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薔薇とサムライ2を映画館で観た

舞台は見損ねたものの、映画で観られるとは!
ロック、歌舞伎、ミュージカルをごった煮した感覚。
登場する女性がみんな強い、媚びない、甘えないのがいい。
そして、天海祐希の格好良さ。惚れ惚れする。古田新太とのバディ感もスカッとする。歌舞伎ばりに見得を切るのもいい。
それから天海祐希のコスチューム。
上半身はオスカルの軍服風、下半身はマリー・アントワネットばりの輪っかのドレス。でも最高にカッコよかったのは黒燕尾の天海祐希。なんなら来年の宝塚歌劇110周年、現役トップスターと並んで…いやいや。あの男役スタイルでウインクと投げキスを受けたらマリア・グランテ(高田聖子)でなくても骨抜きにされるだろう。超絶歌ウマ、ダンスの達人じゃないが、なんだろう。オーラがすごい。おそらく天性の魅力かと。音楽学校の入試時、面接官が唸ったという伝説にも頷ける。
で、なんだ!トートのパロディ。シルバーカラーの髪型が素敵!やってることはアルセーヌ・ルパン。
最後のタンスは俺のもの♫
このセンス、うまいわ。アルセーヌ・ルパン的トート閣下、最高。
この作品、映像もいいけど、生の舞台で観たらテンション上がっただろうなあ。いやいや、遡ってタカラジェンヌの天海祐希を観ていたら、もっと早く宝塚ファンに出戻りしていただろうな。


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