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ラバー改変とファスナー【アドベントカレンダー10日目】

 ファスナーの話をします!

 VRChatのラバー改変でリアルラバーを再現しようとしたとき、難しいのがファスナーです。
 リアルではラバーのキャットスーツを着るとき、どこから身体を入れるのかいくつか選択肢があります。
 身体の正面が開くフロントファスナーと、背中が開くバックファスナー、それにファスナーなしで首の部分を広げて着るネックエントリー。この三つがメジャーな方式です(他に両肩~二の腕が開くショルダーファスナーや、珍しいですが股間からお腹、背中を開いて着るクロッチファスナーなんてのもあります)。
 それから股間にもファスナーがあるのが一般的です。そこが開かないと着ている間トイレに行きたくなったとき困りますからね(他の目的にも便利だと思います)。
 そんな感じで、ファスナーがあるとラバーの「リアルさ」がだいぶ増すと思うのですが、案外これが難しい。VRだとどこから着るかなんて考える必要がないから当たり前ですが、ないならないで物足りなくなってしまうのがフェチのめんどくさいところ。皺とか、ラバーを貼り合わせたラインとか、ファスナーとか、何かしらアクセントがあると、全部覆われてつるっとした身体にメリハリが出て色気が増すわけです。ぶっちゃけ自分の好みで言うと開ける必要もないんですよ、露出度は低ければ低い方がいいので。動くファスナーが付いていればギミックとして開けたくはなりますが、ただそれっぽいファスナーが装飾としてついてるだけでも正直いい。

 というわけで試しに作ってみたのがこれです。

 クロッチにファスナーをつけてみました。これよくないですか!?
ExternalZipperというギミックを二つ並べたもので、一応開閉もできるんですが、単に並べただけなので両方開けると8の字みたいになるし、しかも肌テクスチャを置き換えたラバーテクスチャに直接付けているので、開けると中は何もない闇。だから実質は飾りです。
 でも好きなんですよねこういうの…。ジッパーヘッドが二つぶら下がっているのがとてもエロティックだと思います。スライダー部分はデフォのものを消してオーソドックスな形のものをくっつけています。ボーンを入れて揺れるようにしたいところですね。

 あと、リアルのキャットスーツは生地とファスナーを接着する箇所をかなりしっかり補強しているので、ファスナーに沿って分厚く、色が濃くなります。黒だと目立たないですが、半透明のラバーだと分かりやすいです。その雰囲気を出したかったのでテクスチャをいじりましたが、本当はノーマルマップで細かい凹凸を書き込みたいところです。残念ながら自分にはその技術がありませんが、描ける人はぜひやってみてください。そしてboothで売ってください(本音)。

 そんな感じです。ラバースーツにファスナーを付ける改変はまだブルーオーシャンなので(狭い海だな)楽しいぞ!みんなもやろう!!

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