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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION』を観ました

大いなる力には、大いなる責任が伴う。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

マーベルヒーローの中でも昔から好きなスパイダーマン。
今年はスパイダーマンの実写映画最高峰の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が公開され、僕は3回映画館に観に行きました。
その後自宅で1回、Blu-rayで観ました。

ネタバレになりますが、歴代ピーター・パーカー勢揃いなのが何より最高でしたね。
何度観てもテンション上がりますし、何度観ても泣いてしまいますね。
かつての『アベンジャーズ/エンドゲーム』を超えるほどではありませんでしたが、間違いなくスパイダーマンの実写映画では最高の作品でした。

そんな本日9月9日は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION』の公開日でした。
この作品は今年1月に公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に、約11分の未公開シーンを追加した特別版です。
海外での公開は先週末でしたが、日本でも本日公開となりました。
と言っても日本国内では5館でしか公開されず、東京では池袋HUMAXシネマズでのみの公開です。
2日前の深夜、チケットを取るために頑張りました。

ということで、今回は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION』を観てきた感想を語ります。
ネタバレ込みで話すので要注意です。


あらすじ

全ては僕の責任だ、全員の命は教えない

ピーターがスパイダーマンだという記憶を世界から消す為に、危険な呪文を唱えたドクター・ストレンジ。
その結果、このユニバースに、ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードといった強敵たちを呼び寄せてしまう。
マルチバースが現実のものとなってしまったのだ。
彼らがこのユニバースに同時に存在することだけでも既に危険な状況に。 
ストレンジは、ピーター、MJ、ネッドに協力を求め、彼らを各々のユニバースに戻そうと試みるが、次々とスパイダーマンに驚い掛かかるヴィラン達。
その脅威は、恋人のMJ、親友のネッド、さらにはメイ叔母さんにまで。
最大の危機に晒された、ピーター。
このユニバースを守り、愛する人達を守る為に、彼に突き付けられる〈選択〉とは一ー
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 』

感想

こんな映画が観たかった!
まさに「もっと楽しいバージョン」の『ノー・ウェイ・ホーム』でした。
冒頭からトム・ホランド、トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドと歴代スパイダーマンたちのコメントから始まり、半年以上前に劇場で観たままのオープニングから幕を開けました。
とにかく最高の『スパイダーマン』映画でしたね。
これぞ正にスパイダーマンの『エンドゲーム』。
実写版『スパイダーバース』にして歴代スパイダーマン映画の最高峰です。

今作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION』は11分ほどの未公開シーンを追加編集した特別編でしたが、細かいところで違いを感じられました。
本筋は変わってないけど所々のシーンで会話が長くなっていたりと、一部の演出が変わったりしてましたね。
長めのシーンが追加されていたりして、大きく変わっていたのは以下のシーンです。
思い出せるのだけ並べます。

  • ダメージコントロール局での取り調べのシーン。MJ、ネッド、メイおばさんの取り調べのシーンが長くなっていたり、合間に別のシーンが挟まっていました。

  • 学園生活のシーンが大幅に追加されてました。体育の授業で壁を登ったり、インタビューのシーンが続いたり。

  • 噂だけ聞いていたトム・ホランドの弟が登場するシーンが丸々追加されていました。強盗を追って一般人の口論に巻き込まれ、最終的にはペンキをかけられてしまいました。

  • ストレンジの地下牢でネッドとMJが準備するシーン。大幅に長くなっていましたし、BGMも全く違うものになってました。

  • ストレンジ戦後、ハッピーのコンドに向かう際のエレベーター内とハッピーの取調べ。

  • 自由の女神でのラストバトル前、歴代スパイダーマンたちの会話がかなり長くなっていました。正にファンサービス。こういうのが観たかった。

  • 最後の最後のおまけシーン。通常盤では『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の予告だったのが完全新規のシーンになっていました。学園生活を振り返るけどそこにはピーター・パーカーの姿はありませんでした……。

全体的に追加シーンのお陰でさらに物語が掘り下げられた印象ですね。
初見がこれだったら確かに助長に思えるかもしれませんが、何度も観ているからかどのシーンも素晴らしいものに感じましたね。
より深く描かれていた感じがしました。

今作の良かったところを上げればキリがありませんね。
大きなテーマとして「セカンドチャンス」というものがありましたが、再登場した歴代スパイダーマンやヴィランたちそれぞれにこの「セカンドチャンス」が与えられるというのが本当に熱かったですね。
それだけにMCUのピーター・パーカーの最後の決断には目頭が熱くなります。
彼の境遇を思うと不憫でなりませんが、自分を犠牲にしてでも愛する人を守るその姿こそがスパイダーマンの最大の魅力でもあるんですよね。
『ホームカミング』『ファー・フロム・ホーム』『ノー・ウェイ・ホーム』を経て、ようやく真のスパイダーマンとなったと感じています。
物語の終わりとしては寂しいものですが、これからも活躍を期待しています。



こんな感じで、本日公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION』を観た感想でした。
本当はまだまだ語りたいこともありますが、この文章を書き始めるのが遅くなってしまったので短めになってしまいました。
また機会を見つけて長々と語りたいです。

それでは、また。

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