インターネットコミュ障の話

小学6年生のとき、「アミーゴ・アミーガ」というMMORPGをやっていた。

その中ではたくさんの人と交流をした。
ギルド所属のメンバー
廃ゲーマーの中学生
横浜在住の専業主婦

当時は何も考えずにフラットに人と交流ができていた。SNSやインターネットもまだ余り普及していない時代だ。
フレンド数の限界が確か99人で限界まで行った記憶がある。

あれから16年の月日が経過したが、インターネット上で知り合って一日以上交流を深めた人は覚えている限りではゼロ人だ。
何故なのか、自分なりに考えてみた。

隠れて過ごす時代

中学生あたりの頃はまだオタクコンテンツなどは気持ち悪いものとして、学校ではいじめの対象などになったりしていた。自分の好きなものはひっそりと楽しむ、そんな思考が学生時代から根強く残っている可能性がある。
現代は多様性の時代で、スクールカーストの上位の人間ですらアニメやゲームを伸び伸びと楽しんでいる。自分の好きなもので友人をたくさん作っている。
好きなものを当たり前に表現してきたか否かは多少影響がありそうだ。


完璧主義者

ゲームなどでランク制が採用されているゲームが昨今多い印象がある。
ランク上位に入る為にはそれなりに知見を積む必要がある。自分は下から数えたほうが早いランクの事が多い。
下手糞であると迷惑ではないかと尻込みしてしまう。 
実力の上を見たらキリがないと分かっていても考えてしまう。
また飽き性であるため、そのゲームでフレンドになってもすぐに別のゲームに移ってしまう可能性を考えると声をかけるのが申し訳なくなってしまう。

個人情報漏洩

SNSのアカウントから個人情報がバレてしまうケースがよくある。特定スレなどによく入り浸っていたこともあり、特定の怖さを必要以上に感じているのかもしれない。
画像1枚からでも住所を特定できることがある。
何か発言したり投稿するときは、ここまでは多分漏洩するだろう、、と思って投稿している。そんなマイナス感情が強く出ているため、交流なんてできたものではない。

失敗を恐れている

価値観は人それぞれのため合う合わないは誰しも発生する問題だ。
もし自分からアクションを起こして合わない人だったら、、といつからか失敗を極端に恐れるようになっている。
そんなこと考えても始まらないとは分かっていても最初の一歩が重い。


以上の事柄が要因としてありそうだ。
特にアニメ・ゲームなどはにわか知識、下手糞なこともあり、ネット上で活動している人はその手の知識に詳しいことが多い。その尻込みが一番大きい気がする。何か解決するための案をそのうち考えたい。
年食ってから趣味で孤独な生活を送るのがとても怖い





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