
東京マルイGLOCK19 gen.3 & vfc umarex GLOCK19 gen.4 比較してみるッ
東京マルイですと!?
こんにちは小武です。散々vfc GLOCK19 gen.4を弄り倒してきたわけだが、段々とわかってきたことがある。それを確かめるため東京マルイ製グロックをとうとうお迎えッッ‼️
左が肉叩きを外したvfc GLOCK19 gen.4、右が東京マルイGLOCK19 gen.3。正直マルイの方はしげしげと眺めると第一印象としては各部ディテールがことごとくおもちゃっぽくちゃっちい感がある。
スライドがプラ製でプラスチック特有のヒケがあったりパーティングラインがあったり、
リアアサイトもなんちゃって装着でイマイチ感。しかし……
なぜか東京マルイグロックの方が実銃っぽさを醸し出しているのだよ。実際のところこのプラ製のスライド&バレル、かなり良い仕上げをしていると思う。エキストラクター部分のバランスもマルイの方が実銃っぽい気がする。
vfcのスライドは仕上げはそこそこ良いしアルミ製なところも良いんだけどCNCの解像度が低くて意外に各部段々畑になってるしそれを誤魔化すためか荒めのサンドブラストがかかってる感じでザラザラすぎてスチールっぽさがない。あと、スライド下端がvfcの方はザクッと90度切りっぱなしなんだけど東京マルイはわざとなのかたまたま緩い造形になったのか面取りされてハイライトが入る。ここが実銃っぽい!
そして。マルイの噂のリコイル&ティルト機能。すごいねコレ。
ガッツリとチャンバーのカバーが下がる。しかもアウターバレルが内部のレールに沿ってきっちり動くのでスライドと衝突する心配もないしガタつきも全くない。
こちらカスタム済みvfcグロック。バレルをここまで下げるために……
インナーチャンバーの天井をこれだけ削っている。涙ぐましい努力。
実はマルイ製のリコイル&ティルトのギミックは知っていたのだけど
「そうじゃない、そういうおもちゃっぽいギミックじゃなく俺はリアルな感じのが欲しいんだ」
という信念に基づきvfcグロックに手を出したわけだがその後散々カスタムと調整に苦労し、今回マルイ製を触った結果
「マルイ正解」
マルイのバレルティルトは激しい。ほぼ実銃並みにティルトしてるのではなかろうか。
で、よく見るとスライドストップ時のマルイの後ろ側のスライドの隙間がすごい広い。
なんでだ?と思ってスライドのレールを見てみたら
どう見てもマルイの方はそうなる様にわざと作られている模様。理由はわからない。
※ウム、思い出した。確かM1911A1でも同じ動きをしていた。排出するカートリッジをくわえ込むためだな。たぶん
あと、スライドストップノッチに強化部品が入ってるのも良いよね。(そのせいでスライドが浮いてるお茶目)
vfcの方はメタルスライドだけどアルミ製で補強部品も付いてないのでバカスカ撃ってると段々とノッチがベコベコになる。特に箱出し状態だとスライドストッパーの角が全く処理されてないので結構早めにベコベコになっちゃう。
というわけでvfcの方は早めにストッパーの角を面で当たる様に整形しておくべし。少しスライドストップノッチの寿命が伸びるぞ!たぶん!(写真はvfc)
グリップの比較。
gen.3とgen.4の違いによりgen.4の方が数ミリ前後に短い。
あと、恐らくマルイとvfcの違いで左右に1ミリvfcの方が小さい。
なのでvfcにぴったりサイズだったG17用BlackListタイプマグウェルがマルイにはギリ入らない。
無理やり入れれば入るとは思うけどたぶんグリップに傷は付くと思う。
ところで肝心の撃った感じはどうかというと、よく言われる
「マルイのブローバックはキレが良い」
は本当だった。まじキレがいい。スライドの軽さからくるのか、機構的なところから来るのかわからないけどとにかく撃つと楽しい。軽さゆえ反動は少なめだけど実際の銃のブローバック速度はこんな感じなんだろな‼️と思える速さ。
ところでマガジンのガス容量は秤で測ってみたところ
vfc = 最大24g
マルイ = まっすぐ入れて10g、傾けて入れて約最大15g
らしい。
正直気に入った。カスタムするしかないのうッッ‼️(チラッ
ひとつ忘れてた。
マガジンベースがマルイの方はマルイ独自デザインとなっている。
ちなみにvfcのマガジンベースはマルイにはデカすぎてブカブカ、マルイのマガジンベースは狭すぎてvfcのマガジンには入らない。一応マルイ用のグロック仕様カスタムパーツは存在しているのでそちらに交換は可能。