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愛月ひかる「All for LOVE」ライブ配信

品格。ご本人も大切にしていることを公言していた。
白が似合う。黒い役が多かったせいだろうか。ものすごく新鮮だった。
冒頭から「誰がために鐘は鳴る」の主題歌。え!?新人公演初主演だったという。この作品は1978年のツレちゃん(鳳蘭さん)モックさん(遥くららさん)の初演で止まっている私の頭。
こうして、歌い継がれていくんだ。
初めて愛ちゃんを見たのは「神々の土地」のラスプーチン。そして、知っているのは
星組に組替してからの愛ちゃん。つまり、ご本人「卒業」を決めてからの愛ちゃん。

品格と存在感のある男役。ロミジュリの「死」は目が離せなかった。「僕は怖い」を歌うこっちゃんの背後で踊る愛ちゃんのシーンは忘れられない。

「男役に完成形はない」この言葉はきっと後輩たちへ語り継がれていくんだろうなあ。
そして、星組選抜メンバーへの愛、宝塚への愛。名前の通り、愛に満ち満ちたショーだった。

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