シングル『君の名を呼ぶ』
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
今回は2001年に発売された、浜田省吾33枚目のシングル『君の名を呼ぶ』について。
君の名を呼ぶ
『君の名を呼ぶ』は2001年8月1日に発売された浜田省吾33枚目のシングルです。
2001年8月22日発売15枚目のアルバム『SAVE OUR SHIP』からの先行シングルで、発売前にはタイアップの話も持ち上がっていたそうですが、その裏にある様々な利害関係に納得できなかったため、タイアップはせずに発売されました。
浜田省吾のシングルとしては唯一バッキングトラックが収録されています。
幼心にお気に入りのシングルではあったのですが、中のCDを無くしてしまい、後に同じものを購入したという思い出のあるシングルです。
君の名を呼ぶ
表題曲の『君の名を呼ぶ』は、メロディ自体は1997年に出来ていて浜田省吾自身も気に入っていたそうです。
ですが、なかなか納得のいく歌詞を書くことができず、メロディとの関係がまるで長いつきあいの友達のようになってしまい、「こんなに手こずらせるなら、もう縁を切る」と冗談のようなことまで思ったそうです。
それがようやく日の目を見た楽曲で、まさに「浜省節」とも言えるような切ないバラードとなっています。
3曲目にこの曲のバッキングトラックが収録されているのも、きっとこういった背景があるからですね。
歌詞のない曲を聴くと、改めてメロディの完成度の高さに驚きます。
非常に美しい楽曲となっています。
2003年のセルフカバーアルバム『初秋』でもリメイクされましたが、こちらはストリングスの音が強調された物悲しいアレンジとなっています。
2006年のベストアルバムにもこのバージョンが収録されましたが、個人的には原曲のアレンジが好きですね。
ギターの音が本当に素晴らしいですし、2022年のホールツアー『ON THE ROAD 2022』でも久々に聴くことができました。
演奏旅行
カップリング曲である『演奏旅行』は、1980年7月21日発売10枚目のシングル『明日なき世代』のB面に収録されていたものをリメイクした楽曲です。
浜田省吾を象徴するような「ライブツアー」をテーマに歌った曲で、かなりお気に入りの楽曲でした。
原曲では歌詞の一人称は「僕」でしたが、リメイクに際して「俺」に変わっていました。
間奏のバイオリンとギターが最高に好きですね。
『演奏旅行』は、1998年4月から始まった4年間に渡るコンサートツアー『ON THE ROAD 2001』のもう一つのテーマソングだと思っています。
表向きには『モノクロームの虹』が掲げられていましたが、『ON THE ROAD 2001』のツアー中も度々歌っていましたし、ライブDVDで印象的なロケバス内で演奏するミュージックビデオもこの当時のものでした。
聴くと元気になれる曲ですが、少し影も感じられるのがまた浜田省吾らしさのあっていいんですよね。
幼い頃から大好きな曲です。
まとめ
こんな感じで、浜田省吾のシングル『君の名を呼ぶ』の紹介でした。
一度中身のCDを無くしたので購入し直した思い出のシングルですが、結局のところ別のシングルに入っていたのを見つけたような気もします。
カップリングの『演奏旅行』がとにかく好きでよく聴いていましたし、当時はあまり印象に残っていなかった表題曲の『君の名を呼ぶ』も大人になったらその良さを分かるようになりました。
素敵なシングルで今でもお気に入りですね。
それでは、また。
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