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複業家としてどんな働き方をしている? WeGlobalメンバー 関口綾香編
複業家としての新しい働き方を応援するXborder Works
いくつかの仕事をこなす「複業家」。
Xborder Worksではそんな働き方を応援しています。
しかし実際に複業をする人によってその在り方は様々。
そこで、皆さんがどんな働き方をしているのか話を聞いた記事を公開しています。初回はXborder Worksの運営社「WeGlobal」CEOの周さんの働き方を紹介しました。
そして第2弾はWeGlobalのメンバー、関口綾香さん。
WeGlobalと1年半にわたって伴走している関口さんの働き方をご紹介します。関口さんはWeGlobalの運営メンバーでありながら、複数の仕事をこなす「複業家」としても活躍しています。
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複業5年目!3つの仕事をこなす1週間
Q いくつの会社と仕事をしていますか?
現在、3つの会社と仕事をしています。
1つ目がNPO団体との業務委託です。コミュニティマネージャーとして週5日、1日8時間働いています。留学支援の仕事で、以前留学をしていた自分の経験などを活かせる職場です。
2つ目がWeGlobalでの業務です。採用支援(RPO)、マーケティングコンテンツ制作、ホワイトペーパー作成、セミナー企画などを行っています。
3つ目は書道講師の仕事です。銀座にある日本の文化教室で訪日外国人向けの日本文化体験プランの一つとして書道を教えています。
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仕事の割合としてはNPOの仕事が7割、WeGlobalが2割、書道が1割といったところでしょうか。
平日はNPOの仕事を夕方まで行い、その後1〜2時間ほどWeGlobalの業務に取り組みます。書道のワークショップは主に週末に行っています。
Q 忙しさが重なって大変になる時期もありますか?
あります!
休みが月に数日しか取れなかったり、20日連続で働いたこともありましたね。複数の仕事の締切が同時期に設定されている時が結構大変です。仕事を入れるだけ入れてしまうとパンクするんだと学びました。
なので私はまず休みを決めたり、ミーティングを極力減らすようにしています。ミーティングは時間が固定されてしまうので、入れすぎると柔軟性がなくなってしまいます。でもコミュニケーションが減ってしまうのはよくないので、普段からメッセージやチャットでのやり取りをスムーズに行うよう心がけています。
予定管理は本当に心配になりますね。なのでカレンダーは2つ持っています!仕事用とプライベート用入れてないと不安になるんです。別々のスケジュール帳なのですが、両方にほぼ同じ内容が入っています。笑
Q 複業はいつ始めたのですか?
社会人3年目からです。かれこれ複業生活5年目になりました。きっかけは人材系スタートアップの事業立ち上げに携わりたいと思ったことでした。
当時正社員で勤めていた会社を辞めるつもりでしたが、当時の部長であり上司にあたる方が「会社に残ってやれることがあるんじゃないか」と、勤務時間を減らして業務委託契約に切り替えて働き続けるという特例措置を講じてくださったんです。それが最初の複業スタートでした。
元々働いていた会社での仕事はとても楽しくて、両方やりたいと思ったんですが、そんな無茶な要望は通らないと思っていたのでびっくりしましたね。とてもありがたかったです。
その後、オーストラリアへのワーキングホリデーを機にどちらとも退職しましたが、その経験が今につながっています。実はWeGlobalとの出会いもオーストラリアに行ったからなんです。
オーストラリアには1年間滞在していて、メルボルンにずっと滞在していたのですが、最後の数ヶ月間はゴールドコーストで過ごしました。ただ移動当時、閑散期で仕事が全くなく、焦っていたんです。そこでLinkedinで仕事を探したところ、ルイさん(周)からメッセージが来て、それから携わるようになりました。
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Q なぜ複業をしたいと思ったのでしょう?
きっと、一つは変化を求めていたからです。
”社内での変化”というよりは、違う組織に触れたい好奇心がありました。
また、正社員という縛られる形にあまり向いていないと思ったのもあります。学生時代から決められた時間、決められたことをするよりは、自分で調整できることに魅力を感じてきました。
好奇心を満たしながら柔軟に働ける
Q 収入面についても教えていただけますか?
まずお給料の考え方をお伝えしますね。私は固定給でもらえる仕事を柱に、時間給の仕事を組み合わせているようにしています。固定給があると「必ずこれはもらえる」という安定感があることで他の業務の調整もしやすいです。心理的に安心感を得られるという部分を含めて固定給のお仕事は必ず行っています。
ただそれでも複業のメリットとしては、やっただけ稼げる点ですね。徐々に自分のお給料、時給をある程度決められるようになります。「これぐらいの単価でやる」「やらない」と自分が働く金額を良くも悪くも決められます。
デメリットは正社員でいうところのボーナスがもらえないところですね。複業先の企業によってはボーナス、インセンティブがあるところもあるんでしょうけど。
そもそもスタートアップとの仕事では評価制度がない会社もあり、自分のアウトプットをいかにプレゼンをするかで変わってきます。アピールが不得意だといつまでも給料が上がらないなんてこともあるのかなぁ。
でもやっぱり複業って楽しいんですよね。異なる業務経験がリンクする瞬間があるんです。ある企業での経験が、別の企業で活かせるというのは、「自分に他社でも通用するスキルが身についているんだ」と知れる楽しみがありますね。
あとは幅広く、いろいろな対応ができるようになっていくのがいいですね。
私は違ったことをやってるのが楽しいタイプなので、好奇心が満たされるのが楽しい要因の一つかと思います。
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Q 最後に複業家の皆さんへメッセージをお願いします!
何かの専門的なスキルがあってできる複業もあるけれど、それよりもマインド面がしっかりしているからこそ複業は続けられるのだと思います。複数の企業と仕事をするようになったときに、全てのことに責任を持たないといけなくなります。その責任を問われることはある。そこに対して自分を律する力は必要になってくるのが前提です。
ただそういう複数の会社で実績を積めるのは、複数の会社から信頼を得られるということでもあります。キャリアの関連性、人とのネットワークの幅を広げていくことを同時並行するメリットはあるのかと思います。
複業は好奇心がある方、何かにチャレンジしてみたいという方には向いている働き方です!
Xborder Works
日本から海外、海外から日本へのクロスボーダー事業 (新規事業開発・スタートアップ) に特化した複業・業務委託マッチングサービスです。
越境をおもしろく、可能性をあたらしく。
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クロスボーダーな働き方に関心がある
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クロスボーダーな業務委託採用に関心がある
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聞き手:NANA
スペイン・バルセロナ拠点のフリーランス記者