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腹落ちしないと動かない①

骨風邪シリーズ書いてて思ったんですが、対お客様や会社さん同士の取引でも、何か始める時に、何があれば行動に移るんだろう、どう相手に伝わるとスムーズに理解していただき、その後の行動へ結びつきやすいのかな?って悩むことが多々あります。

その流れについて今回も3回シリーズで書いてみようと思います。今回はその前段という位置付けです。色々書きますが、結論から言うと自分ごと化する、って言うことかなと思います。
今回と次回で「自分」が腹落ちするには、と言う論点、第3回目が「相手」が腹落ちしていただくには、を考えてみたいと思います。
もちろん僕も全然できていないのですが、比較的うまくいった、と言う経験シェアならできるなーと。

1. どう?やる > 何を?やる > なぜ?やる

会社にいてお仕事する際に、目線の高さ的に
①「どうやるか」からの工程(目の前のお仕事の効率化を考える)
②「何をやるか」からの工程(この仕事は何のためにやっているのか)
③「なぜやるか」からの工程(なぜこれをやらないといけないのか)
があるとお伝えしました。(なぜやるか部分はこの後記載します)

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これは骨折してるのに風邪薬②シリーズで書いたものですが、簡単に振り返ると、
「どうやるか」工程は、お仕事をしていると目の前の事や締め切りなどがあり、どう処理するか、にフォーカスしています。これはほぼほぼ経験があると思います。
新しい事しよーって言われても、いやいや何を悠長なことを!(目の前の)これやらんとどうしようもないじゃろーと。一方で、あれ?こんなに忙殺されててるけど、消耗戦になってない?って思うことがままあります(でも目の前の締め切りにすぐに現実に戻され、余計なこと考えない考えない)ってなります。働ど働けどなお我が暮らし。。。ってやつです。

ここでメタ認知の考え方を適用して、競合が見えていない領域に一度目をやって消耗戦から抜け出してみよう(不戦)、と言うのが「何をやるか」工程です。実は自分がいた世界を俯瞰して今一度流れから見直してみると、最終工程の部分(お客様に一番近い部分)で、社長や先輩方がこの方向でって進んできて最後の仕上げをしている部分、なので効率化などにフォーカスされていったんだ、と。
前にこういう記事を書いてますので、よかったらそちらも参考に^^


ここまでは労働者の目線なのですが、実はその前に、「なぜやるか」工程があり、これは経営者あるいは創業者の思いがそこにあります。

2. なぜやるのか?エフェクチュエーションという世界

この「なぜやるのか」という工程で効いてくるのが「エフェクチュエーション」と言う考え方です。
インドのサラス・サラスバシーさんと言う方が世界中のいろんな熟達起業家の方々の考え方や動き方を研究し、共通したやり方があったのでそれを表現されたものです。

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この世界は、もはやいわゆるビジネス本などに書かれてあるようなSWOT分析とか3Cとか4Pとか諸々の世界ではなく(それらを否定しているのではなく、それらはなぜやるのか、の後の工程(何を、どうやる工程)で活躍します)
「自分(創業者自身)は何者?」
「自分は何を知っている」
「何ができる」
「誰を知っている」
と言う、いわゆる究極のプロダクトアウトっていうのか、カミングアウト、というのかw、創業者自身が自ら持っているものをさらけ出してそこからスタートしています。ほんでいろんな人との対話から方向性がこんな感じかって探っていって、事業計画書ではなく開始プラン(計画にまとまるかわかんないんだけどここからスタートしてみよう)っていうのを作ります。

事業計画書にはこの後の「何をどう」やる工程でまとまってきます、が、その前の段階です。なのでこの市場で数十億、っていうのはまだ見えていない、土井まさるのヒントでピントのモザイククイズみたいなイメージです。まだピントがボケていて見えない。(ヒントでピントでニヤっとされた方はここでYoutube行かないでね。行ってもいいけど戻ってきてね)

当たり前ですが今となれば大企業でも創業したときはあるし、特に創業者が今も経営している会社はこの思いは強く伝わっていると思います。社歴が長くなり創業者がいなくなって、創業の思いが薄れている会社もあれば、創業者はいないがカルチャーとして残っていて、その会社らしい考え方行動の仕方があると思います。

3.根源的にやりたいものじゃないと続きづらい

この行動様式にまでおりているっていうのが大事だなーと、らしさっていうか。根源的にやりたいもの、じゃなければ続かないと思います。
創業者であればやりたい事、社員の場合はその創業者や会社の世界観に共感し自分ごととして腹落ちしている事、があると強いと思います。

うまく行かない、不条理なことが多いこの世の中で、それがなければなかなか続きません。不満があってもそれは高架下の居酒屋でビールと共に流し込むのがサラリーマンだろ、とハゲタカで柴田恭平が言っていましたが、もちろん僕はその言葉を聞いた時は初めてマニュアル車を乗ったときみたいに激しくノッキングして共感したものです。
日々のお仕事としていろいろあるが、根源的にやりたいもの、腹落ちしたことをやると個人としてもチームとしても会社全体としてもエネルギーが集中して突破していくイメージでとても強いと思います。

長くなってきたな。。。次回、じゃ、どうやって具体的に自分探ししたらいいのかな?っていう棚卸しの部分と、それって昔から言われてたよっていうのをお話します。


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