産業看護師として働くメリットとは?

産業看護師とは、企業内の医務室や治験コーディネーターなど、企業内で働く看護師のことを指します。
ここでは、そんな産業看護師として働くメリットに言及していきたいと思います。

看護師が企業で働く場合、基本的に日勤のみの勤務になります。
企業によっては、完全週休2日制で祝日も休みとしているケースもあるため、規則正しい生活を送ることが可能になります。
もちろん、病棟勤務のような夜勤もありません。

そして産業看護師の業務は病院の仕事とは異なり、医療行為を行うことがほぼありません。
相談業務が主になり、急病やケガの応急処置程度なので頻発するものでもありません。
そのため、大きなプレッシャーがかかるようなことはほぼなく、精神的に楽というメリットがあります。
また、パソコンを使ったデスクワークが多いため、歩き回ったり立ちっぱなしになることもなく、体力的な負担も少ないでしょう。

さらに、人間関係に悩まされないのも産業看護師のメリットです。
病院では基本的に複数の看護師が配置されていますが、産業看護師の現場は1〜2名体制であることがほとんどです。
中には1名体制の企業もあります。

看護師は女性がほとんどを占めており、派閥などを含む女性特有の人間関係が展開されているケースが少なくありません。
ナースステーションでは女性が集まり、悪口大会でギスギスした雰囲気になったり、特定の人との人間関係に悩まされる事例はよく見受けられます。
一方、産業看護師の場合は、そもそも同じ現場で働く同業者が少ないため、人間関係で悩まされることはないと言っても過言ではありません。

病院の看護師をしていてバタバタ忙しい現場や、複雑な人間関係に疲れてしまったという人に、産業看護師はおすすめの職場だといえます。
産業看護師のメリットを今一度確認し、自分が求めている条件と合致しているのなら、ぜひ目指してみてはいかがでしょう。
詳細を記したまとめサイトを見つけたので、こちらも参考にどうぞ→→→http://tenshoku-industrialnurse.com