『4年目の秋』
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
今回は1979年に発売された浜田省吾5枚目のアルバム『君が人生の時…』より『4年目の秋』について。
4年目の秋
『4年目の秋』は歌詞とメロディが切ない楽曲です。
1997年の『初夏の頃 〜IN EARLY SUMMER〜』にてリメイクされましたが、このアルバムをよく聴いていた時から好きになった曲でした。
原曲ではアコースティックなアレンジですが、リメイクバージョンはバンドサウンドでより豪華になっています。
どちらのアレンジも好きですが、2018年のファンクラブコンサートでは原曲に近い、アコースティックなアレンジで歌っていましたね。
これはこれで最高でした。
この曲は一人暮らしをしている女性の心の寂しさをリアルに歌ったものです。
19歳の時に家を出て『4年目の秋』なので、時系列としては23歳の秋ということですね。
主人公は特に大きな不満がある訳ではないけれど、繰り返される毎日に満たされない何かを感じている。
そんな『4年目の秋』です。
また、この曲の素晴らしいところとして、女性の気持ちになって歌われていることではなく、彼女を遠くから見ている視点で彼女の生き方を歌ったところにあると思います。
浜田省吾の曲によくあるのですが、女性本人ではなくそれを見ている視点、というのが独特でいいんですよね。
僕の好きな『きっと明日』も同じような構成になっています。
まとめ
こんな感じで、浜田省吾の『4年目の秋』の紹介でした。
アコースティックでしんみりした曲ですが、改めて聴いても完成度の高い曲です。
歌詞とメロディは切ない雰囲気ですが、何度聴いてもいいですね。
浜田省吾といえばロックな社会派な歌のイメージもありますが、こうしたバラードの完成度の高さも魅力です。
それでは、また。