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技士生活を振り返って②

まさかの

Twitterに長文お気持ちツイートするのもお目汚しになると思って誰も見ないnoteに自分用のお気持ち表明を書いたが、ありがたいことに見てくれる人がいた。後輩の参考にと思いまた備忘録として記す。

新人からの卒業

一年目は全く仕事ができず穿刺も下手糞で、異動後に優しい看護部の上長が「今日は見学にしよっか」と言って一日中血管を説明しながら後ろで穿刺を拝見したこともあった。涙が出た。
しかし毎日平均10人×2本も刺しているとどんな下手糞でもある程度刺せるようになってくる。
異動後の施設はどんなに些細な報告や相談でも嫌がらずに聞いてくれたことから、トライ・アンド・エラーでどんどん仕事を覚えていった。

資格の習得

異動後はとても良い環境だったが、また異動していつハラスメント祭りの環境になるか解らない。いつでも転職出来るようにと、資格の勉強を始めた。
最終的には
・透析技能検定2級(経験1年以上)
・透析技術認定士(経験2年以上)
・認定血液浄化臨床工学技士(学会費2年納入後)
・第二種電気工事士(趣味)
の資格を習得した。医療系は勤務経験が必要な資格が多く、透析技能検定2級はたった1年で挑戦可能なので、やる気のある人はまず目標にするのがオススメだ。問題もそこまで難しくなく、現場で疑問に感じたことをコツコツ調べている人ならスムーズに勉強も進むだろう。
病院勤務は経験無いので知らんが、クリニック出身の技士なんて腐るほどいるため、転職するなら他の技士との差別化が必要なのではと個人的に考える。

新人の指導

異動後の施設では毎年のように新人が入ってきた。
自分と同じような経験をしてほしくない思いから、施設の中で一番声をかけやすい先輩でいれるよう務めた。
「俺には同じこと10回聞いて良いよ」
「新人の失敗は全部指導者の自分の責任」
以上のような声かけや気持ちで働いた。
本人達の努力や資質が一番大きいが、今日まで脱落者ゼロでみな優秀な評価を貰ってることに陰ながら誇りを抱いている。(むしろ自分より優秀になっていった)
資格の勉強もしていたことから、用語や治療の意味もしっかりと説明出来るようになっていた。

昇格

他から目標とされるスーパー社員的なものに認定された。研修や社内試験は厳しく、研修レポートの量が尋常ではなかったが、お陰様で文章力が少しだけつき、新人レポートの回答に困らなくなった。あまり乗り気では無かったが何事もやってみるものだと感じた。

フキハラ上司

施設異動が多く、上司もコロコロ変わるが、ある日不機嫌になるとあからさまに態度に表す、しかし凄く仕事は出来るフキハラ(不機嫌ハラスメント)上司が現れた。
些細な事でも相談していた当時の自分がいつものように相談しようと思ったら、あからさまに嫌そうな顔をして自分で調べたらいい的な返答をされた。
その時点で3-4年目であった為、最悪相談しなくても、何とかなるのはなったが、あからさまに仕事の連携がしづらくなった。
一番割りを食ったのは新人で、上司に怯えながら仕事をしている姿はまさに1年目の自分を見ているようだった。


長くなったのでまた気が向いたらノシ


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