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海外ノマドに最適な国ランキング トップ5
場所にとらわれず働く「ノマド」。世界には4,000万人の海外ノマドがいると言われ、自由なライフスタイルに引き込まれる人が増えています。その需要の高まりから、ビザやコワーキングスペースなどの環境を整える国や地域も多くなってきました。今回は生活コスト、ビザの条件、インターネット環境、生活の質などを総合的に評価し、ノマドにとって住みやすい国をランキング形式で独断と偏見で紹介します!
海外ノマドとは?
ノマド(ノマドワーカー)とは、オフィスなどの特定の場所に縛られず、リモートワークを通じて自由に働く人々のことを指します。この言葉は、遊牧民を意味する「ノマド」に由来しています。ノマドライフを選ぶ理由としては、旅をしながら働きたい、生活の自由度を高めたい、異文化を体験したいといった目的があります。インターネットとデジタルツールの普及により、ノマドとしての働き方が以前よりも実現しやすくなりました。
ノマドとして働く人々の多くが30代。また全体の34%は50,000ドル(日本円:750万)以上の収入があるともいわれています。
海外ノマドにおすすめしたい国ランキング!
1位 ポルトガル
温暖な気候と美しい海岸線が特徴的なリスボンやポルト。ノマドコミュニティが充実しているそうです。物価が西ヨーロッパの中で比較的安く、バカリャウ(タラ)料理が大変美味しいと人気です。コワーキングスペースやカフェが充実していて、英語が通じやすいのもポイント。
犯罪率が低く、近隣諸国とも平和な関係にあるポルトガルは、安全に暮らし、子育てができる国としても知られています。2024年の世界平和度指数で第7位にランクしています。
筆者は以前リスボンを訪れましたが、人は優しく、散歩が楽しくなるほど美しい街でした。
ビザについて
ポルトガルでは1年の滞在が可能な「デジタルノマドビザ」を提供しています。対象はリモートで働く外国人のフリーランサー、外国企業の従業員、自営業者、個人起業家が対象となります。月収が少なくとも3,480ユーロ(日本円:約55万円)であることを証明する必要があるそうです。またポルトガルで住宅物件を購入または賃貸する必要があるとか。
![電車、ポルトガル](https://assets.st-note.com/img/1736772533-AxQIHBY39mVC0UoGDTOi8My6.jpg?width=1200)
2位 タイ
バンコク、チェンマイ、プーケットなど、ノマド向けの都市が豊富。物価が非常に低く、ストリートフードが充実し、食事代も安く済むとか。単身であれば1ヶ月15万円弱だということです。高速インターネット環境が整っていることでも有名だそうです。
ビザについて
30日間の滞在が可能な観光ビザや、より長期間の滞在ができる特別ビザも。
特に注目されるのが「Destination Thailand Visa」。タイで仕事と旅行(「ワーケーション」)を希望する人向けであることからノマドビザと呼ぶ人もいます。ビザは5年有効。
ポートフォリオまたはフリーランスとして働く仕事の証拠(請求書、Fiverr、LinkedIn、個人のウェブサイトなどのプラットフォーム上のプロフィールのスクリーンショットなど)の提出が求められるということです。
3位 メキシコ
メキシコシティやプラヤ・デル・カルメンなどの都市が人気。物価が安く、食文化も豊か。リラックスした生活スタイルで、英語が話せる人も多いそうです。観光ビザでも最大180日間滞在可能です。
ビザについて
ノマドワーカー向けのビザは、一時的な居住ビザの一種だそうです。
収入全てがメキシコ国外で得られたものであることを条件に、申請者はメキシコに居住し、働くことができます。 180 日以上 4 年未満滞在することを希望するリモートワーカーが申請可能です。ただし現地企業で働くことはできません。収入に関する条件があり、過去 12 か月間に少なくとも 43,000 ドル (非課税) の最低銀行残高を維持していること。または過去 6 か月間で毎月最低 2,595 ドル (非課税) を稼いでいることなどの条件があります。
![踊り、男女、メキシコ](https://assets.st-note.com/img/1736772588-3LIu2VCdbvBo7nK1fSqtYZyj.jpg?width=1200)
4位 エストニア
小さな国土ながらも、タリンはノマドのメッカと呼ばれています。インターネット速度が世界トップクラス。シンプルで効率的な公共サービスが魅力的な国です。
世界初の「e-Residency」制度を提供し、会社設立が簡単。これはオンラインで会社を設立して運営し、税金を申告するものです。
ビザについて
最大1年間エストニアに一時滞在する権利が与えられます。エストニア国外にある会社と雇用契約を結んでいるか、海外で登録された自身の会社を通じて事業を行っているか、または主にエストニア国外の顧客のためにフリーランサーとして働いている人が対象です。月額4500ユーロの最低基準を満たしている証明が必要となります。申請はエストニア大使館で行うことができ、手続きは最大30日かかるということです。
5位 インドネシア
バリ島が特にノマドに人気となっています。海を望みながら低コストで快適な生活が楽しめるとか。豊富なコワーキングスペースで、自然と都市生活のバランスが良いのも魅力です。
ビザについて
最近導入された「デジタルノマドビザ」により、長期滞在が比較的簡単に叶えられるようになりました。
2024年4月に開始されたビザで、有効期間は1年ですが2年目の更新が可能です。インドネシア国外で設立された会社の従業員である人が対象。最低収入要件として年間6万ドルの収入を満たす給与明細書や、銀行取引明細書の提出が求められます。また銀行口座に残高2,000ドルがあることの証明も必要です。
![](https://assets.st-note.com/img/1736772626-MAKJcIpd5Tri3slUP8ngx146.jpg?width=1200)
まとめ
海外ノマドライフを楽しむには、自分に合った国を選ぶことが重要です。ここで紹介した国々は、それぞれ異なる魅力を持ち、ノマドライフを快適に過ごすためのインフラが整っています。あなたのライフスタイルや好みに合った国を選んで、新しい働き方を満喫しましょう!
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書き手:NANA
スペイン・バルセロナ拠点のフリーランス記者