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イーロン・マスクが嫌いなNPRのCEOとその理由

イーロン・マスク氏がNPRとそのCEO、キャサリン・マハー氏を批判している件について、メディア界の注目が集まっている。マスク氏は、マハー氏がアメリカ合衆国憲法修正第1条に対して否定的な見解を持っていると指摘し、彼女が言論の自由に関して持つ立場に疑問を投げかけてた。

イーロンマスクの怒り

特に、マスク氏はマハー氏が「ディスインフォメーション(偽情報)との戦いにおいて、第一修正条項が最大の障害である」と述べたことに反応し、これが情報の検閲を困難にしているとの見解を示している。

マスク氏はマハー氏の思考プロセスを風刺し、「彼女の頭の中で動いているソフトウェアはGrokアンチだ」とXで投稿し、真実とユーモアを嫌う姿勢を批判して言論の自由やメディアのあり方について訴えている。

マスク氏の批判は、NPRが政治的なバイアスを持っているとの指摘に火をつけ、ジャーナリズムの公正性についての議論を呼び起こしている。この議論は、言論の自由とそれに伴う責任の所在について、Xでさまざまな意見が飛び交っている。マスク氏の発言は、メディアとテクノロジーの未来についての重要な対話を促進する一歩となるに違いない。

イーロン・マスクは現在(2024年4月18日)自身のXトップにキャサリン・マハー(NPR)を批判する投稿を固定している。とにかくこの女性が嫌いの様だ。

NPRとは

NPR(National Public Radio)は、アメリカ合衆国の非営利メディア組織であり、公共放送の番組を作成・配布する役割を担っています。1971年に設立されたNPRは、約1000局以上の公共ラジオ局への全国的なシンジケーターとして機能しており、その番組はアメリカ国内だけでなく、オンデマンド、モバイルネットワーク、ポッドキャストを通じて世界中で聴取可能です。

NPRの特徴は、政府や企業から独立しており、コンテンツの完全なコントロールを持っている点です。その資金は、会員局からの会費や料金、企業スポンサーからのアンダーライティング、公的資金であるCorporation for Public Broadcastingからの年間助成金によって支えられています。ほとんどの会員局は非営利団体によって所有されており、公立学校区、大学などが含まれます。

NPRはニュースと文化プログラムの両方を制作・配信しており、フラッグシップ番組には「Morning Edition」と「All Things Considered」という二つのドライブタイムニュース放送があります。これらは最も人気のあるラジオプログラムの一部であり、多くのNPR会員局で放送されています。

言論の自由の観点から見ると、NPRは多様な意見や視点を提供することで知られています。その報道は、しばしば社会的・政治的な問題に対する深い洞察を提供し、公共の利益に奉仕することを目指しています。しかし、その報道スタンスは時に議論を呼ぶこともあり、特に政治的なバイアスを持っているとの批判も受けています。NPRの編集者が組織のリベラルな世界観を批判したことで停職処分を受けた事件など、言論の自由に関する内部の緊張も表面化しています。

メディアとして、NPRの存在はメディアの多様性と言論の自由を守る上で重要な役割を果たしているとも言えるでしょう。その一方で、公共放送としての役割と政治的中立性をどのように保つかは、常にNPRにとっての課題であり続けます。このような背景を踏まえ、NPRの今後の動向は、メディアと民主主義の関係を考える上で注目すべきポイントです。

最後に一言

ふー、書くの疲れた。
こんなマニアックな記事読む人おらん😮‍💨

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