下手とか、才能が無いとか、自信が無いとか。そういうの止めよう。
昨日たまたま社内で以前の上司に会いました。
その時は何とも思わなかったのですが、今日ふと、私の転職が成功したとして「次は中国語を使った仕事をするつもりだ」とその上司に言ったら馬鹿にされるんじゃないかと嫌な気持ちが蘇ってしまいました。
実はその上司の下で働いていた時に、中国の社員さんとの電話を急にふられて「内藤、中国留学行ってたんなら中国語喋れるだろ。ちょっと喋ってみいや。」とスマホを渡されたのです。
ちなみに普通に相手は日本語が喋れる中国人です。
簡単な挨拶をした後「次の研修で会えるかな?」と言おうと思ったのに「研修」という単語が出てこず、まごついていたら「日本語で大丈夫ですよ」と言われてしまい、凄く恥ずかしくなりました。
それだけならまだしも、その上司に「内藤は中国人に気を使われて「日本語で大丈夫ですよ」って言われたもんなぁ(笑)」と何度も笑い話にされたんです。
今思うと本当に酷い。
確かに喋れなかったのは事実ですが、この事が心の中に突き刺さり「自分はどうせ会話が出来ないんだ。別に会話が出来なくたって、リスニングとリーディングが出来れば充分なんだ。」と言い続ける理由の1つになっていました。
けど今は「出来ないから、やらない」ではいつまで経っても出来ないと気づきました。
やりたいなら下手でも何でも、とりあえずチャレンジする。
中島みゆきさんの歌、ファイトでこんな歌詞があります。
これが今日は非常に心に突き刺さりました。
発音が下手でも良い、上手く喋れなくても良い。
一言も中国語が喋れない人に笑われたって何なんだ。
やりたいならやる。
諦めない。
笑われても馬鹿にされても気にしない。
これは中国語だけじゃありません。
いつか大学院に行ってみたいという夢を持った時、やはり私は尻込みしてしまいました。
「私記憶力も悪いし、単純な事にも気づかないし…大学院なんてやっぱり…」とキャリアエージェントさんに言い訳をしようとして「あぁすっごくダサいな自分。マジでこれ、止めよう。」と思いました。
やりたいのに、チャレンジすらせずに言い訳して逃げる。
そんな自分からいい加減抜け出そうと思いました。
やりたいならやる。
下手とか、才能が無いとか、自信が無いとか。
そういうの止めよう。
下手でもやろう。
ダサくてもやろう。
失敗してもやろう。
だってひたむきにチャレンジしている姿が一番カッコいいんだから。
そんな風に思ったのでした。