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『愛のかけひき』

この都会で 独り僕は 生きてきたよ「寂しかぁないさ」
あゝ 許して 心欠けた僕を

浜田省吾『愛のかけひき』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は1977年にリリースされた浜田省吾2枚目のアルバム『LOVE TRAIN』より、『愛のかけひき』について。



愛のかけひき

愛のかけひきなら もうドアを叩かせない
君は何を僕に求めたの? 心の他に
ベッドには 涙の跡 疲れ果てた 愛しい横顔
あゝ でも二度と この部屋には 帰れない

いつも 君を見てた キャンパスの芝生の上で
あの日 話しかけた 黄昏の駅への道で
窓をうつ激しい雨 白いホテル せつない胸
あゝ 愛してた 僕のすべて賭けて

この都会で 独り僕は 生きてきたよ「寂しかぁないさ」
あゝ 許して 心欠けた僕を

浜田省吾『愛のかけひき』

『愛のかけひき』はアルバム『LOVE TRAIN』の4曲目。
路地裏の少年』に続く2枚目のシングル曲でもありました。
この曲は大学のキャンパスを舞台にした楽曲で、浜田省吾の大学時代の姿も重ね合せられた、別れや挫折を歌った切ない内容になっています。
当時について浜田省吾はこう語っています。

環状7号線沿いのアパートの部屋は落ち着いて曲を作れるような環境ではなかったので、毎日散歩というか、一日中歩き回ってメロディーを考えてました。下北沢あたりは本当によく歩いた町のひとつです。『愛のかけひき』は朝部屋を出て、夕方戻った時に出来上がっていたのを覚えています。

DISCOGRAPHY|SHOGO HAMADA OFFICIAL WEB SITE

また、1991年発表のバラード・セレクション第3弾『EDGE OF THE KNIFE』にてリメイクされました。

リメイクバージョンは爽やかな印象のアレンジとなっていますね。

ライブでも度々耳にしてきましたが、ライブバージョンが収録されている『ON THE ROAD 2011』は何度も聴いているので印象的です。
特に間奏のギターが非常にエモーショナルで素敵なんですよね。

また、ライブ映像として記憶に残っているのは『A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』ですね。

テンガロンハットを被り、夕日に照らされながら歌っていたのが非常に印象的でしたね。
演奏が終わった後、最後には観客席に帽子を投げるのもすごかったです。
キャッチできた人は本当に嬉しかったでしょうね。

また、先日参加した『ON THE ROAD 2023』の有明アリーナ1日目でも聴くことができました。

埼玉スーパーアリーナでは『いつかもうすぐ』だったのがこの曲になっていましたし、演奏のあとに浜田省吾が「今日は麦わら帽子はないよ」と渚園のことを話していたのが面白かったです。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾の『愛のかけひき』の紹介でした。
2枚目のアルバムに収録されている古い曲ではありますが、つい最近のライブでも聴くことができた素敵な楽曲となっています。
切ない歌詞が印象的ですし、改めて聴いても胸に沁みる歌ですね。

それでは、また。

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