複業家と切り拓く海外事業!どう展開するのか具体的な事例を紹介
複業(副業)を行う人が増加する中で、企業にとっても複業家との協働が新たなビジネスチャンスを生む手段として注目されています。特に言語や現地情報が取りにくい海外事業の展開において、複業家の経験やネットワークを活用することは、プロジェクト成功の鍵となります。今回は企業がどう複業人材を活用し、成果を上げたのか調べてみました!
複業家と海外事業展開した事例
スタートアップ企業が複業家のネットワークを活用
アジア市場への進出を目指していた、ある日本のスタートアップ。しかし現地の市場に関する知識や人脈が不足していたため、事業展開に課題・不安を抱えていました。そこで現地経験を持つ複業家をプロジェクトメンバーとして採用。
採用した複業家は、過去にアジア市場でのマーケティング業務を経験し、豊富なネットワークを有していました。複業家のネットワークを通じて現地の有力パートナーを迅速に発掘し、スムーズに現地法人を設立。
結果、競合よりも早く市場に参入し、初年度で売上目標を達成。
大手企業が複業家を通じて現地トレンドを把握
ある大手メーカーは新興国での消費者トレンドを深く理解するため、現地在住の複業家と業務委託契約を締結。
その複業家は、現地でSNSインフルエンサーとして活動していて、地域特有の購買行動や文化的背景に精通していました。
消費者ニーズを的確に分析し、現地市場に特化した製品を開発。結果として新製品の売上が前年比120%を記録したのです。
スキルを活かしたプロジェクト管理
中小企業が欧州市場への進出を試みた際、語学力と国際ビジネス経験を持つ複業家をプロジェクトリーダーに任命。その複業家は、日中で国際物流のスペシャリストとして活躍していた一方、副業で欧州市場向けコンサルティングを行っていました。まず言語バリアを解消し、複数国にまたがるプロジェクトを円滑に進行。そして目標よりも3か月早く事業開始に成功しました。
複業家と協働することのメリット
(1) 即戦力となるスキルや知識を提供
複業家は特定分野での実務経験を持つケースが多く、そのスキルをプロジェクトにすぐ活かすことができます。例えば、海外市場の文化や商慣習に精通している複業家は、現地のビジネス環境への迅速な適応を支援します。
(2) 新たな視点やアイディアの獲得
複業家は多様な業界や職種で経験を積んでおり、独自の視点や創造的なアイデアを提供します。これにより、企業は従来の発想に縛られない新しい戦略を立案できます。
(3) 現地ネットワークの活用
特に海外市場では、現地に精通した複業家のネットワークが大きな強みとなります。現地企業とのコネクションや消費者へのリーチを短期間で構築できます。
まとめ
複業家との協働は海外事業展開で強力な戦略となります。複業家が持つスキル、経験、ネットワークを活用することで、効率的、効果的な市場進出が可能です。特にスタートアップや中小企業にとっては、リソースを最適化しながらグローバル市場で競争力を高める絶好の手段といえるでしょう。
今後、複業家との協働を積極的に進める企業がグローバルな成功を収める例がさらに増えていくと期待されます。
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書き手:NANA
スペイン・バルセロナ拠点のフリーランス記者