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『晩夏の鐘』
A LATE SUMMER
過ぎた日々 セピア色の思い出
さざ波のように 繰り返す
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
今回は1986年に発売された浜田省吾10枚目のアルバム『J.BOY』より、『晩夏の鐘』について。
晩夏の鐘
夕日に浮かんでいるシルエット
白い帆の行方を見ている
ワインのやわらかな酔いに
潮風を肩に感じて
A LATE SUMMER
過ぎた日々 セピア色の思い出
さざ波のように 繰り返す
微笑み 寄り添って
浜辺を歩く老夫婦
黄昏の中 溶けてゆく
静かに鳴り響く 晩夏の鐘の音に
見送られて
鐘の音に導かれて
『晩夏の鐘』はアルバム『J.BOY』の7曲目。
サックスの音色が素敵なインスト曲となっています。
歌詞カードには「Dedicated to my parents.」と書かれています。
アルバム『J.BOY』は浜田省吾10枚目にして、ソロデビュー10年目の作品となっています。
さらにディスク2枚組の全18曲という大作となっています。
アルバム表題曲の『J.BOY』を始め、『もうひとつの土曜日』や『19のままさ』、3番まで歌詞のあるデビュー曲の『路地裏の少年』など名作揃いのアルバムとなっています。
そんなアルバム『J.BOY』は1999年にリマスタリングをはじめ、リミックスやリアレンジを施されたうえでリリースされました。
一部の曲はかなりアレンジが施されているため、聴き比べるのも中々に楽しいですね。
今現在、主に流通しているのはこちらの1999年のバージョンの『J.BOY』ですが、こちらのアルバムにはノンクレジットでシークレット・トラックとして、DISC 2の最後に歌入りの『晩夏の鐘』が収録されています。
この歌詞入りの『晩夏の鐘』が中々に素敵なのと、夏らしい曲を紹介したくなったので今回紹介する形となりました。
この歌詞付きの『晩夏の鐘』はアルバム最後の曲『滑走路 - 夕景 (Instrumental)』として収録されています。
この曲も素敵なインスト曲なのですが、曲の途中でフェードアウトした後、1分ほどのブランクを挟んで『晩夏の鐘』が流れます。
『滑走路 - 夕景 (Instrumental)』にも聞き取れない感じの語りがありますが、通常の『J.BOY』にこれはついていませんでした。
実はこれ、今日初めて知りました。
しかも元の曲は『晩夏の鐘』の歌入りが流れない関係もあって4分くらいありましたね。
改めて知ることができました。
まとめ
こんな感じで、浜田省吾の『晩夏の鐘』の紹介でした。
インスト曲ですが、アルバムの最後に歌詞入りのバージョンも収録されています。
歌詞があるとまた印象が違いますね。
これで「夏」のつく浜田省吾の歌は一通り紹介したと思います。
まだまだ暑い日が続きますが、こんな時こそ夏の曲を聴いて歌の世界に浸りたいですね。
それでは、また。