『詩人の鐘』
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
今回は1990年に発売された浜田省吾12枚目のアルバム『誰がために鐘は鳴る』より、『詩人の鐘』について。
詩人の鐘
『誰がために鐘は鳴る』に収録されている『詩人の鐘』はこれぞ浜田省吾、な社会派のロックです。
バブル景気に浮かれる日本を冷静に捉えた楽曲で、ある意味ではアルバム表題曲とも言えそうです。
社会に対する警告の鐘の歌です。
1998年にはサイケデリックなアレンジでリメイクされました。
歌詞も一部変更になっており、「1999」の前の「やがて」が無くなりました。
1999年を目前に、やがて来る世紀末が現実のものとなっていることを示しているかのようです。
さらに2010年に発売されたベストアルバム第3弾には、このリメイクされたバージョンをリミックスしたものが収録されています。
こちらはロックアレンジとなっており、サビの部分で鐘の音のように聴こえるギターが印象的です。
2011年のライブバージョンではこの鐘の音が強調されていましたね。
歌詞がかなり尖った楽曲ですが、1990年当時にこれを歌っていたのが不思議でありません。
まるで今のことを歌っているかのような内容で、これを真正面から聴いた2000年頃の当時でさえ衝撃を受けました。
この気持ちは何度聴いても変わりません。
常に今現在のことを謳っているように感じますね。
メロディとしてはアレンジ版が好きです。
インパクトのある曲ではありますが、ものすごくロックなところがいいですね。
まさに浜田省吾の楽曲と言った感じで突き刺さります。
まとめ
こんな感じで、浜田省吾の『詩人の鐘』の紹介でした。
連日『誰がために鐘は鳴る』の楽曲を紹介してきましたが、ここで語りたい曲は一通り触れることができました。
でもまだまだ好きな曲もたくさんあるので、地道に紹介していけたらと思っています。
それでは、また。