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Nikon Z6Ⅲを購入した話


自己紹介と機材等について

僕は社寺仏閣の調査などでカメラを使い始め、写真撮影に興味を持つようになりました。
最初に使用したのはα7Sで、軽さと使いやすさが魅力でした。しかし、ピント合わせの時にファインダーがみにくい点が課題でした。
そこで価格が落ち着いてきたZ6を購入。Z6はファインダーがみやすく、使いやすさが格段に向上しました。ただし、動き回る子供を撮影するときにはピンボケが多く、オートフォーカスを使いこなすことが課題でした。

購入動機

購入してから1年ほどが経ち、Z6Ⅲが発売されたことは知っていましたが、発表当時は価格が想定以上に高く、当初は検討すらしていませんでした。
Z6もα7Sもピントが甘いことはありますが、連写をすれば数枚はいいものもみつかりますし、F値を調整すれば何とか合わせることはできます。
しかし、たまたま店頭で試したところ、暗いベビーカーの中で寝ている子供の瞳にフォーカスがピタリと合ったのには驚きました。
店頭で購入を検討していた他のカメラでも同じ条件でうまくいかなかったため、購入を決意。遠くに住む両親に綺麗な写真をみせられることも大きな動機となりました。

Z6との比較

左 Z6 右 Z6Ⅲ

Z6Ⅲは初代Z6と比べてサイズと重さが増していますが、手にした時に感じる大きな違いといえば、グリップが持ちやすくなっているところです。
その結果、それぞれのレンズキットで使用している際にも、初代機よりも重くなっているはずにも関わらず、重さの違いをほとんど気にせずに使う事ができています。
※Z6 + Z 24-70mm f/4 S = 700g + 500g = 1,200 g 
※Z6Ⅲ Z 24-120mm f/4 S = 776g + 630g = 1,406 g

左 Z6Ⅲ 右 Z6

設定面についてもZ6Ⅲでは大幅に改善されています。特にカスタムボタンの設定の自由度が非常に高くなっています。
オートフォーカスの操作性も自分の使い勝手によって調整ができるので、ボタンによって建築撮影用と子供撮影用を切り替える事ができます。
これが本当に非常に使い勝手がよく、Z6で同様にできないのか、と設定を見直しましたが、ダメでした。

ニコンの上位機種と比べて

では、ニコンの上位機種と比べてどうなのでしょうか。
フラグシップ機は本当に素晴らしい性能です。
僕自身が使うには、価格的にも大きさ的にもきついので速攻断念しましたが。
バックパックにオムツや飲み物、着替え類を入れると割と余裕がありません。
肩から吊るせば何とでもなるんですが、緊急時にはカバンに入れられる余裕がある方が何かと便利なのです。
フラグシップって本当に大きいですね。性能は段違いだとは思っていますが。

感想

Z6Ⅲは確かに高価です。購入後にキャッシュバックの対応機種になって、何度見直したことか。4万はデカいですよ、ニコンさん。
では、購入を後悔しているかと問われれば、後悔はしていません。
普段の子供達の動きに対応は十分できますし、持ち出して旅行へ行った時には本当に頼りになりました。
ピントはボタンを押せば勝手に合うので、子供の動きに気をつけておけば良いので写真を撮る時には非常に楽しくなりました。
重さは重くなっているので、カバンに入れるとずっしりとする重さはあります。α7Sと比べるとレンズ次第では倍以上の重さになっています。
※α7S + FE 35mm F2.8 ZA = 489g + 120g = 609 g 
それでもファインダーを覗いて楽しいカメラだな、と毎回感じます。
そのように感じられるだけでも本当にこのカメラを手にして良かったと思います。

とはいえ、軽いのも正義なのでα7Sをいまだに手放せずにいるのですが。。。
※α7CⅡ(514g)より軽かったりします
それはまた別の話で。

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K Yuki
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