『いつわりの日々』
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
今回は1979年に発売された浜田省吾4枚目のアルバム『MIND SCREEN』より、『いつわりの日々』について。
いつわりの日々
『いつわりの日々』はアルバム『MIND SCREEN』の5曲目。
1983年に発売されたセルフカバーアルバム『Sand Castle』でもリメイクされました。
『MIND SCREEN』を制作していた当時、浜田省吾は「曲は書けるが詞が全く書けない失語症のような状態」でした。
結局、締切が迫ってきても歌詞を書き上げることができず、全10曲中6曲を当時売り出し中だった女性作詞家が担当しています。
そのため、大々的に触れられることのないアルバムとなっており、ライブコンサートでも演奏されることもほとんどありません。
ライブで歌わないことについて、浜田省吾はこう語っていました。
こんな思いから、『MIND SCREEN』は浜田省吾自身が歌詞を作ることの大切さを認識したアルバムとなりました。
ただし、作詞を担当していない曲についても、メロディに関しては自身でも認める出来映えとなっているそうです。
『MIND SCREEN』の中で浜田省吾が作詞を担当した楽曲は4曲あり、いずれもファンの間で根強い人気を誇る楽曲となっています。
以前紹介した『Good Night Angel』とかもそうですね。
『いつわりの日々』も浜田省吾の作詞によるものでしたが、僕がこの曲を認識したのは2018年のファンクラブコンサートでした。
歌詞を読めば分かる通り、結婚した男女の別れの歌となっていますが、非常に思い歌詞の曲となっています。
母の「絶望的に暗い歌だね」という評を忘れることができません。
その後2022年の武道館コンサートでも聴けることができましたが、相変わらず重い曲であるという印象でしたね。
まとめ
こんな感じで、浜田省吾の『いつわりの日々』の紹介でした。
このアルバムを制作した当時、詩を書けなくて困り果てていた浜田省吾ですが、そんな中でも自身で作詞した曲は今でもライブで歌う楽曲となっています。
『いつわりの日々』もそんな曲となっており、浜田省吾らしさのある歌詞が本当に印象的です。
とにかく重い歌詞ではありますが、ただ重いだけではない深みがあるのがまたいいんですよね。
それでは、また。