世界のリモートワーク事情 オーストラリア&ニュージーランド編
オセアニアは、オーストラリアやニュージーランドなど自然豊かな国々がある地域として知られています。
またオーストラリアなどにはワーキングホリデービザなどを取得して渡航する日本人が大勢いることでも有名です。
今回は楽園・オーストラリアとニュージーランドについて調べてみました!
海外リモートワーク事情 オーストラリア編
ワーク&サーフで仕事も遊びも大満喫
オーストラリアでは、企業や政府機関がリモートワークの導入を加速させ、現在も多くの企業がハイブリッドモデルを採用しています。特にシドニーやメルボルンなどの大都市では、リモートワークを取り入れる企業が増え、働き方の柔軟性が高まっています。
オーストラリアのリモートワークは、働く場所を選ばないライフスタイルを楽しむ人々にとって魅力的です。例えば、ゴールドコーストやバイロンベイといったビーチリゾートでは、週末にサーフィンを楽しみながら平日はオンラインで仕事をする「ワーク&サーフ」スタイルを実践する人もいるらしいですよ!
リモートワーク廃止の動きも
ただ最近では大企業を中心にリモートワークを廃止する動きが増えているそうで、出張時を除き原則的に出社を義務付けるという企業もあります。
オーストラリアにある米企業・デル社でも、これまで週3に限定していた出社を今年9月30日から週5日に義務付けたそうです。
とはいえ、リモートワークの柔軟性の高い働き方を味わってしまったオーストラリア国民たち。約20%の労働者は「リモートワークを続けられるなら給与の16~33%を失ってもかまわない!」と考えているという統計も出ています。
今後、高給の仕事でも週5出社が義務付けられている場合には、給料が低くてもリモートワークのできる仕事の方が人気になる、なんてこともあるかもしれません!
気になるコワーキングスペース
Fishburners
シドニーにあるスタートアップ向けに特化したコワーキングスペース。テクノロジー系のスタートアップが多く集まるハブだそうで、活気あるコミュニティに参加できます。
River City Labs
ブリスベンの中心部に位置し、クリエイティブな雰囲気と最先端の設備が整ったスペース。テック系のリモートワーカーに人気があるんだそうですよ。
ニュージーランド リモートワークの楽園!?
オーストラリアに負けない人気を誇るNZ
ニュージーランド政府も「移住して働きたい外国人」を対象に、リモートワーカーに有利なビザ政策を打ち出しており、特にクリエイティブな業界のプロフェッショナルやITエンジニアにとって人気の場所となっています。
リモートワークがニュージーランドで普及しているもう一つの理由は、国民のワークライフバランスに対する意識が高いことです。首都ウェリントンや最大都市オークランドでは、企業が従業員の働きやすさを考慮し、柔軟な勤務体制を提供しています。また、ニュージーランドは自然環境が非常に豊かであり、リモートワーカーにとっては仕事とリフレッシュのバランスがとりやすい国です。
2023年には約20%の働き手が在宅勤務をしていて、コロナ前の2018年と比べると約60%増加した状況だとか。
クイーンズタウンやワナカという都市がリモートワークにおすすめのエリアだそうですよ!
ニュージーランドのコワーキング
BizDojo
オークランドにある、スタートアップやフリーランスが集まるコワーキングスペース。設備の充実度とコミュニティの強さが特徴で、ネットワーキングの場としても活用されています。
The Workshop
ウェリントンにある、デザインやテクノロジーの分野で活躍する人々が集まる場所です。リラックスした環境でありながら、仕事に集中できる設備が整っているため、多くのリモートワーカーが利用しています。
まとめ
働く環境の自由度が高く、自然との調和を求める人々にとって非常に魅力的なオーストラリアとニュージーランド。
都市の利便性と大自然の癒しを享受しながら働くことができるため、リモートワーカーにとって理想的な拠点となっています。
快適なコワーキングスペースや豊富なレジャー施設も整っており、まさに「ワークライフバランス」を実現するための完璧な環境です!!
越境をおもしろく、可能性をあたらしく。
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書き手:NANA
スペイン・バルセロナ拠点のフリーランス記者