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讚讚讚 星組千秋楽!

星組「ディミトリ」「JAGUAR BEATS」 配信観劇

賛否両論あるようだけど、この作品、好きだ。デュエットダンスが2回あってもエエやん。一粒で2度おいしい。ラインダンスが前半にあってもエエやん。過去にそういう作品はあった。覚えているぞ。
音量、そんなにすごい?生演奏だもん。こういうもんでしょ?電飾ギラギラ?そんなにすごい?豪華絢爛が宝塚の良さ。

コーラスの迫力がすごい。画面越しに星組の迫力が伝わってくる。
私は、体育会系という言葉は好きではない。でも星組のパワー全開のショーは大好きだ。やたら大声を張り上げるだけではない。熱い熱い想いが満ち溢れたショーだ。

好きな場面
ディミトリとルスダンが登場するシーンは言うまでもない。
ジョージアョージアvsモンゴルの戦闘シーン。目が足りない。舞台中央ではディミトリとギオルギがジョージアダンスを舞う。下手花道ではチンギス・ハーンこと輝咲玲央くんが高みの見物。立っているだけで漢の佇まいと貫禄。ここはしっかり映してくれたが、上手花道からバイトの極美慎くんがモンゴル兵として矢を放つシーンは引きだったのが残念。
ディミトリとルスダン婚礼の夜。初めて出会った日、ルスダンが「今日からあなたの名前はディミトリよ」と言われたとき、ふと笑みを浮かべた礼真琴くんの表情。ムラの千秋楽配信では子供時代のディミトリとルスダンにカメラは向けられていたが、今回はしっかりこっちゃんの表情を映し出していた。眼福~。
ジャラルッティーンの存在感。
「私がお仕えするギオルギ王はもういない」と言うアヴァク(暁千星くん)
に「お前がお仕えするのは、この王国だ」と諭すイヴァン(ひろ香祐くん)
背後でジョージアVSホラズムの戦いが繰り広げられているさなか、舞台中央で「運命に結ばれて」を歌うことなこコンビ。この時点で涙腺ゆるゆる。

流した涙が吹っ飛んでしまうショー。
中詰め、ダルマのなこちゃん(舞空瞳ちゃん)が上手から銀橋に向かうとき、同じく上手花道に捌けていくこっちゃん(礼真琴くん)とアイコンタクトをとるシーンがたまらなく好き。萌えともいえる。この日は、なこちゃん、投げキスの嵐。
あかりちゃん(綺城ひか理くん)が銀橋を渡りながら「CRYSTAL FANTASY」を歌う。若者たちから「あかさーん」の声掛け、「星組ありがとう!」。
あかりちゃん、ありがとう!君の素敵な歌声が星組で聴けなくなるのは残念だけど、今度は花男としてそのすてきな歌声を聴かせてね。
卒業していく遥斗勇帆くんのソロもよかった。「TSUBASA」を歌い切った後、こっちゃんとハグする姿!
そして千秋楽ならではのカーテンコールもすてきだった。
組替するあかりちゃんのご挨拶。湿っぽくなく、しっかりしていた。星組でもっともっと活躍してほしいと思うけど、花組で必要とされているからこその組替なんだよね。
こっちゃんのご挨拶は、いつもながら愛とユーモアに溢れている。
今回は、星組パッション、忘れなかったわね。退団者に音頭を取らせる、締めの「星組ぃ」をあかりちゃんに託す。心憎い演出。

ナントカロスなんて私には無縁がないと思っていたけど、実はデミジャガロスだろうか?

大丈夫。来月、梅田で星組に逢える。


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