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海外の複業最前線?! 米国・英国・東南アジアの複業事情を調査

複業(副業)をすることで、複数の収入源を持つことが一般的なキャリアパスになる昨今。
フリーランスなどが単発・短期で仕事を請け負う”ギグエコノミー”の市場も拡大していて、2031年には1兆8,641億6,000万ドルに成長すると予測されています。
すでに一般的なキャリアパスとして浸透している国もある海外の複業事情を調べてみました!


海外複業事情 アメリカ編

複業は当たり前…!

アメリカでは、「Side Hustle(サイドハッスル)」という言葉が浸透しており、本業とは別に収入源を持つことが非常に一般的です。
人気の複業分野としては

  • 電子書籍の販売

  • デザイナー

  • SNSコミュニティ成長

  • ライター・校閲など

  • ベビーシッター、ペットシッターなど

  • Uber、Lyft、DoorDashなどのライドシェア

アメリカでは、自己ブランディングを強調する文化があり、複業がキャリアアップや将来の起業へのステップとして認識されています。税務面では、複業者は通常「Self-Employed」として申告し、関連経費を控除できるそうですよ!

アメリカ

海外複業事情 東南アジア

急成長するデジタル複業市場

リモートワークが複業を後押しする東南アジア。
特にデジタルスキルを活用した複業が急増中のようですよ!

  • シンガポール:高学歴層がオンライン教育や投資アドバイザーとして複業を行う例が多い。アプリのテストを行い報酬を得ることも。

  • タイ:観光業の停滞を受け、eコマースやオンラインコンテンツ制作に参入する人が増加。

  • インドネシア:人口の多さと若年層の多さから、SNSマーケティングやオンラインフリーランス業務が盛況。

東南アジアでは労働者の 66% が、他国に拠点を置く企業でリモートで働きたいと思っているという報道もされていて、生活費の高騰などから副業をする人が増えているとか。平均週8時間を副業に費やしています。
オンラインで出来る商品販売やコンテンツ作成、執筆、編集の人気が比較的高いそうです。

海外複業事情 イギリス

複業人口の増加も、懸念。

生活費が高いイギリスでは、家庭への経済的な負担が大きいため、複業をする人の割合も増加しているそうです。
イギリスのある労働市場データによると、2024年4月から6月までに副業をする労働者の数が、去年の同時期より9%増加していたということです。
「雇用主にとっても、より多様で柔軟性があり、才能のある労働力を引き付けることができる」とこの動きを支持する声もあります。
一方で複業をする人の生産性や、機密保持データの悪用などの懸念もあり、今後対策がとられていくでしょう。

そんなイギリスで人気の副業は

  • フリーランスのマーケティング、ライティング、校正

  • 家事代行やペットシッター

  • ウェブデザインとコーディング

  • 夜間や週末にイベント向けケータリング

  • ナレーション

猫、犬

まとめ

世界各国で複業の形態は多様化しており、それぞれの国の文化や経済状況に大きく依存しています。アメリカの柔軟なキャリア志向、東南アジアのプラットフォーム活用。
またヨーロッパにはフリーランス支援の制度があったり、ジョージアでは税制面での優遇措置があるなど各国で様々な取り組みが行われています。

これから複業を始めようと考えている方は、自分のスキルやライフスタイルに合った国や環境を参考に、計画を立ててみてはいかがでしょうか?

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書き手:NANA
スペイン・バルセロナ拠点のフリーランス記者

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