見出し画像

サトシ・ナカモトのウォレット? | 4億8千万円のビットコインウォレットが14年ぶりに動き出した

仮想通貨市場の黎明期に作られたビットコインウォレットが、長年の放置状態から突如復活した。そのウォレットには50ビットコイン(4億8千万円相当)が入っており、ビットコインの匿名の創始者であるサトシ・ナカモトと関連があると噂され、ビットコインが誕生した時期に作成されたものである。

初期のビットコインマイナー14年ぶりに復活

14年間ひとつの場所から動かされることのなかった300万ドル相当のビットコインが、突如として動きだしたことで、仮想通貨界を驚かせた。総額50BTCのこの大金が、最初に2つのウォレットに分割された後、米国の主要な仮想通貨取引所であるCoinbaseに送金された。

ブロックチェーンデータによると、このウォレットは2010年4月、ビットコインのブロックチェーンが立ち上がった数か月後の時期に、ビットコインがわずか数ドルしか価値がなかった頃、ある仮想通貨マイナーが獲得した50BTCを含むものである。以来、これらのビットコインは14年間ずっと放置されていた。(参考)

長い眠りから突如して動きだしたことで、所有者の正体や今動かした理由について疑問が呼び起こされている。正確な理由は不明ながら、この出来事は仮想通貨コミュニティの間で、活発な憶測と好奇心を引き起こしている。所有者がウォレットを紛失していたか、これまで忘れていた可能性がある。

しかしながら、50BTCは現在の為替レートで300万ドル以上の価値があり、所有者の忍耐が報われたことになる。

この一件は、ビットコインの初期の採用者たちが、著しい価格変動にもかかわらず、長期的な視点に立ち、ビットコインの価値と可能性を信じて堅実に資産を保有し続けてきた様子を物語っている。彼らの忍耐が最終的に報われた良い例でもある。

いいなと思ったら応援しよう!