(G19)gen.4 分解調整②・トリガー周り
↑前回からの続き
(注: トリガーレバースプリング、ノッカーロックスプリング等を弱いものに交換するとスライド後退負荷は減るけども同時にスライド後部を持ち上げる力が減るので注意)
umarex GLOCK19 gen.4の続いてトリガー周りの分解と調整。ここは結構大変である。
では分解開始ッッ‼️
↑まず初めにスライドロックを外す。下からスプリングで押し上げられて溝にはまって留まっているだけなので、
↑何かで適当にスプリングを押し下げながらとりあえず左右どちらからでも良いので上手いことスライドロックを抜く。この時スプリングが飛んでいって消滅する可能性が非常に高いので(消滅した)手で蓋をしながら抜くなり、飛んだとしても探し出せる場所で作業しよう。
↑次にスライドレールユニットを外す。このデカいネジを外す。
↑するとユニットを浮かすことができるのだけど、この時スライドストッパーのスプリングやらトリガーレバーのスプリングやらが「びよよんびよ〜〜ん‼️」と暴れるかもしれないが慌てる必要はない。わしは大いに慌てた。
↑スライドレールユニットを取り出すとこういう感じ。左からトリガーー、スライドストッパースプリング、スライドストッパーの順でピンに刺さって並んでおります。
↑レールのユニットはピンが刺さる様になっているわけではなくピンに乗っかるだけ。
↑このユニット、箱出しだとフレームへの収まりが悪い場合があるようでうちの個体は前方側が浮いて収まる仕様だった。そうなるとスライド前方が大きくガタついてしまい色々問題があるのでフレーム側のネジ受け周辺とユニットの底の前側を削ってレールが水平に収まる様に調整した。(構造上、後ろ側のピンの部分は位置は固定)
↑横から見るとこんな感じ。
↑フレームとユニットの面がツライチになっているとベストだと思われる。
↑分解の続き。フレームのピン(下の大きい方、上の小さい方はダミー)を抜いてスライドストッパーとスプリングを取り出したところ。トリガーはトリガーレバーがハンマーユニットに食い込んでいて抜けないのでトリガーを交換したりする場合はハンマーユニットを浮かせる必要がある。
↑というわけでハンマーユニットのネジを取って
↑ピンを抜いてユニットを浮かせてトリガー&トリガーレバーを取り出し。ハンマーユニットのノッカーリリースのスプリングが飛んで行かない様に注意‼️
↑トリガーとトリガーレバーとトリガーレバースプリング。トリガーは社外アルミパーツに交換済み、トリガーレバースプリングは適当に見繕った張力が弱いものに交換済み。トリガーレバー後端が最低限上まで上がり切る張力があれば良いと思う。この調整によってスライド後退の抵抗が結構減るのと、トリガータッチが軽くなる。
以上、分解と調整のしどころの解説でした。
ートリガー部の組み込みー
次にトリガーの組み込み。これがまた非常にめんどくさい。
↑スライドストッパーとトリガーを置いて、その間にスライドストッパースプリングを置く。スプリングを引っ掛ける場所は写真の通り。
↑で、ピンを通す。上から見るとこんな感じね。
↑上からレールのユニットを乗っけて、スライドストッパーの上側のピンを写真の箇所に引っ掛ける。非常ぉ〜〜〜〜に難しくイライラするかもしれないが意地で引っ掛ける。
↑スライドストッパースプリングを引っ掛けたらユニットをちょっと浮かせてトリガーレバースプリングを引っ掛ける。この時ユニットを持ち上げすぎると引っ掛けたスライドストッパースプリングが外れてしまうので注意。超イライラするがここも意地で引っ掛ける。ここは細いプライヤーがないと無理かも。
↑組み上がるとこんな感じ。あとは分解時の逆の作業を辿っていくだけなので簡単。
今さらだけど使っている道具はこんな感じ。
0.9mmくらいの細目の六角レンチが入っているセット、ピンを抜くときのピンポンチ、一番右のは六角ドライバー。
ところで、ピンとネジ両方で止まっている箇所全般に言えることだけど、外す時はネジを先に取り、つける時はピンを先に入れないとねじ山が潰れてしまうので注意しましょう。あと、樹脂部分に直接ねじ込むネジは締め込みすぎない様にしましょうネ。
次回はおそらくスライド部分の分解解説、もしくは社外スライド&アウターバレルを入れた時の詰まりに関する記事、のどちらかにしようかと。お楽しみにぃッッ‼️
ということで続き↓