新規事業・起業における現在地とやりたいことの間①〜トポロジー〜
起業といえばガレージ(古)っ
なぎと草刈り機と混合油と鍬と米の袋
実験室っていう響きいいな
世の中のものは全部プロトタイプ
世の起業家たちはガレージからスタートしたらしい。
「ちゃんとした」感じ、ってより「や、なんか急に始めることになって場所ないからとりあえず今今ここでやるわ」って感じの感じが良い感じ。
この感覚って、スーツ着てビジョン決めてSWOTやってザリガニチャート作ってほい、っていう計画書では当然に太刀打ちできない世界をほぼ全員知っているが、箱からスタートしないといけない、こういうものからスタートしないといけない、理念から始めなければって思い込んでいる(おい、お前はガレージからスタートしないといけないって思い込んでるじゃないか。という)
現在と未来は繋がっているか
連続、非連続、S字、など過去の延長線上に未来はない、一旦切れてる、屈折している、などいろんな表現があります。
僕は遠い昔、新卒でNTTっていう通信の会社に入りました。アナログ、ISDN、ターミナルアダプター、NCC(新電電)、テレホーダイ、っていう時代です。1999年のことでした。
そこからメタルの高速化ADSLってのができて、その後(てか元々あるのですが(てかそれいうならADSLも元々あるのですが))、光ファイバーを使ったインターネットが一般的に広く普及しました。
網(ネットワーク)の形も1対1の専用線、自社から最寄りの局までは専用料金だけどそこから専用線の公衆網(何が何だかwま、安価な専用線NW)、公衆網を使うが中を暗号化する、というさまざまなスタイルがあります。
ドンピシャの画像が探しきれず取り急ぎ↓
新しい事業をしようと思ったときに、第一想起したのがこの「トポロジー」っていう概念で、人と人、人と組織、組織と組織、固定的な組織とその時だけ集まる暫時的な組織、それぞれに貢献できるようになりたいなと。それって形的にはトポロジーじゃん、って思ってました。
トポロジーと組織図にてる
こんな組織図もネットに。似てますよね?(ここではそれぞれの会社の組織論については触れません^^;;)
トポロジーは位相幾何学
「トポロジー」っていうとこういうネットワーク構成図を思うのですが、ネットで調べると、数学の一分野で位相幾何学も指す、ってwikiったらこちらが先に出てくる。こちらは形や空間の連続変形を意味するみたいです。
ネットワークの形から想起してトポロジーって思ったけど、本来はこちらの位相幾何学がメジャーでその一例で連続変形が。
必要性がないと始まらないし続かない
これってすごく僕の思っているのと似てて、あるべき姿を考えて実際に実行に移す際には全然動けないってのがよくあって(あるべき姿を考えるのは大事です)
結局は、「現在」ここにいる私(or組織など)が、「課題」を認識し、それに対して課題を解決する「必要性」があり、それが基本自分たちで「実行可能」でないとなかなか動けない、のしか見て来ませんでした。
「必要性」がないと始まらないし、続かない。
この話はまた別で書きますが、ほんとそう。アイデアソンがうまくいく場合と行かない場合(行かない場合が多い気もしますが、やった感だけで)の根っこにはここがあると。うまくいったのは上記の必要性とか実行可能性があったから。
これ、もはやダイエットとかと一緒で、りんごじゃのファスティングじゃの筋トレじゃの色々種類がありますが、結局効果があって続くのは必要性があって自分とフィットしているから。フィットしてないとキッツイ(痩せたいっていう必要性か、好きな相手を振り返らせたいってのもそれはそれで必要性)
0円で作れる集客チラシ鉄板パターン12選
以前、セミナーを山ほど企画して運営してた時も「経営理念セミナー」、「ビジョン作成セミナー」系はなかなか集客めっちゃきつかったけど、「0円で作れる集客チラシ鉄板パターン12選」とか企画したらその日のうちに部屋のキャパがうまるってのはめちゃあった。
ま、わかります。受講するカロリー的にも理念系は消費カロリーすごいがチラシは楽しいしすぐ結果がわかりやすい。
加えて、これまでの文脈で言うと、今目の前にある課題は集客でそのツールとしてチラシがあってコストゼロで、結果が出ているパターン12選だったらフィットして受講したいわけです。
ビジョン、理念、VUCA
戦術系は人気があり、戦略系はきつい、そもそもの新規事業とかオープンイノベーションってなったらもうって感じです。
一方、世の中の大波への対応力といえば上記の逆なわけです。
戦略の失敗は戦術では取り返せない、と尊敬する方がおっしゃっていましたがその通りで。そのさらに上位のコンセプトとかの失敗は戦略、戦術でも取り返せない。で、そもそもその戦略、戦術、今の組織形態、意思決定は今やってる事業に最適化されているので、コロナとか戦争とかWeb3とか大きな変化が出て来た際に、そもそも論としての業界自体、市場自体、その会社自体がなくなる可能性もあるわけです。そういった中でチラシを変えても、っていうことです。もちろん状況によりそのHOWは変化します。
が、いきなり、ビジョンだ、理念だ、VUCAに対応すべき〜〜って、なかなかコミットするに時間がかかる(業界的にスピーディーにやらないといけないが、いまいち「必要性」が???ってなってるから実行できない場合も多いと思います。
ベキ論と必要性とその間のグラデーションを埋める作業を、その業界、その企業、その人、へ寄り添って提供していきたいと思っています。
自分のアイデアを形にし社会へと問う実験室的取り組みを。
新しいことにチャレンジするのって、誰でも最初は素人だし自分にとっての新境地。でもやりたい挑戦したい。自分の想いを伝え仲間を増やし具現化する。これまでやりたかったことを爆発させる「実験室」のようなものを作りたい。で、ガレージにつなげて、今日はこの辺りで。