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AIの時代に外国語を学ぶ意味

私は仕事でノーコードツールを使って社内のシステムを作ったりしているのですが、今日改めてAIの凄さを思い知らされました。

現場からの要望でシステムに機能を追加出来るか検討してほしいと依頼が。
ノーコードでは実現出来ないのでシステム会社さんに聞いた所、「実装するとしたらコードを書く必要があるので、必要なら見積をお出ししますよ。」と、言われたのです。

けど私としては「今のところ要望を出してきてるのはその人だけだし、お金払ってまで開発してもらうものでも無い気がするなぁ😇」と、思ったのです。

で、だったらちょっと試しにChatGPTに聞いてみるか。と思い、聞いてみたんですよ。
「〇〇を使って✕✕を無料で実装する方法ありますか?」と。

すると…ChatGPTが物凄い勢いでコードを書いてくれて…
実装したらものの30分でやりたかった事が実現してしまいました…😂
しかも無料で…😂

もちろん最初から100点の出来では無かったですが「もう少し見やすく出来ない?」「ここの表示のされ方がおかしいんだけど、どうにかならない?」などと、普通に日本語で会話するだけでコードを書き直してくれて…

そのスピードと有能さに唖然としてしまいました。

だって…これ昔はみんなイチから勉強して「どうしたら良いんだ?」「どこがおかしいんだ??」って頭を捻らせながらやってた仕事なんですよね…
それがJavaScriptという言葉を知ってるだけで、書かれてる事についてはサッパリな奴でもやりたい事を日本語でAIに伝えたら実装出来ちゃうなんて…

これヤバくない?😇😇

と、思いました。

そして同時に思いました。

「え、私の努力どこいったん!?😇😇」
「私の努力した時間を返して!😭😭」

って人もたくさんいるだろうなぁ…と。

そしてこれはコードを勉強してきた人だけでなく、今思うと、私の大学時代からかなりの時間を費やしてきた中国語でも同じ事が言えるんだろうなぁ…と気づきました😇

私は今でも1日30分くらいは中国語の勉強をしているのですが、残念ながら確実にChatGPTの方が中国語を話せるし、使えるし、理解していると思います。

私が頭を捻らせながら「うーん、うーん」と中国語の小説を読むよりも、確実にカメラ翻訳で魔翻訳して読む人の方がスピードが速いし理解度も高いでしょう。

学生時代、英語が大嫌いだった私は「いつかめっちゃ凄い翻訳ソフトが出て勉強しなくても良くなれば良いのに」なんて言っていましたが、それがリアルに実現しそう…いや、もはや実現している。と思ったのです。

じゃあ外国語はもう勉強する必要は無いのか?

私が思うに、仕事で使う上ではほぼ無くなってきてるような気もします。
100pもある英語の資料だって機械に任せれば一瞬で翻訳されますし、メールでやり取りする時だって、自分で考えて書くよりAIに任せた方が何倍も速いし正確です。

今は翻訳機で会話するのは何となく失礼…という感覚があるからか知りませんが、あまり使われてないような気もしますが、そのうち翻訳機で会話するのが当たり前という時代もくるかもしれません。
Zoomで会議したら勝手に翻訳されて相手に届いたりとか…。そのうち実現しそう。

そうなると語学力が必要なのって、本当に自分の肉声でプレゼンしたりする時くらいなのでは…?

じゃあ勉強する意味無くない!?😇😇

これ、学生にそう聞かれたら、学校の先生はなんて答えるんでしょうね?
創造力は人間だけのものと言われていたのに生成AIによって描かれた絵がコンテストで優勝しちゃったりして、その話も怪しくなっている気がします。

けど、AIに確実に負けている事を知りながら、それでも毎日中国語を勉強する自分。
なぜだろうと思うと、それはやっぱり好きだから。
「こんな表現があるんだ〜!」とか、「この単語の意味は何なんだ?」と調べてワクワクするのが好きだから。

だから逆に言うとAIがこれだけ発達していく世界では…無駄と分かっていても好きだからで努力し続けれる物を探すのが一番なのかも…!

AIが発展して「私の努力した時間を返して!」って思ってしまうのって心の中で嫌々やってたからかもしれないですし。(まぁもちろん悔しいのはとても分かりますが…!)
けど好きな人は「やるな」と言われたってやるから「努力」なんて思ってもいないのかも。

歯を食いしばってきた人の成果も、楽しんでやってきた人の成果も全部取り込んで、初心者にポンと与えてくれるAI。
よく先人の積み重ねてきた成果や技術があってこそ、今の技術がある事を巨人の肩の上に立つと言いますが、AIはそれの究極版なんじゃないかと。

そんな風に今日思ったのでした。

そして、本当に色んな仕事が無くなるだろうなと思わされたのでした😂😂
そんな世の中で我々はどう生きるのか?🙄
真剣に、ただ恐れ過ぎずに考えていく必要がありますね。


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