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『陽のあたる場所』
愛だけを見つめ 季節は過ぎてゆく
愛だけを見つめ 悲しみ深くなる
奪うだけ奪い何ひとつ君に与えられない僕
誰よりも許せずにいるのは僕さ
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
今回は1981年に発売された浜田省吾7枚目のアルバム『愛の世代の前に』より、『陽のあたる場所』について。
陽のあたる場所
寂しさに たやすく恋に落ちた
二人の夜を重ねることに
ためらうことなく
僕のもうひとつの愛の暮しに
ふれないように逢うたび二人
ふざけてばかりいた
愛だけを見つめ 季節は過ぎてゆく
愛だけを見つめ 悲しみ深くなる
奪うだけ奪い何ひとつ君に与えられない僕
誰よりも許せずにいるのは僕さ
もう二度逢うのはよそう
君の人生を引き裂く前に
愛だけを見つめ 季節は過ぎてゆく
愛だけを見つめ 悲しみ深くなる
もしも この愛に形があれば伝えられるのに
偽りのかけらも無かったことを
愛だけ 愛だけ見つめ…
『陽のあたる場所』はアルバム『愛の世代の前に』の5曲目で、このアルバムの先行シングルとして発売されました。
タイトルの『陽のあたる場所』は『A PLACE IN THE SUN』の訳ですね。
スティーヴィー・ワンダーの曲ですが、浜田省吾自身もカバーして歌っています。
この『陽のあたる場所』は同名のタイトルではありますが、テーマは不倫愛となっています。
あまり良いテーマとは言えませんが、曲としては素敵なバラードとなっています。
1983年のセルフカバーアルバム『Sand Castle』、2000年に発売されたベストアルバム『The History of Shogo Hamada "Since1975"』にも収録されています。
また、1982年に浜田省吾が初めて武道館でコンサートをした際にも歌われました。
その様子は初のライブアルバム『ON THE ROAD』に収録されています。
このライブバージョンでは間奏部分にMCが収録されており、当時のライブ会場の雰囲気を味わうことができます。
今聴くと少し気恥ずかしくもありますが、こうした演出を含めてライブっていいですね。
この1982年当時と全く同じセットリストで、昨年2022年に武道館でライブがありました。
僕も運良く参加することができましたし、後に配信でも観て、ライブBlu-rayも購入しました。
ここでも『陽のあたる場所』は歌いましたが、アルバム『ON THE ROAD』に収録されていたようなMCはありませんでした。
少し期待していたのですが、ちょっと残念でしたね。
まとめ
こんな感じで、浜田省吾の『陽のあたる場所』の紹介でした。
ベストアルバムに収録されるくらいの名曲ですが、改めて歌詞を読むと不倫の歌でしたね。
ライブでも何度か聴いたことがある曲ですし、それでもやっぱり名曲なのは間違いありません。
それでは、また。