僕がかつて仕事で踊った楽曲たち
色々とやらせてもらいましたね。
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
僕は現在社会人11年目。
大学2年生の終わり頃、中学時代のバスケ部の後輩から声を誘われてアルバイトを始めたのですが、それが地元の小学校内にある学童での仕事でした。
大学卒業に際して進路を決めなければならなかったのですが、社会に出ることに対して何もないまま、アルバイトの延長として学童での仕事を続けることにしました。
それから11年の月日が流れました。
学童での仕事は、毎日変化があって非常に充実したものでした。
家庭、学校に続く第3の居場所としての学童では、それぞれとは全く違う子どもの姿を見ることができましたし、その成長を実感できた時が本当に嬉しくて働いていて良かったと感じましたね。
かなりやり甲斐のある仕事ではあるのですが、雇用形態としては非常勤の契約職員という形です。
放課後での児童の育成がメインとなるため毎日昼からの仕事となり、時間に余裕はあるもののそれ以外はアレなところがありました。
そこで、社会人3年目の頃から常勤職員になるための試験を受けてきましたが、僕自身この仕事に対する姿勢が悪く、8年連続で落ち続けてきてしまいました。
社会人として10年働き、今年ダメなら別の道を考えようとも思っていたのですが、奇跡的に試験に合格することができました。
合格の通知をもらってから20日ほどですが、未だにちょっと信じられない気持ちもあります。
これまでずっとダメでしたから、こんなにも鬱々としていない秋はものすごく久しぶりです。
精神的にも非常に軽やかですし、来年からの生活が少し楽しみですらありますね。
そんな気持ちの中、この前は久々にノスタルジーを感じてしんみりしてしまいました。
ということで、今回はそんな中で思い出した懐かしの音楽について。
社会人になって6年間で踊った音楽を振り返ろうと思います。
年度末のイベントにて
社会人になって最初に配属になったのが、自宅からわずか2kmちょっとのところにある小学校の学童でした。
各小学校にある学童ごとに児童館が管轄しているのですが、まさかのアルバイトをしていたところと同じ管轄なのでした。
予想外に近くて驚きましたし、以前まで働いていた職員と顔合わせの際に会えたのも嬉しかったです。
同じ職場には同性の同期もいました。
学年も同じだったので仲良くなりましたし、当時は男性の職員が少なく、同じところに2人もいるのは珍しくもありました。
また、異動して同じ職場になった先輩がなかなかのやり手でして、仕事からプライベートから色々なことを教えて頂き本当にお世話になっていました。
その先輩主導のもと、学年末に子どもたちが得意なことを発表するイベントが行われたのです。
先輩によると、このイベントにはサプライズで職員からのダンスの出し物も行っていたそうですが、異動してきたばかりのお試しということで、1年目は僕と同期によるマジックを披露することになりました。
同期はちゃんとしたマジックを披露して、僕はろくに調べもせず、適当に思いついた鉛筆が手に張り付くマジックを行いましたね。
二人してスーツを着て披露したのですが、その際のBGM選びを任されたので、パーティ感のある曲として映画『アイアンマン3』の『Can You Dig It』を流しました。
社会人2年目になると、後輩の男性が1人と、異動により5歳くらい上の男性が配属されました。
当時は世にも珍しい20代の男性4人による学童が出来上がったのでした。
この年も昨年末と同じイベントを行うことになりましたが、職場は若手ばかりでしたし、グイグイ引っ張る系の先輩が優秀だったこともあって昨年のものをよりグレードアップさせる運びとなりました。
愛を叫べ - 嵐
この年に選ばれたのが、当時ゼクシィのCMに使われていた嵐の『愛を叫べ』でした。
テレビを全然見ないこともあって全く知らない曲でしたが、当時アルバイトとして働いていた大学生の女の子が嵐のファンということもあり、ダンスの練習動画をもらったりしながら練習に励みました。
子どもたちが下校する前や仕事終わり、休みなのに土曜日に職場に行ってダンスの練習をしたりしましたね。
僕は容量が悪くて全然振り付けが覚えられませんでしたし、練習では完璧に踊れても本番では必ずミスをするんですよね。
また、本番の日は嵐5人のお面をつけたのですが、僕は松本潤のお面をつけて踊りました。
本番ではなぜかアンコールも起きましたし、若手男性4人がスーツ姿で踊るのはまたシュールで面白かったです。
当時の動画がスマホに残っていますが、かなり恥ずかしいのでまた今度見ようかと思っていますね。
PERFECT HUMAN - RADIO FISH
社会人3年目、初めの頃は人手不足と忙しさに記憶を無くしましたが、夏前からかなり職員体勢が良くなりました。
相変わらず若手ばかりの珍しい職場ではあったのですが、この年のイベントで選ばれたのがRADIO FISHの『PERFECT HUMAN』でした。
かなりイケイケな曲ではありますが、僕がNAKATA役に選ばれたのには驚きましたね。
全く違うタイプのキャラクターですからね。
ただダンスの振り付けを覚えるのが苦手なこともありましたし、これなら大丈夫だろうと快諾したのを覚えています。
もちろん本番では振り付けを間違えましたが。
前年と違い、男女2人ずつのダンサーとボーカルのSHINGO役、そしてNAKATA役の僕という6人でのパフォーマンスとなりました。
ボーカルもマイクを入れてのパフォーマンスでしたし、所々の歌詞をアレンジして歌っていたのもまた素晴らしかったですね。
僕は基本的にサビまでずっと後ろを向いていましたが、4人のダンサーのクオリティもかなり高いものとなっていました。
2年目のステージにして最高のものとなりました。
ダンシング・ヒーロー - 荻野目洋子
社会人4年目、この年の初めに同期が退職したり、年末に後輩が退職したりと、職場環境が大きく変わることとなりました。
仕事に対する慣れもありましたが、少し迷走していたのもこの頃だったと思います。
年度末のイベントの演目も異色の「バブリーダンス」を踊ることになり、毎年出演している僕も踊ることとなりました。
女装をしてね。
恥ずかしくてものすごく嫌でしたし、全くもってやる気はなかったし、我ながら最悪な態度だったと思っています。
お陰で振り付けは適当だし、かなり残念なパフォーマンスとなってしまいました。
プロに徹することができなかった僕が全面的に悪いですし、一緒に踊った同僚には悪いことをしてしまって本当に申し訳ないです。
今となっては面白い経験として振り返ることができていますが、同時にちゃんとやり切らなかった悔しさもある年でした。
U.S.A. - DA PAMP
社会人5年目はある意味で集大成となる年でした。
相変わらず若手中心のいい雰囲気の職場でしたし、一度退職した後輩は戻ってきてくれたし、半分くらいベテランの域に足を突っ込んでいたこともあって色々とやらせてもらったのを覚えています。
この年のイベントではDA PAMPの『U.S.A.』を踊ることとなりました。
この時の写真も映像も手元に残っていないのがかなり残念なのですが、確か7人でのパフォーマンスとなりました。
かなり難易度の高いダンスを練習したのは楽しかったですし、結局踊れるようにはならなかったけど、個人的にはこれまでで最高の思い出となりました。
パプリカ - Foorin
社会人6年目のイベントが最後の年となりました。
というのも、このイベントを実施した2020年明けからコロナが流行り始めており、正直なところ年度末にイベントを実施できるか怪しいところがあったのです。
何とか行うことができたのですが、最後の年なだけあって様々な出し物に出演することとなりました。
ヒーローショーの怪人役として出たり、笑点の司会として出演したり、果てはTT兄弟をやったりもしましたね。
その芸の最後にFoorinの『パプリカ』を少し踊ったりしましたが、当時かなり流行っていたこともあって、子どもたちの大合唱の中少し踊りました。
シンデレラガール - King & Prince
もちろんメインのダンスも最後の最後にありました。
それがKing & Princeの『シンデレラガール』でした。
僅か4年前のダンスですが、正直なところあまり覚えていません。
あまり練習時間が取れずに振り付けも適当だったり、しっかりと踊れなかったことだけは記憶に残っていますが。
ですが、これが最後のダンスになるとは思っていませんでした。
7年間の思い出
ほとんどがあまり出来が良くなかったというのもあって、イベントに出演して踊った6曲のうち、個人的に良かったのは『PERFECT HUMAN』と『U.S.A.』でした。
この2曲はちゃんと踊れた気がしていますし、何より本当に楽しかったのです。
僕自身の照れや恥ずかしさを消すことができれば、こういった場に出るのも悪くないと思えましたね。
そんなイベントを企画していた職場には7年間いました。
その思い出を1つのプレイリストにまとめて、7年目のこれを聴きながら歩いて通勤していました。
聴くだけで懐かしい気持ちになりますし、異動直前の寂しい気持ちも思い出してしまいます。
この前なんてこれでメンタルをやられかけました。
我ながら弱すぎますが、あれ以降気持ちの持ちようを変えようとも考えています。
いつまでも引きずっていたら前に進めないですからね。
そんな思いを持ってここで踊った音楽を紹介していますが、上のプレイリストには踊った曲以外の音楽も入っています。
これらは以前の職場で思い出に残っている楽曲で、ボーナストラックとして入れていました。
最後にこれらを紹介しようと思います。
やってみよう - WANIMA
ボーナストラック1曲目はWANIMAの『やってみよう』。
auのCMで印象的な曲でしたが、社会人4年目に招かれたふれあい給食で子どもたちが合唱してくれたのが印象的でした。
その学年の歌みたいなところがあり、6年目に移動教室の補助員として宿泊行事に参加しましたが、そこでも歌っていましたね。
この学年にはかなり思い入れもありますし、年度末のイベントでもこの学年の子たちが歌っていましたね。
まさに以前の職場を象徴する楽曲なのでこのプレイリストに入れています。
パプリカ - 米津玄師
正直なところ、Foorinの『パプリカ』はあまり好きではなかったのですが、米津玄師がセルフカバーしたバージョンは素敵に感じていました。
同じ曲なのに雰囲気が全く違いますし、儚げな印象がかなり心に残っていました。
この曲も異動の直前に何度も聴いていましたね。
ドラえもん - 星野源
以前の職場では割とDVDを流す時間が多くありました。
テレビアニメ『ドラえもん』もよく流していましたし、その時にこの曲は流れてませんでしたが、何かをきっかけに改めて聴いたらものすごくいい曲だというのを感じましたね。
異動するちょっと前に星野源の音楽の良さを知ったのですが、その中で特に好きなのがこの『ドラえもん』でした。
恋 - 星野源
2016年のテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』はかなり流行りました。
職場でもこの話題はありましたし、主題歌の『恋』も世間でよく聴く楽曲でした。
ですが、僕がハマったのは2020年になってから。
ドラマの再放送を見てハマり、原作漫画を全巻購入して読んでしまったくらいにハマったのです。
もちろん『恋』もものすごくいい曲で素敵ですし、このダンスも当時のイベントで踊れたら良かったですね。
むしろ最後の年はイベントは実施できず、事前に収録した映像を流すことになったのですが、サプライズでこれを踊りたかったくらいです。
今でも大好きな曲ですし、かつての職場で最後の最後にハマった曲として、プレイリスト最後の曲として入れています。
まとめ
こんな感じで、僕がかつて所属していた職場のイベントで踊った曲の紹介でした。
どの曲も思い出に残っていますし、踊った時の映像もスマホに残っていたりします。
未だに恥ずかしくて見返すことはできないけど、大切な思い出として心の中にも残していますね。
後半で紹介したプレイリストも思い入れのある音楽たちが入っていますし、これを聴くと懐かしい気持ちでいっぱいになります。
先日以前の職場に訪れたことで色々と思い出してしまいましたが、これらの楽曲を聴いて昇華できそうな気もしています。
さて、僕は今年度限りで今の職場を離れることが決まっていますが、年度末には最後の最後として発表会のイベントを企画しています。
この11年間の集大成として、サプライズのダンスは企画しませんがやり切ろうと考えているので、今回の振り返りはいいきっかけとなりました。
それでは、また。