【タイパ・コスパ、ゴルフ】チートに100切り! 〜後編
前編では、自分に合ったパターとアプローチクラブで、ショートコースをたくさんラウンドすることをおすすめしました。
そして、いま、みなさんは、ピンから100ヤード以内なら、基本3打でカップインできるハズです。
実はこれ、めちゃくちゃ大事なことで、とにかくあと100ヤード以内にボールに運べばいいと思えて気が楽だし、なにしろ「戦略」が立てられるようになる。
・例えば、ミドルホールの戦略
一番多いパー4は、「ミドルホール」と呼ばれていて、およそ250ヤードから470ヤードです。
ってことはですよ!
例えば、320ヤードのホールなら、220ヤード飛ばせばあと100ヤード。あと3打カップインできるわけで、なんとパー取れる!ってことなのです。
・全部ボギーでも、90!
全ホール、ボギーで上がっても90なんです。
ミドルホールなら、5回打っていい。
それでも、100切りまで、
あと10打余裕がある!
・パーではなく、ボギーを狙う!
ボギーで確実に上がる戦略を立てることが、100切りへの近道だし、そうした「戦略」こそが、ゴルフの醍醐味です。
ダフったとか、スライスしたとかは、技術的なことで、本当に面白いのは、そのホールをどう攻略するか、いかに少ない打数でカップインするか、ホールの設計者との知恵比べ。
池やバンカー、フェアウェイやファーストカットの刈り込み位置、ドッグレッグやピンの位置など、計算しながら、コース攻略を考える。
それが、ゴルフの奥深さだし、本来の楽しみとも言える。
・ゴルフは、「ミスのゲーム」
もし、パーで上れれば、貯金ができる。
全ホールボギーで上がることを、目標にすれば、楽に100は切れるハズ!
でも、なぜ切れないか???
どこかで、大叩きするからです。
ダブルボギー、トリプルボギー、ダブルボギー、大叩きをするから、100を切れない。
それをいかに防ぐか。
ゴルフはそういうゲームです。
サッカーみたいに、後半ハットトリック決めて、大逆転勝利ってことは、まず起こらない。
・どこで大叩きするのか
初級者が、一番大叩きしやすいのは、グリーン回りです。だから、まず100ヤード以内に、絶対の自信を持つことを薦めました。
そして、次に大叩きの原因になるのは、
ドライバーショットなんです。
・1打目が、超重要!
ティーグラウンド、ドライバー、1打目。
これを、右に、左に、曲げて林や深いラフ、OBや池に入れたりすると、まず初級者はボギー取れない。
ティーショットをミスったら、100切りには、詰んだのと、ほぼ同じ。
だから、100切りするなら、ドライバーをとことん練習すべきなんです。
■100ヤード以内のゲームを、超得意にする。
■ドライバーを、一番好きなクラブにする
これがしっかりできれば、100切りできます。
・おまけ
前編でも書きましたけど、ミドルアイアンから練習させるレッスンが多い。
「基礎的なスイングができれば、ショートアイアンも、ドライバーも同じである」みたいな、謎理論があります。
いやいやいや、7番アイアンとドライバーって全くベツモノです。構えたら振ったりすれば、だれでも、分かります。7I完璧に振れても、ドライバー振れないって。イメージ、鎖かまと薙刀ぐらい違います。(使ったことないけど)
長いシャフト、デカくて丸っこいヘッド、ティーアップして打つ、左足かかと前にボールを置く、ヘッドが再下点を通過した後にボールを叩く、、、などなど、ドライバーだけの謎な打ち方!
なのに、レッスンではドライバーを先に練習させない。なぜか。使う頻度が少ないからです。99回打つとして、ショートホール除いて、「14回」しか打たない。
でも、ドライバーは他のクラブと、明らかに違う特殊なクラブです。だから、集中して、早い時期に得意なクラブにした方がいいんです。
それにですよ、ホントに「スイングは全て同じ」なら、一番ややこしいドライバーが振れるようになれば、7Iなんか、簡単なハズだし(たぶんそうはならないけど)
このことに気がついたのは、ある人の体験談が元になってます。また、時間あるときに、書きます。