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『行かないで』

ひるがえる髪と 涙こらえた横顔
明日になれば また笑顔で君
会えそうな気がした

浜田省吾『行かないで』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は1997年に発売された浜田省吾のセルフカバーアルバム『初夏の頃~IN EARLY SUMMER~』より、『行かないで』について。
初出は1977年の2枚目のアルバム『LOVE TRAIN』でした。


行かないで

明け方の舗道に膝を抱えて座り
失した君の面影たどって ノートに描く
四年の月日で二人が見つけたものは
別れの他に 答えを出せない 途切れた心

行かないで 行かないで
でも 君 忘れないで 僕達 出来るかぎり
もう一度 この手に
素直に生きてきたこと ああ いつまでも
行かないで 行かないで
別れは仕方ないけど この愛 信じ続けて
もう一度 この手に
さよなら愛した人よ

君のスーツ・ケースを抱えてホームで僕は
眩しい程の仕草の すべてを 心に刻んだ
ひるがえる髪と 涙こらえた横顔
明日になれば また笑顔で君
会えそうな気がした

行かないで 行かないで
でも 君 忘れないで 僕達 出来るかぎり
もう一度 この手に
素直に生きてきたこと ああ いつまでも
行かないで 行かないで
別れは仕方ないけど この愛 信じ続けて
もう一度 この手に
さよなら愛した人よ

浜田省吾『行かないで』

重く切ない別れの歌です。
冒頭でも触れたように、初出は2枚目のアルバムである『LOVE TRAIN』でした。
アルバム最後の曲として収録されていました。

70年代の曲ということで時代を感じさせるサウンドですが、後に1997年にセルフカバーアルバム『初夏の頃~IN EARLY SUMMER~』でリメイクされました。
このアレンジが絶妙に素晴らしくて、悲しい歌詞と共鳴するかのようなギターのサウンドが最高なんですよね。
非常に重い曲なのですが、好きな曲の1つでもあります。

ライブで聴いたのは2018年、70年代の楽曲のみを演奏したファンクラブコンサートでした。
第1部はギターのみの弾き語り、第2部はバンドと一緒に演奏するというものでしたが、第2部の後のアンコール1曲目が以前紹介した『Good Night Angel』で、2曲目がこの『行かないで』でした。

やっぱりライブでの生演奏は全然違いますね。
ギターもピアノの音もすごく繊細で、重い歌詞と切ない歌声に涙が溢れて止まりませんでした。
ボロボロに号泣したのを覚えています。
このライブ盤はBlu-rayもありますし、特典でCDも付いていました。
お陰でライブバージョンの『行かないで』を何度も聴くことができますが、やっぱり切ない気持ちになりますね。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾の『行かないで』の紹介でした。
『初夏の頃~IN EARLY SUMMER~』というアルバムが好きなのですが、最後の方にこの『行かないで』が収録されています。
このアルバムのリメイクバージョンが本当に好きで、ライブで聴けた時は感動しましたね。
すごく印象に残っています。

それでは、また。

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