有馬記念(当時)歴代最多得票馬(1位)の成績
◆有馬記念 歴代最多得票馬(当時)の成績
2024年有馬記念は出走表明しているドウデュース(牡5)が歴代最多得票で人気投票1位に選ばれました。
アクシデントがなければ引退レースとして出走を予定しています。
強すぎる内容なら、一転、現役続行可能性も0%ではないかもしれませんが。
これまで歴代最多得票を記録した馬が出走した場合の成績を調べてみました。
調べてみると意外と第一次競馬ブームの立役者ハイセイコーの時代(1973-1974年1位)はそこまで得票数が多くなかったり、TTG(テンポイント、トウショウボーイ、グリーングラス)の時代(1976-1979年)もスターホースが多すぎて票が分散したこともあるかもしれませんが歴代最多得票にはなっていません。
1989年には第二次競馬ブームの主役オグリキャップ(1989-1990年1位)が歴代最多得票を更新しましたが、その後メジロマックイーン(1991年1位)、スペシャルウィーク(1999年1位)だったり、ディープインパクト(2005-2006年1位)、ウオッカ(2007-2009年1位)、ブエナビスタ(2010-2011年1位)、オルフェーヴル(2012-2013年1位)、キタサンブラック(2016-2017年1位)などの時代も長年歴代最多得票は更新できておらず、インターネット投票が盛り上がってきた影響か2020年にクロノジェネシスが久々に歴代最多得票を更新。
するとエフフォーリア、タイトルホルダーが3年連続歴代最多得票更新を記録しました。
昨年1位のイクイノックスもかなり得票数は多かったものの出走せずに引退したこともあってか4年連続歴代最多得票更新はならず、今年のドウデュースが2年ぶりに歴代最多得票更新となりました。
ドウデュースは2歳から活躍してる馬ではありますが5歳の今、再び充実期を迎えて秋古馬三冠を目指して満を持しての出走であり、大きな期待を集めてのファン投票1位選出で、前年度覇者ということで連覇もかかっています。
歴代最多得票を得た出走馬の成績は勝率36%と、1番人気平均勝率3割とあまり差のない数字。連対率複勝率64%はさすがの数字ですが、このデータから考える限りでは勝ち確とまではいえないかもしれません。