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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」を観ました

想いは、受け継がれる。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

本日は2日前に公開されたマーベル・スタジオ最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を観てきました。
2ヶ月ぶりに映画を観ましたし、初めて訪れた映画館での鑑賞となりました。
本来だったら公開初日に観たかったり、せめて公開翌日にでも観たかったのですが、あいにく両日とも仕事。
さらに同日公開の邦画がスクリーンの大部分を占めているということで、都合のいい時間帯もかなり少なくなっていました。
色々と試行錯誤の結果、ちょうどいい時間の劇場が初めて行くところだったのです。

さて、今作は2018年の『ブラックパンサー』の続編です。
続編ですが、本作までの間には『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』が挟まれています。
さらに『ブラックパンサー』の前日譚として『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』という作品もあります。
これら一通りを予習してから観るのが正解なのですが、ここ最近はあまり映画を観る暇がありませんでした。
さらに『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』は涙なしには観られない名作中の名作です。
精神的にも保つか怪しいところでしたので観ませんでしたが、昨晩Disney+で『マーベル・スタジオ 知られざる秘密』という番組で予習をしておきました。
それでも『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』のシーンでは感極まって泣きそうになってしまいましたが。

今作は、これまで主演を勤めたティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマンが2020年に大腸がんで亡くなってしまったことを受けて、大幅にストーリーが変更となったそうです。
このニュースには僕自身もかなりショックを受けましたし、しばらく受け入れることができませんでした。
正直なところ今日この映画を観るまで、心のどこかでその出来事を受け入れてませんでしたね。

ということで、今回は映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を観てきた感想をまとめようと思います。
公開したばかりなので、もちろんネタバレはしない方向です。


あらすじ

国王ティ・チャラ亡き後のワカンダ王国。ティ・チャラの妹であるシュリたちは、新たな脅威となる海の王国タロカンの侵略から国を守るために戦う。


感想

泣きました。
最高の映画でした。
それこそ冒頭での話に戻りますが、現実世界でのチャドウィック・ボーズマンの死を、映画の中ではティ・チャラの死としてしっかり描いていました。
現実と映画がリンクする内容ではありましたが、それが個人的には良いように作用していたと感じました。
全編を通して悲しみに包まれてはいましたが、ようやくチャドウィック・ボーズマンの死を現実として受け止めることができたような気もしました。

新旧様々なキャラクターの魅力も溢れていまいた。
これまでは脇役のようなポジションだった、ティ・チャラの妹シュリは主役として素晴らしい成長を遂げていました。
亡き兄のように振る舞う場面にはグッときましたし、ワカンダを背負う重役を見事に成し遂げていました。

さらに予告でも度々登場していたリリ・ウィリアムズもアイアンハートとしての鮮烈なデビューを果たしました。
コミックではアイアンマンを継ぐキャラクターとして登場していましたが、久々にスクリーン上でアイアンマンのようなキャラクターが観れて感動しましたね。
今後はドラマも制作されるので非常に楽しみです。

さらに今回のヴィランとして登場したタロカンの王ネイモア。
コミックではアトランティスの王でしたが、DCのアクアマンに配慮して国名が変更となっていたようです。
彼もまた魅力がありましたね。
前作『ブラックパンサー』ヴィランのキルモンガーも素晴らしかったですが、今作のネイモアもまた素晴らしかったです。
これは確かにネイモアのスピンオフが観たくなりますね。

前作同様に衣装も音楽も素晴らしいものでした。
音楽に関しては、サントラとしてインスパイアアルバムが配信されています。
これも公開前から聴いていましたが良かったですね。

今作のテーマとして「喪失」が丁寧に描かれています。
2時間40分という長時間の映画であるため、物語は終盤になるまで大きく動きません。
ゆっくりに感じる人もいるだろうけれど、僕としては丁寧に感じました。
物語自体は本当にエモーショナルで感動的です。
ただ続編として非常に素晴らしいものでありました。
個人的に「フェーズ4」の作品の中では『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に次いで面白かったです。
本当に素晴らしい映画を観ることができました。



こんな感じで、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を観てきた感想をネタバレなしでまとめました。
久々の映画館での映画鑑賞でしたが、やっぱり素晴らしいものでした。
今回は2ヶ月ぶりだったのですが、ちゃんと映画館に行かなきゃですね。
年内の休日は暇を作って行くようにします。

ますます拡がり続けるMCUの世界ですが、『ブラック・ウィドウ』から始まった「フェーズ4」は今作と再来週配信の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル』で終了となります。
フェーズ4は『エンドゲーム』後、様々な新しいことにチャレンジしたフェーズであったように感じました。
来年2月に公開の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』から新た「フェーズ5」が始まりますが、この作品は次の『アベンジャーズ』に繋がる重大な作品。
非常に楽しみです。

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のパンフレットも無事買えました

それでは、また。

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