『この新しい朝に』
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
今回は2021年にリリースされた、浜田省吾41枚目のシングル『この新しい朝に』について。
この曲は去年の3月13日に配信リリースされました。
新曲としてはアルバム『Journey of a Songwriter 〜旅するソングライター〜』以来となる6年ぶり。
ずっと待っていました。
歌詞から分かるように、人がいなくなった街、途切れた未来と、2020年以降の重く苦しい現在が描かれています。
この頃はただただ我慢するしか方法がなく、閉塞感に囚われながらの生活をしていましたね。
とにかく見通しの見えない絶望的な現実を前に、息を潜めるようにして暮らしていく。
そんな時代にリリースされましたが、この曲にはすごく元気をもらいました。
歌詞の中で特に好きなのはこの箇所です。
そう、僕ら人が弱いのではなくて「ただ少し疲れてるだけ」なのです。
優しい歌詞に涙が出そうになりました。
そしてこの先の未来はまだ見えないけど、青空が広がっている。
また前を向いて頑張ろう、と思えるような歌です。
この今日はデジタルシングルとしてリリースされましたが、後に6月23日にCDとしても発売されました。
配信版とは異なるミックスのこの曲に、デビューアルバム収録曲の『青春の絆』、デビューシングルのB面曲『壁に向かって』の2021年バージョンの3曲が収録された豪華なシングルでした。
というのも、昨年2021年は浜田省吾デビュー45周年の記念すべき年でした。
残念ながら昨今の状況を踏まえてコンサートはなくなってしまいましたが、代わりにこのシングルのリリースがあったのでした。
結局のところ、今現在の情勢もあまり好転はしていないように感じています。
相変わらず先の見えない未来は暗いままだし、今もなお閉塞感の中暮らしています。
それでもこの曲は僕に元気をくれるし、また前を向いて進もうという勇気を与えてくれます。
今回はそんな僕の心の支えになってくれる曲の紹介でした。
音楽の力ってすごいですよね。
それでは、また。
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