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企業が海外進出する際、業務委託をすることのメリットとデメリット

企業が海外市場に進出する際、人材を業務委託することでスムーズに事業を進められるなどの利点があります。一方で注意点も。
最後には複業家と働くことについてまとめました。


海外進出時に業務委託をすることのメリット

1. 専門的なスキルの活用

新しい事業を進めるにあたり、高度な専門知識やスキルを持った人材を求めることはありませんか?自社内に必要なスキルが不足している場合でも、スムーズにプロジェクトを進めることができるのです​。クロスボーダーワークスには、新規事業コンサル、プロジェクトマネージャーなどさまざまな経歴のタレントが登録しています。すぐに即戦力として動ける人材とのマッチングをご期待いただけます。

2. コスト削減

またコスト削減も期待できます。
プロジェクト単位や期間限定で人材を確保できるため、必要な時に必要なスキルを活用できます。必ずしも正社員を雇う必要がなく、繁忙期や特定のスキルが不足している場合に適切な人材を柔軟に補充できます。
海外での事業の場合には日本から従業員を駐在させるよりも、現地にいる人材、または外国語が話せる人材を助っ人として迎えることで、製品やサービスの開発・提供、駐在コストなどを大幅に削減できます。

3. 業務の効率化

複数のプロジェクトを同時に進めることができるため、納期を短縮できる可能性が高まります。例えば業務委託した人が海外にいる場合には、時間帯の違いを活かして作業を進めることで、24時間体制で業務を進行することができます。これにより、迅速に市場ニーズに対応できる体制を整えることができます​。

時計、パソコン

4. リソースの最適化

特定の業務を外部に委託することで、自社のリソースを他の重要な業務に集中させることができます。これにより、全体的な業務効率が向上し、企業の競争力を高めることができます。また、外部に業務を委託することで、内部のリソースを効果的に活用できるようになります​。

海外進出時の業務委託でデメリットも

コミュニケーションの課題

会社の理念をしっかり理解しているか、共感しているのか、働いてきた経歴や業界の違いで働き方が異なることがあります。
この違いはプロジェクトが複雑になるにつれて、誤解や情報伝達ミスが生じるリスクを高めることになる場合もあります。

オフィス、会話、会議、office, meeting, desk

管理が大変

社外へ業務委託する際に、プロジェクト管理が難しくなる場合があります。進捗状況や成果物の品質を把握するためのシステム構築や、定期的なミーティングをすることが大切です。

情報漏洩のリスク

機密情報やノウハウを外部に委託することで、情報漏洩のリスクが高まります。データの管理場所やデータの重要度によってはアクセス権限を制限することも大切です。

海外進出で業務委託する利点の高い職業は?

海外進出時に業務委託が特に向いている職種には以下のようなものがあります。

IT関係

IT人材が不足している中、会社から遠い場所で働く人との連携でプロジェクトがさらに進みやすいでしょう。さらに海外にいるIT人材であれば複数言語話せる可能性もあります。

マーケティング

現地の市場に精通したマーケティング専門家を利用することで、効果的なプロモーション戦略を立案できます。海外の市場調査などのリサーチャーもいいかもしれません!!

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カスタマーサポート

顧客対応を現地の言語で行うことで、顧客満足度を向上させることができます。特に、24時間体制のサポートが求められる場合に有効です。

まとめ x 複業家と働くとは?

複業家は主たる職場以外で多様なスキルや知識を培っていることが多く、その専門性を企業が活用できる点が大きな魅力です。
デザインやマーケティング、データ分析など、特定の分野に特化した複業者は、プロジェクトの推進力となり得ます。
また異業種での経験を積んできた視点を持ち込んでくれることで、従来の社内メンバーだけでは気づきにくい新たな発想や解決策をもたらすケースも多々あります。

さらに特定のスキルが必要なタイミングで、柔軟に人材を確保できるため、繁忙期や社内のスキル不足を効率的に補える点でも有効です。

また組織としての柔軟性も高まります。迅速に対応が求められるプロジェクトや、トレンドの変化に応じたアジャイルな組織運営が可能になり、企業は市場のニーズに対して素早く応えられるようになります。特にデジタル化が進む現代では、迅速かつ効率的な対応が企業の競争力の一端を担っています。複業者は短期間での成果を求められるケースが多いため、結果としてプロジェクトのスピードアップにも寄与しやすいのです。

複業者との関係は、社員への良い刺激にもなります。企業内の社員にとっても、他業界の視点を持つ人と共に働くことは新鮮であり、スキルや知見の共有が頻繁に行われれば、自らの成長やモチベーションの向上にもつながります。さらに、企業内に多様な働き方のモデルが生まれることで、社員が自由にキャリアを築く姿勢を促進できる点でも、組織全体に良い影響を与えます。

新しい風を社内に取り入れることができるこのアプローチは、今後も企業の成長戦略において重要な位置を占めることでしょう。

越境をおもしろく、可能性をあたらしく。

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書き手:NANA
スペイン・バルセロナ拠点のフリーランス記者



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