第1章 30歳で思い切って行く、アフリカ旅
人生の節目節目で日本から出て、海外を旅をしてきた。
15歳の時に韓国、22歳の時に中国、ヨーロッパ、中南米、25歳の時にアメリカ。おおよそ人生の5年単位の節目で海外旅行をして来た。なんでそんなことを続けてきたかというと、漠然とした自分の未来が見えないからだ。
なりたいものになれない、なりたくても努力を怠って何もできていない。
ああもういいや海外行っちゃえっていう思考回路だ。
なんてったって海外では自分を知る人は誰もいない。
さて30歳の節目。
私はアフリカへ行く。場所は「南アフリカ」「コートジボワール」「エジプト」
このnoteでは私が見て聞いたことをみんなに伝えていきたい。
トラベルダイアリーである。
○日時:2022/10/3 場所:日本/東京/成田空港第二ターミナル
都内から成田空港までってすごく遠い。
杉並区から電車で2時間近くかかった。羽田空港出発が良かったなって何度も思ったことか。
旅行のパッキングはギリギリにまでやらない。めんどくさいし、部屋も散らかるし、あんまりやりたくないことだけど。
前日の夜なんとかまとめて、バッグパックとスーツケース(64L)にまとめた。
移動する時は一苦労で肩から腰まで全身が重くてトイレに行くのも億劫になる。荷物はそばに置いて置かなければならないし。
出発の1時間前ぐらいに海外保険に入っていないことに気づいた。
とりあえず3万円分の海外保険に入ることにした。そしていくらか現金を持って行くために数万円分両替を済ます。
登場の時間が近づいてきた。
10:30のフライト。搭乗手続きを済ませて、飛行機に乗り込む。
行き先はケープタウン。乗り換えがあるのでまずはタイ、バンコクへ向かう。
これからどんな旅が待ってるんだろうとか期待感なんてあんまりなかった。
それよりもこの旅行に向けて、どれだけお金がかかってるんだろうとか(飛行機代とか)そして疲労感がすごくあった。それは旅の最中私の頭にずっと付き纏っていた。20歳の時の旅は後先なんて考えずにとりあえず行ってしまえ!と勢いで行っていたバカな考えの自分。いくら歩いても寝たらすぐに治ってしまう体があった。
30歳。あまりにも長い10年の流れは、僕から勢いを無くしていた。
だけどもう引き下がれない。
1ヶ月半は日本に帰らない。
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