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『there』
大好き
だけど、もう言えないのにね
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
2月も始まって5日目となりました。
今年の1月は例年より長く感じていましたが、振り返ってみるとやっぱりあっという間だったように思えます。
年明けの3ヶ月、いわゆる年度末は90日しかないため、忙しさも相まって気づいた時にはどんどん終わりに向かっていきます。
僕はこの春から仕事が変わるので、これまで11年間働いてきた今の仕事と別れなければなりません。
4年前の異動の時はセンチメンタルな気分でしたが、今回は全くそんなことを感じないのは不思議ですね。
かなり前向きな気持ちで別れを告げることができそうです。
さて、1月末から懐かしのゲームを再開した結果、懐かしの音楽をまたよく聴くようになりました。
高校生から大学生の頃までボーカロイドにハマっていたのですが、その延長で出会った音楽としてuinonaというグループがありました。
いわゆるインディーズに当たるグループで、アルバムもEP含めて3枚しかないのですが、大学生の終わり頃にハマってよく聴いていたんですよね。
当時から時間は経っていますが、改めて聴いてもやっぱりいいですね。
ということで、今回もuinonaの楽曲について。
アルバム『Cue』から1曲目の『there』を紹介します。
there
時が過ぎ
今もまだ変わらないよ
君のこと思うたびに寂しいよ
君がそばに居た日々は
いつだって嬉しくて
切なくて
今じゃもう夢のよう
寂しいなんて言わないで
笑顔の記憶いま抱いて
ここで君を想ってるよ
僕らはどうして
今なおこうして
離れ離れでいるのかな
二人で見た夜明けの光
今の僕の心の奥の
消せない場所を奪っているのに
いつの間にかこぼれ落ちる涙
いっそのこともう忘れられたらなって
この想いも
君の横顔 笑ったその顔
ふとした瞬間に見せる眼差し
優しく触れるその指の感覚や
高鳴る鼓動を覚えているのに
眩い午後の鮮やかな記憶
何もかもがまだ昨日のことのように
輝き続けるよ
会いたい気持ちは抑えきれないで溢れ出してく
大好き
大好き
大好き
だけど、もう言えないのにね
『there』はuinonaのアルバム『Cue』の1曲目。
透き通るような女性パートが印象的な楽曲で、打ち込み感のあるメロディがインディーっぽくて非常にいいんですよね。
『there』は特に歌詞が素敵でして、別れの歌として男女それぞれの視点から歌が作り上げられているのが中々に胸に刺さります。
正直なところ、かつて『there』の男性パートは不要に感じていたのですが、改めて聴く内に曲全体の流れとして非常にエモーショナルに仕上げていることを実感できましたね。
原曲としては、夢見るPとして2008年11月18日にアップロードされた初音ミクオリジナル曲で、キラキラした雰囲気と切ない歌詞が印象的な楽曲でした。
また、同年11月23日には鏡音レンのパートを追加し4つ打ちアレンジとなったリミックスバージョンもアップロードされています。
uinonaの『there』はこちらがベースになっていますね。
そして第3の『there』として、「SofTalk」、いわゆるゆっくりボイスで歌わせたものもありました。
こちらはメロディはリミックス版が元となっていますが、男性パートのない原曲バージョンです。
ゆっくりボイスなんてふざけたイメージしかないのですが、原曲同様にしっかりと歌わせているのが驚きでしたね。
まとめ
こんな感じで、uinonaの『there』の紹介でした。
キラキラした雰囲気と真逆の切ない歌詞が印象的な楽曲で、この楽曲も元はボーカロイドの曲でした。
uinona名義の『there』は作曲者本人が歌っている形になりますが、ボカロオリジナル曲を人間が歌うという、こういったアレンジは大好きなのです。
それでは、また。